どうしてもこの設定で、これまでの展開をしてきてしまった以上一定の抽象化を行う必要性が出てきてしまいます。それ故に細かく見れば疑問点が残る部分もあるものの、話として内容が通じるレベルでは一応の説明、というか辻褄合わせが行われています。当面としてはそれで十分で、歴史的な感覚も含め時間というものの概念を巧く構成していると思いました。残った疑問点を追求することが些末に思える結末を作り出したというのは見事だと思います。
今回はラストということで、これまでやや控え目にされてきた燐へのサディスティックな攻撃が激化しています。彼女を壊す為にあらゆる手段を講じられる訳で、前回の伏線が良く効いていて、燐が追い詰められる様にリアリズムが感じられました。そして、にも関わらずギリギリのところで踏みとどまる燐の精神力と、1話から連綿と続く前埜の伏線が最終的に結実するシナリオはなかなか魅せてくれました。これって、見えるとか見えないとか以上にエロティックな表現だと僕には思えます。
ミミに関しては、結局最後まで燐のアシスタントというポジションから外れることが出来ずに終わってしまったというのはちょっと残念。しかし、それは前埜という存在がある以上どうしても仕方がなかったことかもしれない。遠回しにはミミを美汐が助けたりとか、その立ち位置は表現されているし、非不死者である美汐が何故ここまでこられるのか、なんで殺されてしまわないのかという部分がずっと違和感としてあったんですが、作品の中にある種の運命論が含まれていますから、それはそれで前埜の役割としての美汐というポジションが確立されていたと見ることも出来ます。
運命論を持ち出すというのは、この手の作品については結構アンフェアな手法ではあるんですが、重要なのは、それに説得力を持たせることが出来るかという点です。作品全体を見た時に、ラストに燐が運命を語ることに違和感を感じさせなかった。それがこの作品の出来を表していると思います。このクラスのクオリティを持った作品が出てくるというのは、本当に喜ばしいです。
今回はラストということで、これまでやや控え目にされてきた燐へのサディスティックな攻撃が激化しています。彼女を壊す為にあらゆる手段を講じられる訳で、前回の伏線が良く効いていて、燐が追い詰められる様にリアリズムが感じられました。そして、にも関わらずギリギリのところで踏みとどまる燐の精神力と、1話から連綿と続く前埜の伏線が最終的に結実するシナリオはなかなか魅せてくれました。これって、見えるとか見えないとか以上にエロティックな表現だと僕には思えます。
ミミに関しては、結局最後まで燐のアシスタントというポジションから外れることが出来ずに終わってしまったというのはちょっと残念。しかし、それは前埜という存在がある以上どうしても仕方がなかったことかもしれない。遠回しにはミミを美汐が助けたりとか、その立ち位置は表現されているし、非不死者である美汐が何故ここまでこられるのか、なんで殺されてしまわないのかという部分がずっと違和感としてあったんですが、作品の中にある種の運命論が含まれていますから、それはそれで前埜の役割としての美汐というポジションが確立されていたと見ることも出来ます。
運命論を持ち出すというのは、この手の作品については結構アンフェアな手法ではあるんですが、重要なのは、それに説得力を持たせることが出来るかという点です。作品全体を見た時に、ラストに燐が運命を語ることに違和感を感じさせなかった。それがこの作品の出来を表していると思います。このクラスのクオリティを持った作品が出てくるというのは、本当に喜ばしいです。
落し処としては無難なところだと思います。かなり厳しい展開かなと思ったんですが、最善策で纏めたと思います。崩月流で全てが決着してしまうというのは、ちょっとなぁという気がしましたが、まぁギリギリって感じでしょうか。話の展開の重要なところは、そういうばとる的な意味での勝負では無いので些末な部分かもしれません。
紫の決心というのが、なかなか聞かせてくれます。あれだけ小さい子があの台詞を言えるというのは素晴らしい。人生経験というのは年数では計れないというのを良く表してくれています。自分の意志を明確に打ち出す。それを守るために戦う。それだけのことがはっきりと言える人間が、この社会に一体どの位居るんでしょうか。
とりあえず真九郎と一緒に家を出る。それから先のことは後で考える。まぁそれが真っ当な判断なんじゃないかという気がします。けれど、紫にそういう選択をさせなかったというところが、紅という作品の真骨頂でしょう。紫の決意がそうであったからこそ、話が綺麗に収まることが出来たと言えます。
当然のことですが、紫にその台詞を語らせる為には紫のキャラクターというものが、それに相応しいと表現できていないと、話が噛み合わない。けれど、彼女のその決意に違和感を感じないで済む程に紫というキャラクターが出来上がっているというのが、重要なポイントです。このラストエピソードにいたるまで入念にキャラを描き上げてきた成果だと言えるでしょう。
全体として良く構成されていた作品だったと思います。十分良作というに相応しいでしょう。
紫の決心というのが、なかなか聞かせてくれます。あれだけ小さい子があの台詞を言えるというのは素晴らしい。人生経験というのは年数では計れないというのを良く表してくれています。自分の意志を明確に打ち出す。それを守るために戦う。それだけのことがはっきりと言える人間が、この社会に一体どの位居るんでしょうか。
