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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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納豆がない!

日本人の付和雷同体質を利用して、業績不振業界の下支えをする妙手だと思うのであるが、いかがであろう。


経済的な意味ではそれは可能だし、実際にそうされているのではないかと思える節も見受けられる。例えば小売りでは、テレビで紹介された?と見出しを出しているところもあるでしょう。熱しやすく冷めやすいから、次々と品物を展開する。そうやって市場を潤わせている部分は少なからずあるでしょう。さまざまな商品団体がテレビ局に売り込みに来ているという話を聞いたこともあります。

しかし、問題にしているのはそんなことでは当然無いです。附和雷同を「しっかりした主義・主張を持たず、他人の説に安易に賛成すること」という傾向とするなら、そう言う人間がこの国では主権を持っているということに危機感を感じるということを言っているのです。そして、他人の説に安易に賛成する癖が付くと、自分で考えるという力が減衰することになります。それはまさに悪循環を絵に描いたような状態だと言えるでしょう。

馬鹿が騙されて納豆をしこたま買い込んだところで、僕は痛くも痒くもありません。しかし、それを黙認することは文化的な退行を招くことになるだろうと思っています。さらには、そんな連中が真面目に考えている人と同等の参政権を持ち、そう言う人間が大量に存在するという可能性を見せつけられれば、経済がどうこうの以前に危機感を感じるのは人として当然の感覚だと僕には思えます。

そういう体質を利用して政治体制を構築する妙手もあります。一番の典型は、そう皆さんご存じのナチですね。そして、日本の軍国主義もそうかもしれません。それを喜んで受け入れるだけの覚悟があれば良いのでしょうが、僕は小心者なのでその勇気は出せそうにありません。しかも、安倍の支持率を見ると笑い事じゃないよなぁという気すらしてきます。経済が潤えばそれで全て安泰だと考えられる人が羨ましいです。
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第2世代Xbox 360とXNA Frameworkの狙い

SCEがやろうとしてやれなかった事、任天堂がやろうともしなかった事を、Microsoftは現実にするために、前段階を整えつつあります。これが、ゲーム以外も含めた包括的な技術力と構想力、そして実行力を持つソフトウェアメーカーの恐ろしさでしょう。Microsoftの技術力や構想力はあてにならないなんてコメントも付きましたが、それが無い会社が何年もPCの世界でトップを走り続けられる訳がありません。体力も含めて総合的な力が他を圧倒しているが故の結果で、それをゲーム業界で本気で発揮されたら、ゲーム会社はたまったものではないでしょう。

Live Anywhereなんて名前だけを聞くと、何をするのか何をできるのかさっぱり判りませんが、PCとの連携を限りなくシームレスに近づけることができるというのは、恐ろしい可能性を秘めています。PS3のLinuxとの連携等という中途半端なものとは次元がことなります。しかも、WindowsだけでなくMobileやZUNEを含めたところまで見据えてとなると、可能性は広がります。

ゲームソフトが売れなくなる可能性があるというのはXBOXビジネスとしては致命的ですが、それも結果としてMicrosoftの他の商品で回収できる目算が付けば、それはそれでという判断も可能です。そして、なによりも素人が作ったようなゲームが幾ら出たとしても、現状のクオリティを維持する限り、ネイティブなソフトはネイティブなソフトとして十分生き残ることが出来るでしょう。台数のマスが増やせるという部分のプラス効果の方が強く働く気がします。

ビジネス面では鼻の利くMicrosoftですから、結構慎重に、かつ準備は万端に進めているようです。しかし、現状の状態からでもいつでも枷を外すことは可能でしょう。そして、そのタイミングを見誤るというのは考えにくいです。必要だと思えばいつでもやってくるでしょう。それが、Microsoftが最強を誇った理由のもう一つです。

