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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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いじめ自殺問題。日本の教育行政のことなかれ主義

成果主義はしばしばこのような形で非難されるのですが、実際の問題は成果主義なのでは無いでしょう。成果で評価を決定するという発想自体は当然のことで、本来事なかれ主義を無くすために導入されるものです。問題は、何をもって成果なのかがの決定があまりに安易であると言う点に付きます。これは教育に関してだけでなく、普通の企業でも同様なことが言えます。

成果というと即数字と持っていくのは、単純に分り易いからに他なりません。数字の大小は、間違いが無く、誰の目から見ても明らかだからです。しかし、それは数字に即現れないことは成績にならない。数字合わせが出来れば実際がどうであるかは関係無いという結論が容易に導き出され、某企業等では、管理職が毎日のように数字操作に奔走しているという馬鹿な現象が起きています。

詰まるところ、これは最終的に成果を評価する立場の人間あるいは人間達が無能だということを明確に証明しています。仮に、現場から「虐めを0にする」という目標が出されたとしても、それに目標としての価値がほとんど無いと上の人間が判断すれば、突き返せばいいだけの話です。ところが、実際には、このような数字の目標設定が喜ばれ、逆に数字設定が無いと注意を受けるという有様です。

一部の職種であれば、純粋に数字だけで評価を行うことも可能かも知れません。しかし、多くの職種では、それだけで評価してしまっては、問題が生じることが明らかです。教育に関してもその部類だと思います。ただ、現在の管理職で正しい成果の評価を出来る人間は希有中の希有で、一般企業でも天然記念物並、役所なら絶滅危惧種級、あるいはUMA級かもしれません。それじゃ、どうにもならないでしょう。

結局、馬鹿の下には馬鹿しか残らない。これが真理ってことなんじゃないでしょうか。まずは、この点をなんとかしなければ、手を変え品を買えしたところで、大した効果は得られないように思います。
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なんで、ここまで急いで教育基本法を変える必要があったのか。結論が出ないならお得意の先送りにすることは十分可能なはず。それを強行採決に踏み切るってことは、そこに何らかの意義があるだろうという気がします。

1,安倍の面子
奴に面子なんてものが、そもそも存在しているのかは謎ですが、問題は事実ではなくて、彼の思い込みの方なんで、これは十分にあるかもしれない。ただ、それでもこれだけのためにリスクを犯すほど政党運営にだけは長けた自民党が選択するとは考えにくい気がします。

2,その後のもっと劣悪な法改正の為のシミュレーション
周りに反対されても、強行で自分達の好きに法律を弄くる。基本法も憲法もお構いなし。これが政治家達の目指しているところだってのは、透けて見えてる。けれど、核問題を一言口にしただけで、大問題になる訳だから、抵抗も相応になるのは、如何に奴等でも予想できるでしょう。そこで、とりあえず教育法で。愛国心とか教育再生とか、綺麗事でうわべを飾れば、かなりの人間が騙されるだろう内容で試してみた。この意味は十分にあったと言えるでしょう。

3,国民に国家主義的思想に馴れさせる
緩いところから徐々に浸からせる。気がつくと深みにはまって抜け出せない。そんな状態を狙っている。日の丸とか君が代と同じで、それの第二弾。別にいいじゃないその位、国を愛するってのは悪いことでもないでしょ。って軽く考えて賛成するアホのなんと多いことか。まぁそうじゃなければ、世の中から戦争なんて無くなっているでしょうけどね。

って、このくらいの陰謀を巡らせた結果、強行採決に踏み切ったというのならそれは恐ろしいことです。でも、多分違う気がする。純粋に自分の信じることは正しいことだとか思っていて、本気で国や教育を憂いていて動いているんじゃないかって気がする。でも、そっちの方が遙かに恐ろしいことです。そんな奴が首相に座り、それを認める政治システムになっているということが、事実として確定するわけです。それは民主社会として、人で言うと、癌と心筋梗塞と脳卒中が同時に発症する位に致命的なシステム欠陥です。