とりあえず真九郎と一緒に家を出る。それから先のことは後で考える。まぁそれが真っ当な判断なんじゃないかという気がします。けれど、紫にそういう選択をさせなかったというところが、紅という作品の真骨頂でしょう。紫の決意がそうであったからこそ、話が綺麗に収まることが出来たと言えます。
当然のことですが、紫にその台詞を語らせる為には紫のキャラクターというものが、それに相応しいと表現できていないと、話が噛み合わない。けれど、彼女のその決意に違和感を感じないで済む程に紫というキャラクターが出来上がっているというのが、重要なポイントです。このラストエピソードにいたるまで入念にキャラを描き上げてきた成果だと言えるでしょう。
全体として良く構成されていた作品だったと思います。十分良作というに相応しいでしょう。
今回は丸々冗長な話になっていました。前々回と前回の焼き直しでしかありません。2回もかけてあれだけ丁寧に描写したのだから、ここで繰り返す必要はあまりないでしょう。確かに強調する効果は認められると思いますが、佳境に入っているこのタイミングで、内容的に繰り返しになる話をもってくるのは、テンポを悪くしてしまいます。
せめて、戦いの中で、真九郎の変化が見いだせればまだ良かったと思うのですが、結局前回とそれ程大きく変わった様子もありませんでした。それは弥生さんにしても同様。紅香の過去がちょっと出てきたのは新しい情報ではありましたが、それもこのタイミングで出してきてもそれ程の効果が見込めるとは思いません。
最終的には、九宝院の親父が鍵になるんじゃないかという気がしないでもないのですが、それならそれで、もう少し明確な前振りがあっても良かったんじゃないかなと言う気がします。何にせよ、現時点の段階では、真九郎達が紫を奪還できるという見込みが全く立っていません。真九郎の奥の手も最後に一応出てきましたが、扱えるという状態ではなく、もう一皮むける必要性があります。今回でそれが出るかなと思っていたんですが、結局暴走状態で終わってしまいました。ラス前でこの展開はちょっと強引すぎるかなという気がします。
折角ここまで丁寧に作ってきた作品だけに、ラストまで綺麗に構成して欲しい。結末が納得のいく形に収まってくれないと、途中がどうであったとしても、作品としての評価は下がってしまうでしょう。そうならないことを祈りたいと思います。
せめて、戦いの中で、真九郎の変化が見いだせればまだ良かったと思うのですが、結局前回とそれ程大きく変わった様子もありませんでした。それは弥生さんにしても同様。紅香の過去がちょっと出てきたのは新しい情報ではありましたが、それもこのタイミングで出してきてもそれ程の効果が見込めるとは思いません。
最終的には、九宝院の親父が鍵になるんじゃないかという気がしないでもないのですが、それならそれで、もう少し明確な前振りがあっても良かったんじゃないかなと言う気がします。何にせよ、現時点の段階では、真九郎達が紫を奪還できるという見込みが全く立っていません。真九郎の奥の手も最後に一応出てきましたが、扱えるという状態ではなく、もう一皮むける必要性があります。今回でそれが出るかなと思っていたんですが、結局暴走状態で終わってしまいました。ラス前でこの展開はちょっと強引すぎるかなという気がします。
折角ここまで丁寧に作ってきた作品だけに、ラストまで綺麗に構成して欲しい。結末が納得のいく形に収まってくれないと、途中がどうであったとしても、作品としての評価は下がってしまうでしょう。そうならないことを祈りたいと思います。
良くできてる。本当に感心する位良くできてると思います。ここまで4話で設定をきちんと説明し、しかも下劣でない上品な手法で、これだけ複雑な内容を必要十分に伝えてきました。この必要十分というのが重要で、完全にではないけれど、不足が無い程度にってのが素晴らしい。しかも、それでキャラの方も十分に描き込んできている。
これをこの話数でやろうとすると、難しいんだけど、それは余計なキャラを一切出さないというやり方でしのいでいます。けれど、不老不死という設定である以上、キャラを変えないというのも難しいことなんだけど、ローラの使い方も、前埜一族の使い方も実に巧妙で感心します。
そういう意味では、ここまでの話は良い出来なんだけど、さすがに同じような展開が4回続いてしまったというのはありました。展開自体を大きく弄らないというのもポイントになっていて、そこを弄ってしまうと話を追いかける方が忙しくなってしまって、肝心の部分が相対的に沈む結果になる。それを避ける効果がありました。
で、とうとう4話で一通り描ききったということか。というか話数的に描ききらないとという部分でしっかり大きく舵を切ってきました。今度はこれまでを逆手に取って、いつもと違う展開で話が進むという演出手法で来ました。ここまでの話を見てきていれば、その違和感というのが大きいというのがよく判る。
しかも、明らかに異なる性質の燐が存在するというのは、これまで燐の主人公性が非常に高かっただけに効果覿面。さらには記憶喪失を絡めるというのも悪くない。次回に引っ張るために設定の肝心な部分は隠しながら前回との繋がりの部分を焦らすように出して来るという辺りも巧妙です。ミミの使い方も良かったですね。
ここまではほぼ完璧な構成で話が組み立てられています。構成やシナリオに時間をかけられたというのも大きかったんだとは思いますが、通常のテレビシリーズではなかなか見られない凝った物語が見ているものを引き付けます。
当初は、ユグドラシルとは何かという根幹の部分が気になっていたんですが、回が進むにつれて燐やミミがどうなるのかという部分に興味が移るようになってきました。見ている側にこう感じさせるのは素晴らしいです。それだけキャラに入れ込んでいる、キャラの心情が伝わってきてるということを意味します。