SCEが開発ツールの提供が出来ず、かつケチな根性を出して展開を渋っている間に、任天堂が小手先の技で大衆を騙している間に、Microsoftが着実に一歩一歩前に出てきているというような気がします。気がつくと逆転不可能という状態にならなければ良いんですが…。現状を見るとどうも期待薄という感じがしますね。あぁまた日本だけ世界標準から外れた、そして様々な面で割を食う結果に…。いつかどこかで聞いたような状態がまたまた来るかもしれません。日本の消費者が良い選択をしてくれることを願うばかりです。
2ちゃんねる型「正義感」のいやらしさ

なにやら2チャンネルの周辺が騒がしくなっているようです。管理人の態度に挑発的なところがあるのがそれこそ燃料になっているようにも思えますが、そもそも管理人に対して責任を追及するということがまかり通っているというのもかなり怪しい話で、言ってることは50歩100歩だろうという気がしてなりません。

まず、匿名掲示板がそこまでの圧力を持つという現象が起こること自体を問題とするべきだということです。つまり、数こそが正義という感覚が常識化しているイデオロギーがこの問題の根底にあります。誰が何と言おうと知った事じゃない。そういう風に考えられればまずは精神的な意味でのダメージの部分は解消できます。

迷惑電話をかけてきたり、その他嫌がらせとも取れる行動に関しては問題もありますが、それならテレビ放送がきっかけでそうなった例も幾つでも見つかるでしょう。ネットの掲示板だけを悪人呼ばわりするのはちょっと違うだろうという気がします。そういう行動に出る人間に対しては、その人間に対してきっちり罪の有無を問うべきであり、インフラに対して管理責任を問うのは違うだろうという気がします。

匿名であると言う状態が故に暴走しやすい状態になっているわけです。だから匿名性の是非とかの問題にもなっています。前から何度も書いていますが、個人的には匿名として認められるのは、WebサイトやBlogのレベルまでだろうと思っています。例えば、このBlogを書いているのは実際の人間としては誰だか判らないかもしれないが、ともかくKazu'Sという人格であるとは識別できます。つまり匿名であっても特定できるレベルが望ましいだろうと思っているわけです。2ちゃんねるのような意味での匿名で発言を許すことは、そもそも無責任を放任することであると考えています。

ですが、これを否定するなら、もっと重要なことが匿名で行われていることを忘れてはいけません。そもそも国政への参政からして匿名な訳ですから行政などがこれを否定するなんてことは出来るはずが無いわけです。もししたら、大した欺瞞であるということができるでしょう。つまり、これは匿名でも言いたいことは言える、やりたいことはやれるということを推奨してきた国家的教育が見事に実ったが故であり、それによって根付いたイデオロギーによって起こされた必然であるのじゃないかと思うわけです。

もし、2ちゃんねるでの行為が、卑劣だと思うなら、それは近代民主制が卑劣だと思っているのと同じなんじゃないか。そんな気がします。
Windows Updateの副作用?

もし、オープンソースにしたら、結局WindowsもLinuxと同等なレベルに落ちるわけです。じゃあ、LinuxはWindowsよりも優秀なOSと言えるのでしょうか? ある一面では、確かにそういう部分もあるかもしれませんが、個人的には一部例外を除けばほぼ全面的にWindowsの方が勝っていると思っています。

じゃあ、肝心のサポート面はどうでしょうか。WindowsよりLinuxの方が良いでしょうか? また逆のパターンを辿ったMAC OS XはBSDよりサポート面が劣っているのでしょうか? そうとは思えません。完璧にはまだまだ遠いかもしれませんが、現状ではソフトウェアメーカーの中でもMicrosoftのサポートはかなりレベルの高いものを提供してくれていると思っています。このレベルをオープンソースで維持することは難しいでしょう。

アップデート時の設定書き換えの問題にしても、オープンソースだったら対応可能なんでしょうか? ソースを書き換えてしまうということですか? それなら確かに設定が書き換えられることは無いと思いますが、他のトラブルを招く可能性も否定できません。なによりもそこまでやろうというユーザーは極一部でしょう。ニッチな需要よりより多数の為にサポートは行われる。資本主義ですから、それも当然のことでしょう。

