Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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化物語三部作。実際には更に追加されるという事なので三部作ではありませんが、化物語、傷物語、偽物語の三作を読破しました。どれも十分に面白い出来だったということをまず書いておきましょう。基本的には同じ設定と同じキャラクター世界観を使っているにも関わらず、ここまでイメージの違う作品を作れたモノだと感心してしまいます。僕としては、傷→化→偽と時系列順に読むのがお勧めかな。アニメを見てしまっているのならその限りじゃなくて、化→偽→傷が良いかもしれません。

その上であえて順位を付けるとすれば、化物語 > 偽物語 > 傷物語という順番に僕はしたいと思います。世間的には傷物語の評価が高いようです。しかしながら、個人的には傷物語は物語としての体裁に凝ってしまったためか、またはキャラクターの数を絞ってしまった為かは判りませんが、切れ味が悪く冗長になっているように感じました。

例えば、ヴァンパイアハンター三人と戦います。けれど、後から考えると三人も必要だったのか? とそういう気がするわけです。勿論三回の戦いはそれぞれきちんと相応の意味合いは持たされている訳なんですが、それでも一回あるいは二回の方がすっきりしたんじゃないかという気がします。特にエピソードの存在感が曖昧で、対羽川という意味でしか無いような気がします。それなら、バトル三回ではなくてもう少し工夫があっても良かったかなとか思いますし、ギロチンカッターの時にも羽川ネタをやっているので、ちょっとしつこいかなと。

更には、最終的にはハートアンダーブレードの想いという部分がクローズアップされる訳なんですが、そこまでに彼女に対する描写が抑えられすぎてしまって、そうせざるを得ない設定にしてしまっている為に、もう一つ入り込めない。化物語では戦場ヶ原ひたぎはなでこスネイクを除いて話にそれなりに絡んできて、だからこそ彼女の存在感は光っていたわけなんですが、傷物語におけるハートアンダーブレードはそこまでには至っていない。むしろ偽の忍の方が魅力的に見えてしまっていたりもするわけで、ラストをあれにするなら、流石にもう少し描いてあげないと辛いと思うな。

化物語では、戦場ヶ原ひたぎ以外のヒロインは戦場ヶ原ひたぎの出汁として使われています。あくまでも本命は戦場ヶ原ひたぎであり、それをとりまくという形でヒロインズが存在している。けれど、傷物語では、ハートアンダーブレードと羽川翼の関係が被ってしまっている。恐らく本気でやり合ったらハートアンダーブレードが勝つんでしょうね。けれど、それをさせないために中盤以降ほとんど話に絡んでこなくなります。序盤と終盤だけの中抜け状態。羽川は羽川で含みを残すために、そして戦場ヶ原ひたぎに繋げなければならないために煮え切らない。だからキャラの関係性、距離感というのが中途半端になってしまっている。そう感じられます。

阿良々木暦の一人語りが多くなってしまったのもマイナス点になっていたと思います。化物語での戦場ヶ原ひたぎ、八九寺真宵、神原駿河といったような恰好の相手が見つけられなかったが故に、軽妙な会話が成立することが無く、魅力をスポイルしてしまっています。羽川、忍野、ハートアンダーブレードが相手だと阿良々木君が一方的に負けてしまうんですね。例の体育倉庫のシーンでは、羽川の想いによって、あえて引いて貰うことで会話が成立していますが、ひたぎちゃんとの会話のような絶妙さには敵いませんでした。

では偽物語はどうか。話としては荒唐無稽に近い印象を受けます。特につきひフェニックスは、かれんビーとは異なりゲストも使い切れなかった為に厳しくなっている。あれだけ話と関係無く化物語ヒロインズを登場させてきたという時点で、話が苦しいということを表しているように思えます。

その分最もキーワードに拘りを見せたつまり偽という単語への執着が頻繁に見られました。それだけに話のキーが分かり易く、エピソードを単純に楽しむだけのものとして楽しめた。話を凝らなかった分楽しみやすかったという印象があります。つまり、純粋にキャラ達のお遊びを楽しむ事ができる。それが偽物語かと。

羽川翼という存在をどう理解していいのか正直決めかねているというのも大きくて、確かに彼女は完全無欠の委員長なのかもしれませんが、それだけに留まっていないという部分も大きく残しています。それはつばさファミリーが刊行されればもう少し判るのかもしれませんが、今のところではどうにも捕らえきれないという印象が強くて、忍野メメと同様の怪しさがあります。それが傷物語に入り込めない理由の一つなのかもしれません。