さて、最終回をどう収めるのか。ここまで来ると期待せずには居られませんね。
これをこの話数でやろうとすると、難しいんだけど、それは余計なキャラを一切出さないというやり方でしのいでいます。けれど、不老不死という設定である以上、キャラを変えないというのも難しいことなんだけど、ローラの使い方も、前埜一族の使い方も実に巧妙で感心します。
そういう意味では、ここまでの話は良い出来なんだけど、さすがに同じような展開が4回続いてしまったというのはありました。展開自体を大きく弄らないというのもポイントになっていて、そこを弄ってしまうと話を追いかける方が忙しくなってしまって、肝心の部分が相対的に沈む結果になる。それを避ける効果がありました。
で、とうとう4話で一通り描ききったということか。というか話数的に描ききらないとという部分でしっかり大きく舵を切ってきました。今度はこれまでを逆手に取って、いつもと違う展開で話が進むという演出手法で来ました。ここまでの話を見てきていれば、その違和感というのが大きいというのがよく判る。
しかも、明らかに異なる性質の燐が存在するというのは、これまで燐の主人公性が非常に高かっただけに効果覿面。さらには記憶喪失を絡めるというのも悪くない。次回に引っ張るために設定の肝心な部分は隠しながら前回との繋がりの部分を焦らすように出して来るという辺りも巧妙です。ミミの使い方も良かったですね。
ここまではほぼ完璧な構成で話が組み立てられています。構成やシナリオに時間をかけられたというのも大きかったんだとは思いますが、通常のテレビシリーズではなかなか見られない凝った物語が見ているものを引き付けます。
当初は、ユグドラシルとは何かという根幹の部分が気になっていたんですが、回が進むにつれて燐やミミがどうなるのかという部分に興味が移るようになってきました。見ている側にこう感じさせるのは素晴らしいです。それだけキャラに入れ込んでいる、キャラの心情が伝わってきてるということを意味します。
さて、最終回をどう収めるのか。ここまで来ると期待せずには居られませんね。
キャラ達の感情表現が生きていた回だと思います。真九郎に一番時間を割いていましたが、かれだけじゃなく、どのキャラも微妙な心情変化の具合が良く出ていました。前回の紫の表現もそうでしたが、こういう部分は本当に巧いなと感じます。
流れとしては、紫を助けに行くというのは、規定事項で、そうならざるを得ないと言うことは最初からわかりきっていたことです。それに対してどの程度の説得力を持たせることが出来るかというのが、この話のキモでした。その点について、十分な説得力があったと思います。それが状況のなせる技と言うだけでなく、キャラ達が、自ら感じ、考え、行動しているとこちらに思わせるというのが重要で、そこが良くできているだけで、話としては何倍も面白くなります。
話数的に考えると、ここからそれ程大きな展開をするとは思えないし、それどころか本当の意味で紫を救えるのかすら微妙なところなんですが、何かを期待させるものがあります。残りの少ない話数でどんな風に仕上げてくるのか、楽しみにしてみたいと思います。
流れとしては、紫を助けに行くというのは、規定事項で、そうならざるを得ないと言うことは最初からわかりきっていたことです。それに対してどの程度の説得力を持たせることが出来るかというのが、この話のキモでした。その点について、十分な説得力があったと思います。それが状況のなせる技と言うだけでなく、キャラ達が、自ら感じ、考え、行動しているとこちらに思わせるというのが重要で、そこが良くできているだけで、話としては何倍も面白くなります。
話数的に考えると、ここからそれ程大きな展開をするとは思えないし、それどころか本当の意味で紫を救えるのかすら微妙なところなんですが、何かを期待させるものがあります。残りの少ない話数でどんな風に仕上げてくるのか、楽しみにしてみたいと思います。
これまで溜めに溜めてきた隠し球の部分を一気に放出しました。30分という時間が早いこと早いこと。それぞれのキャラがそれぞれの立場において決定をしなければならなかったという回。もう少し早めにもってきて、もう一展開というやり方もあったと思いますが、それをしなかった分じっくり描き込めたという特典を得ることに成功しました。
真九郎が紫を守ると決めるまでのプロセスは見事でしたが、それ以上に紫が九宝院に戻ると言うまでのプロセスは染みるものがありました。あの吐き出すように絞り出す言葉一つ一つが、とても幼い少女のものとは思えないところが、ここまでのキャラ描写を物語っています。
それだけでも結構なボリュームなんですが、その裏には真九郎が紫を守ると決断した直後、そして、自ら五月雨荘に戻ると決断した直後に、為す術無く紫に心にもない言葉を吐かせたという絶対的なシチュエーションがあります。その前のシーンでは、力について二人が語るシーンがあるという構成も見事。
その上で、真九郎には裏技があるということを周知しているにも関わらず、このタイミングでそれを発動できなかったという事実もあります。それらをトータルして考えた時に、それぞれがこの刹那に何を思っていたか、とても感慨深いものがあります。
次回急いで奪還作戦発動かなと思ったら、ワンクッション置くようです。これを置けるということがシリーズの構成をしっかりしている証かなという気がします。それが無駄な回にならないようにできれば、面白い話に出来上がるんじゃないかという気がします。
真九郎が紫を守ると決めるまでのプロセスは見事でしたが、それ以上に紫が九宝院に戻ると言うまでのプロセスは染みるものがありました。あの吐き出すように絞り出す言葉一つ一つが、とても幼い少女のものとは思えないところが、ここまでのキャラ描写を物語っています。