結果として、挙げた3つの効果は、本人らの意図の有る無しには関係無く存在します。余程のことが無い限りこの悪い循環は止まらないでしょうね。希望は持ちたいですが、期待できる状態じゃない。だって、それが近代民主制の基本的な性質だもの。僕が爺さんになることの日本がどうなっているのかスッゴク楽しみです。美しい国が出来ているんでしょうか。まず無理だとは思いますが(笑)
【産経抄】11月17日

国会周辺で改正反対と声高に叫んでいるのは、文部科学省とともにこの国の教育をおかしくした日教組、それに共産党と過激派系団体の面々がほとんどだ。


さすが産経。自分達の正しさを全く疑ってはいないようだし、それに反対するものは、異常者か過激派だと言い切る訳か。もはや、ものも言えないって状態です。

こういう連中が賛成だと主張する段階でこの法案がヤバいものだって臭いがプンプンします。で、未だに時間をかけさえすれば、議論は尽くしたと言えると思っているらしい。そりゃあ、あんたの会社の会議はそうかもしれないけどね。

こんな記事がマスコミ報道として、全国紙に掲載され、百万部単位で家庭に配られているんだから、そりゃあ安倍も調子にのるってもんでしょうな。
浦和のブッフバルト監督が退任へ…家族理由、既にオファーも

最初ニュースを見た時には、気持ちは判るけどなんでこの時期にって感じがしました。もう少しでリーグ戦の結果が見える、今週には正念場と言われている名古屋戦が控えているのにって思っていたら、ドイツマスコミの先走りということらしい。

来年はACLもあるので、できれば体制は維持のままってのが望ましいですね。エンゲルスが監督になってくれるようだから、基本的には問題は少ないのだけど、やっぱり2人体制と1人体制では何かと違いが出ます。いや、エンゲルスの監督としての手腕を見てみたいというのもあるにはありますが。

この記事の感じだと、まだ確定したという訳ではなさそう。少なくとも浦和側はリーグ戦の決着が付くまで去就問題は棚上げと言う事みたいだから、最終的な結論が出るのはもう少し先かも知れません。

何れにしても、ギド・ブッフバルトの名は、浦和監督列伝に刻まれた訳で、オジェック同様に、ことあるごとに監督候補としてまた名前が上がることになるでしょう。オフトの贈り物が効いた部分もありましたけど、結果を出すという意味においては、文句なしの成績でしたからね。


いや、なかなか面白いです。二つの立場を綺麗に描いてますね。この手の話は下品になることが多いんですが、今のところ上手くやっていると思います。蝶と箱の底に残った希望ってモチーフがなかなか興味深いです。

相変わらずクレアの反応がノーマルで、今回はレイチェルローズを控えめにして、前回までのしつこさを消しています。獣人サイドのネタを微妙に出して、でもまだ判らないってところで寸止めってのが憎い演出です。ただ、僅かな会話だけでしたが、クレアも含めて彼女達の心情の変化が良く表現できていたと思います。

やっぱりケイトがキーなんですが、こちらに関してはなかなか情報をだしてくれません。さらにリーズも登場して、ますます関係が複雑に絡み合います。キャラクター自体はそれほど多く出していないのに、これだけ描き込めるというのは、良い感じです。逆にキャラを絞ったからこれだけ密度を上げられるというのもあるんでしょうが、物語の部分に粗が出てしまう場合が多く、練り込まれているということを証明していると思います。

しかし、練馬大根モードだけは、正直微妙だ。つか、意味わかんねーし。ひょっとすると、歌詞とか真面目に聞けば情報が入っていたりするのかもしれないけど、そういう気にもならないしなぁ。
やっぱ戦闘が入ると進みが遅いな。スペシャルなストレインとミミックがどうなるのか、もう少し謎状態を引っ張るようです。で、次回はまた苛めモード発動ですか? あんまやるとまた死人が出ますよ(笑) そもそも、それじゃ話的に美しくないし。

悲劇のヒロインを気取っているのかもしれないけど、イマイチチープになっちゃいます。そういう方向で攻めない方が良いと思うんですけどね。それとも、単なる時間稼ぎなのかな? 復讐だの、妬みだのをSFに持ち込まない方がいいと思いますよ。世界観と隔離されると、雰囲気が壊れます。そういう話を描きたいなら、現代モノがせめてファンタジー辺りが適当に思えます。