結局のところは、ハートアンダーブレード+羽川翼よりも阿良々木火憐+阿良々木月火+ゲストの方が魅力的だったという事に尽きるでしょう。火憐のおバカさ加減も圧倒しているものがあるし、月火のなんとも素直じゃないところも可愛らしい。戦場ヶ原ひたぎを許容できる素養は彼女の存在があったからなんじゃないかとさえ思えます。

それにしても、実は一番驚いたのは神原駿河という存在だったりします。アニメを見る限りだとヒロインズの中では弱い存在に思えたんですが、小説を読むと彼女の破壊力は相当なものになっています。さすがヴァルハラコンビを名乗るだけの事はあります。それでもやっぱりがはらさんの魅力は阿良々木暦を一筋にさせてしまうだけのものではあるんですが、いやはや負けていません。ついでに言うと、撫子ちゃんも偽物語ではやってくれているし、八九寺に関しては登場回数と会話の噛み合いによって存在感をアピールしています。

それでも、いきなり拉致監禁という大技は素晴らしいものがありました。というかそのシーンだけで偽物語は十分楽しめると言っても過言ではありません。阿良々木君がかなり暴走気味という感じもしましたが、そこはギャップの過剰な表現という意味も含めて許してあげたいと思います。というか、彼が変化していく過程こそがこの作品群の一番のポイントなんでしょうからね。

それにしても毒が抜けた戦場ヶ原ひたぎというのがどういうものか見てみたいと思ったのは僕だけでは無いでしょうね。
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ミナ姫の設定が本当に見事です。彼女に対する位置付けも、彼女の性格も、ひっくるめて強くて弱い女というのを見事に成立させています。本当に艶っぽい女というのは、強くて弱い。この二面性を兼ね備えていることが条件になります。弱いだけとか強いだけとかそういうのでは駄目出し、あからさまに弱かったり強かったりするのも興が冷めます。あくまでも何とも言えず、そして何ともならず強くて弱いと感じさせることが重要です。その難しい条件をミナ姫はクリアしています。それは原作自体にそういう要素があるんだと思いますが、そもそも新房監督はそういう女性を描くことに長けている人で、過去にもそれに成功しています。ほとんど成功例を見ない状況で、一人で複数回に成功しているのだから見事なものです。

今回の見所はなんと言っても美刃との掛け合いだと思いますが、いちいちシーンが格好良くて美しいです。この作品は徹底してそこを追求しているんじゃないかという気がします。彼女の存在自体が未だ謎に包まれていて、敵であるような味方であるような不思議な位置にいますが、刺客の一人が彼女なんじゃないかという感じがしてきました。ただし、彼女自身の思惑がどこにあるのか、そしてアキラの過去とどんな関係があるのかについては、未だ不明です。

ミナ姫が王としての威厳がある以上、それに次ぐ位置の三人も同様な威厳を持っている必要があります。ミナ姫は堂々としたものでしたが、それに動じることなくしっかりと対応してきたという点について彼らも賞賛に値します。結局ミナ姫の方が動じてしまうという流れについては、ミナ姫らしい結末です。しかし、それで終わってしまったのではやっぱり違うだろうという気がしますので、審問も含めてミナ姫の反撃というのがこれから期待されます。

千和が語っているように、無傷という訳にはいかないのでしょうが、そうやって状況を進展させることこそがじゅうようなんじゃないかという気がします。
釘ミー最近新境地? って感じで熱演です。それにしても話の作り方が旨いです。常に幾つかの流れを絡めながら展開する辺りに面白さが凝縮されています。しかもやや出来すぎな感はあるものの状況も行ったり来たりして、純粋に戦術的にも楽しめました。

そして、ミナに秘密があるという伏線が張られました。さて、あの姿にどんな秘密があるのか。終盤にさしかかっているはずなんですが、一向に遠慮無しです。というか、初回からずーっと緊張感のある展開を続けていて、つくづく感心してしまいます。ここまで密度の濃い話ができるものなんだなぁ。