それだけでも結構なボリュームなんですが、その裏には真九郎が紫を守ると決断した直後、そして、自ら五月雨荘に戻ると決断した直後に、為す術無く紫に心にもない言葉を吐かせたという絶対的なシチュエーションがあります。その前のシーンでは、力について二人が語るシーンがあるという構成も見事。
その上で、真九郎には裏技があるということを周知しているにも関わらず、このタイミングでそれを発動できなかったという事実もあります。それらをトータルして考えた時に、それぞれがこの刹那に何を思っていたか、とても感慨深いものがあります。
次回急いで奪還作戦発動かなと思ったら、ワンクッション置くようです。これを置けるということがシリーズの構成をしっかりしている証かなという気がします。それが無駄な回にならないようにできれば、面白い話に出来上がるんじゃないかという気がします。
九宝院(息子)登場。親父に良く似て怪しそうです。これまで意図的に九宝院関連の情報を隠してきていましたが、とうとう出始めました。タイミング的にはやや遅いかもという気がしますが、まぁなんとかなる範疇でしょう。
実はずーっと不思議に思っていたことなんですが、銀子に関してはずっと引き気味の表現に終始していますね。夕乃さんがあの調子で結構積極的なんで、もう少し出てくるかなとも思ったのですが、黒子に徹している形になっています。
これまではどうしても紫を中心に描かれることが多くて、紫が五月雨荘から基本的には出て効かないという状態になっているので、その分環さんや闇絵さんにフォーカスがあたっています。紫と真九郎という二人のキャラの絡みをどう整理していくかがこれからの展開では重要になってくるかと思います。
この作品は紫の話であり、同時に真九郎の話でもある。そういう構成になっているように見えて、紫にしても真九郎にしてもそれなりにお互い影響を受けているという感触はあるものの、決定打と呼べるものがまだ無い。それどころか、真九郎に関しては過去もまだまだ謎の部分が残されていて、そもそも彼が何を思っているのか見ている側から想定することが難しい部分があったりします。
紫の方は子供という表現が良く出てきていることもあって、思考がシンプルで多少情報が伏せられていても判りやすいのですが、真九郎の方はそうもいかない。描かれている量に関してはそれ程大きくバランスを崩しているとは思えないのですが、結果としての情報量には結構な差があるような気がします。
紫と真九郎の関係にしても、まだ漠然としたものであって、明確なところには至っていません。この辺りの展開も後数話の内には何かが起きるんだろうと思います。ここまで見ている感じだとやっぱ1クールじゃ厳しいんじゃないか、というより2クールでもう少しじっくり見てみたかったという気がしますね。
ここら辺からスパートがかかってくるんだと思います。展開を是非期待したいです。
実はずーっと不思議に思っていたことなんですが、銀子に関してはずっと引き気味の表現に終始していますね。夕乃さんがあの調子で結構積極的なんで、もう少し出てくるかなとも思ったのですが、黒子に徹している形になっています。
これまではどうしても紫を中心に描かれることが多くて、紫が五月雨荘から基本的には出て効かないという状態になっているので、その分環さんや闇絵さんにフォーカスがあたっています。紫と真九郎という二人のキャラの絡みをどう整理していくかがこれからの展開では重要になってくるかと思います。
この作品は紫の話であり、同時に真九郎の話でもある。そういう構成になっているように見えて、紫にしても真九郎にしてもそれなりにお互い影響を受けているという感触はあるものの、決定打と呼べるものがまだ無い。それどころか、真九郎に関しては過去もまだまだ謎の部分が残されていて、そもそも彼が何を思っているのか見ている側から想定することが難しい部分があったりします。
紫の方は子供という表現が良く出てきていることもあって、思考がシンプルで多少情報が伏せられていても判りやすいのですが、真九郎の方はそうもいかない。描かれている量に関してはそれ程大きくバランスを崩しているとは思えないのですが、結果としての情報量には結構な差があるような気がします。
紫と真九郎の関係にしても、まだ漠然としたものであって、明確なところには至っていません。この辺りの展開も後数話の内には何かが起きるんだろうと思います。ここまで見ている感じだとやっぱ1クールじゃ厳しいんじゃないか、というより2クールでもう少しじっくり見てみたかったという気がしますね。
ここら辺からスパートがかかってくるんだと思います。展開を是非期待したいです。
長い長い前振りが遂に終わりを迎えるようです。話が展開し始めます。未だにこの作品のテーマという部分がはっきりとしてきませんが、紫の視点で見た社会というのが重要な鍵になっているという事は確かでしょう。その部分に関しては、これまで良く描けていると思います。
紫の中で変わった部分、変わらなかった部分、そして彼女の思いというのを周囲のキャラを使いつつ巧く引き出していると思います。露骨な表現を使っていないので、ちょっと時間はかかりましたが、その分上品になり、かつ周囲のキャラに対する描写も相応に描き込むことが出来ています。
もう一人の主要キャラである真九郎に関しても、紫以上に謎の多い状態で残っています。彼も徐々に変わって言っているという感じはありますが、紫ほど大きな変化は見えません。逆に言えばそここそが重要なポイントになるんじゃないかという気がします。周囲のキャラクターはとても個性的で、それぞれの人生観をきちんと持っています。それらの視点を含めた頭括で、作品のカラーというものが構成されています。そこが面白い。