オープンソースは諸刃の剣です。メリットばかりでなく、デメリットも考えていかないと、とんでもない目にあうことになるかもしれません。
OS/2の歩みを振り返る

ついにサポートが停止したようです。って言うか今までサポートを続けていたのかというのが驚きではあります。この辺りIBMだなぁって感じですね。こういう職人気質な市販OSってこれが最後なのかもしれません。

OS/2は当時夢中になって使っていたOSで、最も起動回数が多かったOSでもあります。当時Windowsは3.1が出てきたところで、今となっては知らない人も多いと思いますが、使え無さ度は抜群でした。それでも、ハイレゾ画面と、機種依存しないアプリケーションというふれこみ、そしてPC-AT互換機の安さに惹かれて導入してみたものの、何かにつけて落ちるという状態にもううんざりでした。

そんな中で出てきたのがOS/2 2.1これはWindows3.1とは違うと言う噂を聞きつけ早速導入を試みました。当時はOSのインストールにすら苦労する時代。今のように幾つかの質問に答えれば後は自動的にインストールしてくれるなんて状態ではありませんでした。ハードウェアの設定も全部手動。Plug and Playなんて、今となっては当たり前すぎて死語ですが、当時はそれも無い時代。大体CD-ROMドライブがまだ高価な頃で、OS/2を入れるために友人に借りに行った記憶があります。

そうこうしている内にバージョンが2.11を経て、ついにWarpが登場します。このWorkplace Shellは当時のプログラムマネージャとは全く比較にならないほど洗礼されたGUI環境を提供してくれていました。見目はともかく発想としては、現在のLunaよりも優れた部分すらありました。そこに魅了され、Windowsより遙かに安定したカーネルを持つことに誇りをもっていたものですが、実際にはそのWorkplace Shellも相当な頻度でクラッシュしていたために多少マシという程度だったのかもしれません。

ただ、当時のWindowsはまだネットワーク機能を持っていませんでした。英語版のWindows WorkgroupにWin/Vを入れて日本語化なんて技を使ってネットワークを利用したりしていましたが、その辺りWarpは全て標準でした。当時はNifty等のコミュニティも結構盛り上がりWorkplace OSが出れば状況は変わると期待していたものです。世の中はWindows95で盛り上がっていましたが、リリース当初の95はバグも多く、あんなもの使えないと鼻で笑っていたものです。

がしかし、結局Workplace OSはリリースされずじまい。Appleの当時の言動はOS/2ユーザーの怒りを買ったものです。そして、Microsoftは決定打と言えるWindows NT 4.0をリリースします。このNTの出来は素晴しく、インターフェース的にはまだWarpに分があるものの決定的なアドバンテージでは無くなり、安定度に関してはWindowsの方が上かと思われる程になってきました。Workstationバージョンを安価に提供したこともあって、もうこれでWindowsでもいいんじゃないかに徐々に変化していきます。

一応デュアルブート設定で、NTとWarp4の両方をブートできるようにはしていたものの、だんだんとNTの利用頻度が増えていきます。そして、いつの間にやらWarpのインストールをすることを止めてしまった訳です。

素性は良かったと思うのですが、如何せんアプリケーションが揃わなかった。そして開発ツールも高かった。当時は今のような高速なネットワークも存在していませんでしたから情報や、ツール、パッチなどを入手するのも一苦労。今の時代ならもう少し違った道筋を辿ったのかもしれません。けれど、先進性とか技術でMicrosoftと勝負するのは、相当の覚悟が必要だということを証明した良い例の一つだろうとも思います。今は駄目でもいつか遜色ないレベルに追いついてくる。それがMicrosoftの恐ろしいところ。そのアドバンテージを維持し続ける為には、彼ら以上の速度で前に進み続けなければなりません。それは至難の業でしょう。実際にIBMでさえそれは出来なかった訳です。勿論IBM全社が一枚岩では無かったというのも手伝っては居ましたが。