これだけ引っ張って残りの話数で纏まるのかという点がやや心配ではありますが、その辺りは旨く処理してくれるでしょう。それにしても、毎回毎回1クールで終わらせてしまうには勿体ないと思えるような作品を作ってくれるものです。勿論1クールで構成されているからこそ面白いというのが当然あるんだと思いますが、それにしてもと矛盾に苦しんでしまいます。しかし、完全に集結するわけではないでしょうから、是非2期シリーズの展開をお願いしたいです。
そうか、総集編か…。それでも十分楽しめるのが素晴らしい。この作品を見る度思うのですが、ミナは本当に可愛らしい。勿論彼女の外見は養女とは言わないまでもロリの域です。それでも彼女が可愛いと感じられるのは、なんと言っても彼女の人間性というか、キャラが成立しているからでしょう。というか、ミナには大人の女性としての臭いがプンプンに臭います。

勿論彼女はヴァンパイアですから、見かけ通りの年齢じゃないのは確実だし、実際まごう事なき女王様な訳ですから設定的にも当然のことなんですが、それをちゃんと感じさせる表現がされているというのが重要です。

大人な為政者というだけであれば可愛らしさなどあるはず無いですが、そこに女性としての性質も色濃く出してくれているところに魅力を感じさせる訳です。その話としてのバランスも綺麗ですが、それを十分表現してくれていることがポイントです。

怪奇ものの様相をしていますが、それだけじゃなく、恋愛モノにもなっているし、もう少し大きい意味での社会的な面も表現しているところに面白さがあります。それぞれに伏線が張られていて、きちんと絡み合っているのがまた興味深いです。なんにせよ、これで新展開をしっかりと行えるということで、これは当然期待せずにはいられないでしょう。

そうそう何気に千和ちゃんがどう収まるのかというのも興味津々です。
折り返しのタイミングにオープニングカットで気合い入ってます。印象的なカットの連発で新房節炸裂です。それにしても濃密です。1シーンも見逃せないという感じが素晴らしいです。しかしだ、命令に逆らえないというのは実証されているのに、ピンチになってしまうというのは、今ひとつ解せない部分があります。

そして、ついに変身。その姿はまごうことなきモリガン様でした。つか、あれはサキュバスか。で、アキラくんはしっかりと生き延びました。これで正式に騎士様です。ある意味ここからがスタートということです。そしてそうなってもやっぱりミナちゃんは可愛らしさを忘れていません。そこら辺がナイスです。

ドロップの君もまだ正体不明ですから、見所は続くでしょう。いやぁ久しぶりに凄まじいストーリーものになっています。素晴らしいです。
ミナとアキラの蜜月はこのまま進むのかと思っていたら、そこまで話は単純ではなかったようです。二人の言い合いは、どう贔屓目に聞いてもミナの方に理がある。ましてや相手も古狸な訳で、その家族と言うだけで、子供だからという言い訳は通用しない。その分その家族というだけで甘い汁もたっぷり吸っていたはず。

とは言え、人間の立場としては侵略されているという認識があるのは致し方ないところか。自分と同じと認識できない存在を排斥することでコミュニティは成立しますから、それが国家であろうが、その縮小版である学校であろうが、同じような現象が起こるのは当然のことでしょう。

ただし、相手もなすがままにされているとは限らない。場合によってはしたたかに反撃されて主従が逆転する時もあるということを認識しなければならないでしょう。自分達とそれ以外を分けたのはそもそもヴァンパイアの側ではないということを明瞭に表現しています。自分達が価値観をもって存在を判別するのであれば、それとは違う価値観で逆に判別される立場になる場合もあるということは当然の摂理です。

アキラ君に至ってはほとんど気の迷いというか、ちょっとした反抗期程度のものなのかもしれませんが、それが追い詰められた人間にとってどう映るかは明白なんじゃないかという気がします。それと学園に巣くっているヴァンパイア達さらには美刃がどんな目的で動いているのかというのが興味深いところ。サスペンス風味の味付けがされていますが、どっきりを構成する材料というだけじゃなくて、きちんとした存在意義を発揮してくれることを期待したいです。
ミナの可愛らしさを千和が端的に表現しています。そして、それでもやっぱり絶望したが使われています。さすが新房です。素晴らしい。なにせ、ヴァンパイアの女王陛下ですから、どうしても畏怖という感情が生まれてしまうのですが、なんのことは無い痴話喧嘩をしているように見えるのは、容姿が美少女だからなんでしょうか。

なにせ、まだこの段階ではよく判らない状態が続いています。まだまだ隠されている要素が非常に多いです。ミナに対抗する勢力があるのは確実だと思いますが、その目的などは全く謎だし、そして、美刃が何者なのかも謎です。通常そういう不用意な謎を連発すると話が頓挫するんですが、それを旨く生かした構成にしているのは見事です。