真九郎と五月雨荘という配役と舞台を選択した、紅香の意図というものが一見バラバラに見えるキャラクター達を結びつける紐の役割を果たしています。そういう見方をすると、非常に凝った設定を作っている作品だなと感じられます。
さて、遂にこれから本筋の話に突入し始めるでしょう。結局の所生き方という部分がクローズアップされてくるように思えます。それぞれの境遇とそれぞれの考え方を踏まえつつ自分の生き方を見据えていく的な展開かな。どういう風に進んでいくのか、しばらくは目を離せないかも知れません。
紫の中で変わった部分、変わらなかった部分、そして彼女の思いというのを周囲のキャラを使いつつ巧く引き出していると思います。露骨な表現を使っていないので、ちょっと時間はかかりましたが、その分上品になり、かつ周囲のキャラに対する描写も相応に描き込むことが出来ています。
もう一人の主要キャラである真九郎に関しても、紫以上に謎の多い状態で残っています。彼も徐々に変わって言っているという感じはありますが、紫ほど大きな変化は見えません。逆に言えばそここそが重要なポイントになるんじゃないかという気がします。周囲のキャラクターはとても個性的で、それぞれの人生観をきちんと持っています。それらの視点を含めた頭括で、作品のカラーというものが構成されています。そこが面白い。
真九郎と五月雨荘という配役と舞台を選択した、紅香の意図というものが一見バラバラに見えるキャラクター達を結びつける紐の役割を果たしています。そういう見方をすると、非常に凝った設定を作っている作品だなと感じられます。
さて、遂にこれから本筋の話に突入し始めるでしょう。結局の所生き方という部分がクローズアップされてくるように思えます。それぞれの境遇とそれぞれの考え方を踏まえつつ自分の生き方を見据えていく的な展開かな。どういう風に進んでいくのか、しばらくは目を離せないかも知れません。
インターミッション。何故かミュージカル。つか、このスタッフは歌わせないと気が済まないんだろうか(笑) いつも思うんだけど、音痴の演技って難しいんじゃないだろうか。良くできるよなぁ。
ともかく、五月雨荘住人が楽しむための紅香の計らいってことらしい。なんだかんだで結局弥生を含めて全員が楽しむことに成功したってことらしい。夕乃まで飛び込みとは予想外だったかもしれませんが。
夕乃の場合、キャラ紹介の初っぱなに「天然」と書かれている位なので、こういうネタへの適応性は高いんでしょう。なんだかんだで一番盛り上がっていたのは彼女でしたからね。紫と良い勝負です。
いままでちょい役でしかなかったキャラ達が思いっきり出てきた回として構成されています。ベタだけにストレートに性格が出ていたなぁという感じがします。環や闇絵を今後どう使っていくのかまだよく判りませんが、これまで真九郎メインになっていて、彼女達の詳細が謎だっただけに、単なる遊び回というだけじゃない意味を持っているようにも思えます。
なんだったら、銀子ちゃんも巻き込まれて欲しいという気もしましたが、巻き込まれないというところが、また彼女らしいということなのかもしれませんね。
ともかく、五月雨荘住人が楽しむための紅香の計らいってことらしい。なんだかんだで結局弥生を含めて全員が楽しむことに成功したってことらしい。夕乃まで飛び込みとは予想外だったかもしれませんが。
夕乃の場合、キャラ紹介の初っぱなに「天然」と書かれている位なので、こういうネタへの適応性は高いんでしょう。なんだかんだで一番盛り上がっていたのは彼女でしたからね。紫と良い勝負です。
いままでちょい役でしかなかったキャラ達が思いっきり出てきた回として構成されています。ベタだけにストレートに性格が出ていたなぁという感じがします。環や闇絵を今後どう使っていくのかまだよく判りませんが、これまで真九郎メインになっていて、彼女達の詳細が謎だっただけに、単なる遊び回というだけじゃない意味を持っているようにも思えます。
なんだったら、銀子ちゃんも巻き込まれて欲しいという気もしましたが、巻き込まれないというところが、また彼女らしいということなのかもしれませんね。
予想通り前野の息子の話。一気に2025年まで進んでいます。この辺りまでは想定内な設定ができますけど、次はどのくらい進むのか? それでリアリティを出せるのかがちょっと心配ではあります。予告でまた爺さんが出てましたけど、あれって前野の息子のような気がします。となると、30年〜50年位は飛びそうかな。
今回の話でヴァーチャルと現実の違い的な部分を扱っています。燐のような存在にとっての現実とは何かということを考えると、とても興味深い内容でした。2話、3話とメインの設定を描くことに使ったので、今回はややそこから外れたような話になっていました。初代前野が死んで、仕切り直しになったということで、良い機会だったんでしょう。
ラスト2話はまたメインの話に戻さざるを得ないでしょう。まだまだ問題は山積状態です。不老不死というモチーフに対して、思い切ったアプローチを取っているなという感じがします。今のところまだ内容は拡散気味で、纏まる方向に行ってないんですが、この情報量なら2話あれば十分でしょう。
しかし、今回はこれまでにもましてエグい死に方が多かったですね。特にラストのは凄いです。あれでも復活できるとなれば、どれだけ殺してもダメだろって感じがしますね(笑) で、可笑しいと思っていたんですが、ワンコも不老不死なんだな。ゲンタなんて名前が付いているけど、雌ってことなのかね?
凜ちゃんが電話していた相手が気になりますね。今回唯一といっても良い本筋の伏線だったような気がします。結構引きつけるものがありましたね。さて、ラストスパートを待つばかりという感じでしょうか。とても楽しみなんですが、終わってしまうのはちょっと残念な気もしますね。AT-Xのみの放送だから認知度もそれ程高くないだろうし、勿体ないなぁという良くできた作品です。
今回の話でヴァーチャルと現実の違い的な部分を扱っています。燐のような存在にとっての現実とは何かということを考えると、とても興味深い内容でした。2話、3話とメインの設定を描くことに使ったので、今回はややそこから外れたような話になっていました。初代前野が死んで、仕切り直しになったということで、良い機会だったんでしょう。
ラスト2話はまたメインの話に戻さざるを得ないでしょう。まだまだ問題は山積状態です。不老不死というモチーフに対して、思い切ったアプローチを取っているなという感じがします。今のところまだ内容は拡散気味で、纏まる方向に行ってないんですが、この情報量なら2話あれば十分でしょう。
しかし、今回はこれまでにもましてエグい死に方が多かったですね。特にラストのは凄いです。あれでも復活できるとなれば、どれだけ殺してもダメだろって感じがしますね(笑) で、可笑しいと思っていたんですが、ワンコも不老不死なんだな。ゲンタなんて名前が付いているけど、雌ってことなのかね?
凜ちゃんが電話していた相手が気になりますね。今回唯一といっても良い本筋の伏線だったような気がします。結構引きつけるものがありましたね。さて、ラストスパートを待つばかりという感じでしょうか。とても楽しみなんですが、終わってしまうのはちょっと残念な気もしますね。AT-Xのみの放送だから認知度もそれ程高くないだろうし、勿体ないなぁという良くできた作品です。
脚本が巧いですねぇ。ぶっちゃけ単に稽古に行きましたってだけの話なんですが、それをこれだけ面白く見られる様な会話とシーンが小気味よいテンポで構成されています。シーンの切り返しがまた楽しくて、人形を壊すシーンと真九郎の稽古のシーン、鍋のシーンと弥生さんのシーンと、なかなか笑わせてくれます。
紫という特異な状況の少女の視線を通して、真九郎達の特異な生活を見ていくというダブルギャップに面白さがあります。例えば真九郎などは、初回は相当無色透明なイメージで描かれていましたが、それが徐々に描き込まれていく様がはっきりと理解できるところが凄い。それは夕乃などにしても同様。
毎回回を重ねる度にキャラクターがどんどん見える様になっていって、それでいてキャラクターの同一性が維持されているというのは、当然の様で居てなかなか出来ている作品がありません。しかも、関係性に関しても同時に構築し、世界設定や伏線も張りつつ進めていくという辺りが実に周到です。
かなりの部分の設定については、未だに語られていない状態なんですが、それがマイナス要因にならないほど、キャラが生きています。あくまでも現段階において必要な内容は描かれていると思えるのは、物語の視点がしっかりしているからでしょう。
とは言え、後何話かで話は展開するんじゃないかという気がします。次回は銀子の話のようですから、その次かその次くらいが転換点かもしれません。6話辺りできちんと話が進むというのは綺麗な構成です。まだ話が見えて来ていないので残りがどのくらいあるのか想定できていませんが、それほど大風呂敷を広げているという感じでもないし、逆に広げようと思えば広げることも出来るしという程良い感じの状況を作っていると思います。
純粋に見ていて楽しいと思える数少ない作品ですね。
紫という特異な状況の少女の視線を通して、真九郎達の特異な生活を見ていくというダブルギャップに面白さがあります。例えば真九郎などは、初回は相当無色透明なイメージで描かれていましたが、それが徐々に描き込まれていく様がはっきりと理解できるところが凄い。それは夕乃などにしても同様。
毎回回を重ねる度にキャラクターがどんどん見える様になっていって、それでいてキャラクターの同一性が維持されているというのは、当然の様で居てなかなか出来ている作品がありません。しかも、関係性に関しても同時に構築し、世界設定や伏線も張りつつ進めていくという辺りが実に周到です。
かなりの部分の設定については、未だに語られていない状態なんですが、それがマイナス要因にならないほど、キャラが生きています。あくまでも現段階において必要な内容は描かれていると思えるのは、物語の視点がしっかりしているからでしょう。
とは言え、後何話かで話は展開するんじゃないかという気がします。次回は銀子の話のようですから、その次かその次くらいが転換点かもしれません。6話辺りできちんと話が進むというのは綺麗な構成です。まだ話が見えて来ていないので残りがどのくらいあるのか想定できていませんが、それほど大風呂敷を広げているという感じでもないし、逆に広げようと思えば広げることも出来るしという程良い感じの状況を作っていると思います。
純粋に見ていて楽しいと思える数少ない作品ですね。
真九郎について、ずっと振られてきた謎を少しだけネタ出し。この辺の情報の扱い方は巧いですね。引っ張り過ぎず、かつ出し過ぎず自然な感じで収まる様にしています。周囲のキャラクターを巧く使ってそれを補完しているのも上品。