アキラがどういう判断をするのか。いきなり不振を煽るような状態になってしまっていますが、どんな人間も清廉潔白では居られないというのが出ていて面白いです。これからの話の展開が非常に興味深いです。
ツェペッシュ蕩れ蕩れです。彼女のギャップ攻撃は本気で強烈で、その攻撃力は戦場ヶ原ひたぎに匹敵するものになっています。バンド設立と学園モノという普通に考えたのでは交わりそうもないようなネタを今のところは旨く使い回しています。

まぁまだ種まきに近いようなjこうたいなので、それ程困る事も無いと思うんですが、話が進んでいく事でこれをどうやって融合させていくのかちょっと見物です。そういう話の根幹部分については恐らく原作側の問題で、それがどの位良くできているかにかかっているでしょう。

それをアニメ化する場合の技術に関しては、もう全く心配する必要が無く、良くなる事はあってっも悪くなる事は無いでしょう。実際これまでの表現はほぼ完璧に感じられます。まさに新房万歳と言った感じです。
前回までの展開から学園モノに発展するとは驚きです。どんな展開にでもできるものなんだなぁと感心することしきりです。それでも違和感をちゃんと残しつつ異様な感触を維持しているのはお見事です。このさじ加減は重要です。

そしてツェペッシュの魅力を引き出すことも忘れていません。何かが起こっているというのを強調しつつ、何が起こっているのかは巧妙に隠されています。この演出も美しいです。ということで、内容には十分満足な状態です。

政治家との対面シーンがありますが、なかなか皮肉が効いていて笑いました。初回のテレビ放送パロディもそうですが、なかなか社会風刺が効いています。国民の代表などと言いつつも所詮政治屋などは無能者であるというのもそうですが、それ以上に国家であっても結局は金によって買収可能であるという現実もお笑いです。資本主義と民主主義の両方を同時に笑いものにしていて痛快です。さらに、真っ先に狙われたのがのがお堅い生徒会長というのもなかなかに象徴的です。

それにしても、画質が悪いなぁ。SD制作なんでしょうかね。後からBlu-rayを売るためにわざと画質落して放送しているとかじゃないでしょうね。いや、下手するとまんまとその策にはまってしまいそうで怖いです。まぁこのクラスの出来の作品じゃないとそれも成り立ちませんがね。
とっても新房らしいシーンから始まり、前回お預けにされていたオープニング。これがまた格好良いです。サビのダンスは本気で素晴らしくて見蕩れてしまいました。まさにヴァンパイア蕩れって感じです。そして、何気にまじぽかネタが入って、化物語ネタがはいってツェペッシュ登場。この一連の流れがまた美しいし、かつしっかりと伏線もはっていて見ていて楽しい。

アッという間にAパート終了です。素晴らしい。

キャラデザイン的に濃いめで、正直好みとは外れているんですが、その違和感を感じさせない出来になっています。そして、少なくともここまでは完璧に見えたツェペッシュがドジっ娘ぶりをアピール。フォーカス甘めの画面。それどころか時折完全にピンぼけになっている辺りが狙った感じです。悪く言うとHD画像のできが悪いように感じます。が、それが現状を良く表していて良い演出です。

それにしても悠木碧が名演です。彼女の強い部分と弱い部分、それに子供っぽい部分も含めて旨く演じています。それがキャラに深みを与えています。僅か2話でこれだけキャラを立てることに成功するとは、完全に脱帽です。

今期は比較的できの良い作品が多いですが、そんな中でも現状ダントツです。化物語に続いてこれとは、新房恐るべしです。
いきなりバラエティ番組の愚かしさを揶揄するところから始まっています。正直これは笑えます。一言で言えばくだらないで片付けられてしまいますが、単にクダラナイだけじゃなくて、害悪を感じるところまで完全に再現しています。まぁ結構デフォルメされているからというのもありますが、さすが新房監督という感じで、本質のエッセンスを確実に抽出しています。だから、奇妙にリアルな感じがしっかりと残る訳です。そして、それが超常現象によって完全に破壊されるという様もなかなか痛快です。

ヴァンパイア関連と新房監督は縁深いもので、月詠にしても化物語にしても傑作でした。それを踏まえて満を持してという感じがします。そしてラストシーンの僅か1シーンでツェペッシュの魅力は満点でしたし、たった一話で、傑作の予感を漂わせました。