今のところ基本軸は真九郎と紫の関係構築とそれによる当人達の変化という部分なんですが、周囲のキャラがそれぞれ凄く効いていて単なる日常を描いているだけでも見ていて楽しい。それぞれのキャラのポジションがまだ見えてきていないという部分はあるんですが、何かあるのではないかと思わせるような描き込みがされています。
登場のシーン数とか時間とかそういう問題じゃないですね。作る側がキャラクターを良く理解していて、どうすればそれを伝えることができるかを考えた上で作られているという感じがします。
学校という場所を使っているにも関わらずキャラを絞り込んでいて、それでいて違和感を感じさせないというのが見事。あくまでも人間関係の範疇に世界を押さえ込むというのが成功しています。人間というのは、遠い様な近い様なそういう関係が一番自然。その微妙な距離感をほとんどのキャラ達が保っているというのが見ていてよく判ります。
やっぱり表現力という部分においては、今期では群を抜いています。動きや表情の表現にも相当気を遣っているなというのがよく判る。この辺は純粋な技術だけの問題じゃなくて、表現意図とセンスの方が大きいでしょうね。
徐々に本筋に入っていく気配もあります。これからどんどん面白くなっていきそうな気配です。楽しみにしたいと思います。
今のところ基本軸は真九郎と紫の関係構築とそれによる当人達の変化という部分なんですが、周囲のキャラがそれぞれ凄く効いていて単なる日常を描いているだけでも見ていて楽しい。それぞれのキャラのポジションがまだ見えてきていないという部分はあるんですが、何かあるのではないかと思わせるような描き込みがされています。
登場のシーン数とか時間とかそういう問題じゃないですね。作る側がキャラクターを良く理解していて、どうすればそれを伝えることができるかを考えた上で作られているという感じがします。
学校という場所を使っているにも関わらずキャラを絞り込んでいて、それでいて違和感を感じさせないというのが見事。あくまでも人間関係の範疇に世界を押さえ込むというのが成功しています。人間というのは、遠い様な近い様なそういう関係が一番自然。その微妙な距離感をほとんどのキャラ達が保っているというのが見ていてよく判ります。
やっぱり表現力という部分においては、今期では群を抜いています。動きや表情の表現にも相当気を遣っているなというのがよく判る。この辺は純粋な技術だけの問題じゃなくて、表現意図とセンスの方が大きいでしょうね。
徐々に本筋に入っていく気配もあります。これからどんどん面白くなっていきそうな気配です。楽しみにしたいと思います。
会話が本当に良い感じに出来ています。状況説明の仕方が上品で、その分不明瞭な部分もあるんですが、それが自然に感じられる程に作品の視点というのがしっかりとしています。キャラそれぞれの関係性が回を重ねるごとに徐々に、かつ確実に見えてくると感じられるので安心感に繋がります。
そういう台詞を構成できるのは、キャラ付けがしっかりしているからで、現在構成されている情報の中、そしてプラスαの要素でキャラクターがしっかりと自分で判断して行動をしているというのがよく判ります。
少なくとも今のところ判っている範囲の情報を纏める限りでは、設定そのものはそれ程複雑ではないように感じます。けれど、そういう状況に置かれたキャラクターの心情は単純では無いはずで、明らかにそちらの方にフォーカスが当たっています。それだけに、心情の複雑さを如何に描き込めるかが勝負所になっていて、難しいその課題に正面から向かって行きつつ順調にこなせているように感じます。
それだけにそれぞれのキャラが実に魅力的で、数を絞り込みつつそれぞれの特徴を維持しながら巧く物語の中に溶け込ませています。正直紫のネタをあまり引っ張ると飽きが来るんじゃないかと思っていたんですが、さじ加減が巧くて二人の関係の綾が絶妙に表現されていると思います。ある程度までこれで引っ張れれば、それを前提にして物語を構成することが出来るので随分楽になるだろうと思います。
さりげないシーンが多いですが、情報量が多いので見逃すことが出来ないですね。ここからどんな物語が展開されるのかとても楽しみです。
そういう台詞を構成できるのは、キャラ付けがしっかりしているからで、現在構成されている情報の中、そしてプラスαの要素でキャラクターがしっかりと自分で判断して行動をしているというのがよく判ります。
少なくとも今のところ判っている範囲の情報を纏める限りでは、設定そのものはそれ程複雑ではないように感じます。けれど、そういう状況に置かれたキャラクターの心情は単純では無いはずで、明らかにそちらの方にフォーカスが当たっています。それだけに、心情の複雑さを如何に描き込めるかが勝負所になっていて、難しいその課題に正面から向かって行きつつ順調にこなせているように感じます。
それだけにそれぞれのキャラが実に魅力的で、数を絞り込みつつそれぞれの特徴を維持しながら巧く物語の中に溶け込ませています。正直紫のネタをあまり引っ張ると飽きが来るんじゃないかと思っていたんですが、さじ加減が巧くて二人の関係の綾が絶妙に表現されていると思います。ある程度までこれで引っ張れれば、それを前提にして物語を構成することが出来るので随分楽になるだろうと思います。
さりげないシーンが多いですが、情報量が多いので見逃すことが出来ないですね。ここからどんな物語が展開されるのかとても楽しみです。
キャラと世界観の表現が上品だなぁと感じます。なんか、ストレートな表現が多い中で、こういう趣がある表現って本当に見ていて楽しいです。どのキャラも一癖ある連中なんだけど、決して変人じゃない。それぞれがそれぞれなりに真面目に考えて、真面目に生きているというのを感じられます。だからそこ、一挙手一投足にそのキャラの背景というものを感じさせることが出来るわけで、だからこそ、1つのシーンの重みというのが増していきます。
まだまだ謎の部分が多い。この謎の作り方も巧くて、情報は毎回必要十分に提示されていて、けれど肝心な部分だけを覆い隠すという絶妙な作りになっています。謎を作ったり、隠したりするために話が構成されているのではなく、必然的に謎は謎であるという構成は、RED GARDENと同様綺麗に成立しています。
面白くなるかどうかは別として、アニメーションというか、作品としてのクオリティが今期の新番の中では群を抜いています。やっぱり良いものは1話か2話見ただけでも十分伝わってきますね。まだまだどんな展開になるのか全く予想できませんが、たった2話でこれだけキャラを立てることが出来、興味を十分に引きつける世界観を構築したというのは、素晴らしいと思います。
当分の間は紫ちゃんを鑑賞しているだけでも楽しんでいられそうです。
まだまだ謎の部分が多い。この謎の作り方も巧くて、情報は毎回必要十分に提示されていて、けれど肝心な部分だけを覆い隠すという絶妙な作りになっています。謎を作ったり、隠したりするために話が構成されているのではなく、必然的に謎は謎であるという構成は、RED GARDENと同様綺麗に成立しています。
面白くなるかどうかは別として、アニメーションというか、作品としてのクオリティが今期の新番の中では群を抜いています。やっぱり良いものは1話か2話見ただけでも十分伝わってきますね。まだまだどんな展開になるのか全く予想できませんが、たった2話でこれだけキャラを立てることが出来、興味を十分に引きつける世界観を構築したというのは、素晴らしいと思います。
当分の間は紫ちゃんを鑑賞しているだけでも楽しんでいられそうです。
構成が美しいですね。キャラクターの使い方が巧いです。前野という存在は明らかに物語から見ると異質で、しかも、男は天使になってしまうという設定上、彼が不死となることは出来ない。じゃあ、どういう役割なのかというと、まずは時間の経過を表す役目。人間の生活とは何かを表す役目。そして死ぬ為の存在として最初から位置付けられて居たわけですね。
それと同様の存在が沙耶羅。普通の人間として出てきた彼女が不老不死となって出てくる。その異質感と、怪我や病気の状態から不死になるとという設定を出す役目にもなっています。その設定が今後使われるのかは微妙という気がしないでもないですが、わざわざ出してきた以上、何らかの形で使ってくるのかもしれない。
次はまた5年〜10年飛んで、前野の息子が登場って流れかもしれません。実際に不老不死だって設定して、死亡状態から蘇れば確かに不死の部分は表現できますけど、不老の部分はどうしても、相対的な対象が無いと判りづらいですからね。いきなり100年とか時間を飛ばしてしまうという手も無くはないですけど、燐達が社会との接点を求め続けている以上周辺の人間との関係を描くことで、不老不死とはなんなのかという問いかけも成立することになります。
設定は徐々に出してきていて順調なんですが、そろそろ話の本筋となる背骨部分が見えてきて欲しい。一応これで折り返しってことなんで、次回から少し展開が変わるかもしれない。そういう意味でも前野を入れ替えるというのは悪くない手だと思います。
もの凄い巧妙、緻密に計算されて作品が作られているように感じます。この手の作品ってどうしても穴が見えてくることが多いんですが、月一というペースがそれを成立させているのかもしれません。1時間枠で6本ですから、実質的には1クールに相当する長さがあるわけで、それをこのクオリティで描き切れれば、かなりの作品になるかもしれません。
とりあえず、ここまでは順調と言っていいでしょう。次回も期待できそうです。
それと同様の存在が沙耶羅。普通の人間として出てきた彼女が不老不死となって出てくる。その異質感と、怪我や病気の状態から不死になるとという設定を出す役目にもなっています。その設定が今後使われるのかは微妙という気がしないでもないですが、わざわざ出してきた以上、何らかの形で使ってくるのかもしれない。
次はまた5年〜10年飛んで、前野の息子が登場って流れかもしれません。実際に不老不死だって設定して、死亡状態から蘇れば確かに不死の部分は表現できますけど、不老の部分はどうしても、相対的な対象が無いと判りづらいですからね。いきなり100年とか時間を飛ばしてしまうという手も無くはないですけど、燐達が社会との接点を求め続けている以上周辺の人間との関係を描くことで、不老不死とはなんなのかという問いかけも成立することになります。
設定は徐々に出してきていて順調なんですが、そろそろ話の本筋となる背骨部分が見えてきて欲しい。一応これで折り返しってことなんで、次回から少し展開が変わるかもしれない。そういう意味でも前野を入れ替えるというのは悪くない手だと思います。
もの凄い巧妙、緻密に計算されて作品が作られているように感じます。この手の作品ってどうしても穴が見えてくることが多いんですが、月一というペースがそれを成立させているのかもしれません。1時間枠で6本ですから、実質的には1クールに相当する長さがあるわけで、それをこのクオリティで描き切れれば、かなりの作品になるかもしれません。
とりあえず、ここまでは順調と言っていいでしょう。次回も期待できそうです。