話自体は、よく判らない状態ですが、そんなものを無視してそれでも期待させてしまう。すでにそういう領域に入ってきています。アニメーションとしてのクオリティも完全に満足できるものでしたし、今期一番の出来になる可能性はやはり高そうです。
ひたぎちゃんの魅力を最大限に生かすエピソードになっていました。もう、可愛くって可愛くって悶えたくなってしまいました。ツンデレちゃんの本領を最大限に発揮してくれています。女として最大限自分のことを知っていてそれでいて前面に不器用さが滲み出ていると言う辺りがたまりません。

彼女なりの精一杯の求愛をしているというのをアピールしている辺りがまた可愛らしく。宝物を含めて私のしてあげられることを全部して、さりげなくその結果も気にしているというのがさらに良いです。結局彼女の言葉には原則的に嘘が無いという事になっていて、考えようによっては判りやすい。変に腹の探り合いをしなくて良いのですから楽かもしれない。

しかも、積極性もあって常に阿良々木が後手になっています。それが彼女の必死さを表しているようでまたまた愛らしい。もちろん当人の立場になってみると必ずしも幸せと感じられるのかというと微妙な感じはしますが、それはそれでともかくキャラとして魅力が十二分に発揮されていたのは確かです。羽川や八九寺、撫子ちゃんや、神原も魅力は十分でしたが、やっぱりひたぎに始まってひたぎに終わる。それが良い感じでしょう。

作品としての出来が圧倒的で、新房作品として見ても最高傑作と言えるんじゃないでしょうか。
今回もまた旨さが炸裂しています。まだ序章という感じで話としてはまだ始まっていないという印象が強いですが、そもそもが話で見せる作品では無いので、物語の状態はほとんど魅力に影響ありません。逆に言うとそれこそが凄いことだなぁと関心する点で、シーンの作り方の見事さが素晴らしいです。

キャラが成熟しているのも大きな魅力で、これまで出てきたキャラがとても効いています。今回は羽川ですからこれまでずーっと出てきていたキャラですから既にかなり成立しています。それだけにそこにどうやって話を作っていくのかとても楽しみです。

既にアートの域に達しているような次元の作品ですから、ここへ来て何を心配する必要もなくただただその結果を受け入れれば何の問題も無いだろうと確信できます。物語性に依存していないのでラストを待たなくても結果が確実視できる。そういう作品ってのは実際のところ物凄く少ないです。希少価値が非常に高いです。
ロリバージョンのオープニングは本気で可愛いなぁ。シャフト系はOp/Edだけ見ていても十分作品として成立しているということが多いんですが、今回も素晴らしいできです。そして本編の方は相変わらず際立った画面表現で引き込まれます。素晴らしい。これもまた新房作品では毎回の事ですが、今回は芸術の域まで達しているんじゃないかと思えるような切れの良さです。

しかし、撫子ちゃんってば、ロリ好きのみならずちょっと昔のステレオタイプな可愛い女の子になっています。それだけに感情移入も男としてはし易い。いきなり悶え出す姿も相当エロティックです。そういう部分の表現はアニメならではですが、話自体にしてもちゃんと結論は出ているし、そのエピソードで書きたいことが書けています。原作と映像のマッチングが見事です。

さて、次からはいよいよ堀江回です。どんな話になるんでしょうねぇ。ラストエピソードに相応しい盛り上がりになることを期待したいと思います。きっと期待を裏切らないできになっていることでしょう。
女子高生の後はロリというのがお約束のようです。もちろん暦お兄ちゃんは彼なりに命がけだったりするので一概にはいえない部分もありますが、これだけ美少女達とお近づきになれるというのは、結構うらやましかったりする。実際神原とは明らかに羨ましい関係の構築に成功しています。まぁ彼女の方は未だに百合っけばっちりのようではありますし、戦場ヶ原さんはかなり恐ろしいですが。

で、今度は蛇な訳ですが、雰囲気としてはこれまでよりもちょっと恐い感じがします。やっぱり蛇ってのはそういう印象が強いですからね。で、初っぱなから気づくのが早ければ的な言い回しがあります。今回見た限りでは最初すれ違った時とそれほど大きな差異があったようには見えませんが、その言葉の意味GADの世なものになるのかこれからの展開が楽しみです。

そして、当然この話にひたぎちゃんがどう関わってくるのかも非常に興味があります。ひたぎちゃんは前回同様ポイントになる部分で出てくるんでしょう。けれど、神原の会話もひたぎちゃんに勝るとも劣らないウィットさに溢れています。会話だけでこれだけ楽しませてくれる作品は希有なのでその辺り今回も期待をしたいです。