『らき☆すた』ファンは思考停止しているか?
思考停止しているか? と問われるならしているんでしょう。らき☆すたって思考で見る類のものじゃないような気がします。で、当の批判主は一体何を面白いのかと主張するのかと思ってみてみれば、グレンラガンらしい。僕に言わせれば同じような程度だと思いますけどね。グレンラガンを是としている時点で、恐らく見るレンズが歪んでいるんだろうというのは確信できるので、あまり真に受ける必要もないでしょう。
元々らき☆すたとグレンラガンでは、目的としている方向性が圧倒的に違うので、比較すること自体が難しい。けれど、そのどちらも結局ヲタク達を対象にすることを前提に作られているという意味では同じに思える。らき☆すたをヲタ以外が見ても面白くないだろうというのと同じように、グレンラガンをガイナックスヲタ以外が見ても下品にしか見えないでしょう。まぁ萌え感覚で見ている人はヨーコ萌えとかニア萌えとか見てくれているのかもしれませんが、その見方を肯定するなら、こなた萌えもかがみ萌えもアリになります。
じゃあグレンラガンの物語は優れているのかというと、今の段階では特筆するべきものは何も見あたらないと僕には思える。モチーフの取り方はそこそこ。ただし新鮮味はあまりないし、結末まで見ないと評価を確定できない。ただ、人類対非人類という構図を取ってしまっているし、前半を熱血路線で行ってしまっているので、結論の枠は相当狭いような気がする。とすれば、そんな結論を今更描かれてもどうよという気はする。少なくとも現時点においては、無意味さではらき☆すたと良い勝負。
作品に何かしらの刺激を求めたいと考えている人にとっては、らき☆すたは非常に退屈であるし、その存在意義が定位出来ないのかもしれない。けど、だからといって刺激があれば品行下劣で構わないという訳でもない。新房演出を矮小と評しているけれど、黒板文字がどうこうなどと言っている時点で、全体を見ていないのでは無いかという疑問が沸く。まぁ新房監督は原作をかなり変形させるので、原作が好きな人間からみると余計なことするなと感じるのかも知れない。僕はむしろグレンラガンのガイナックス臭まき散らしの演出に悪い意味での目眩を覚えましたけどね。この辺りの感覚はガイナックスヲタの典型と言えるかも知れない。
らき☆すたはパロディの為のパロディという方式を使っていて、そこから脱却出来ずに居るという状況は確か。それ故にバリエーションが乏しくなって、2クールをこなすのがシンドクなっているという気もする。けど、実際ヲタの生態ってそんなもんだと言われればそうかもしれないし、それが変だと感じるのは、それこそ僕も含めてアニメ的な鑑賞に馴れてしまった見方によるのかもしれないとも思う。この手の作品は以前からアニメに限らずテレビ業界では連綿と続いてきたこと。らき☆すたはサザエさんのようだと形容したことがありますが、それ以外だってちびまるこでも、水戸黄門でも、太陽にほえろでも、渡る世間でもなんでも良い。結局、日本人はそういうものが好きってことなんでしょう。
実はらき☆すたをあまり高尚に評価しようとするから反発を買うんじゃないかという気がする。最高に面白いと言われれば否定したくなるし、人間関係だとかの部分にフォーカスを当てている作品にも見えない。というか、キャラを描こうという気もあまりないように見える。あくまでも「萌え要素が入って現代的になったサザエさん」の枠を超えていない。アニメというとなにやら上段に構えた面倒な作品や、支離滅裂なギャグ作品ばかりが目立つ中、マンネリの強さというものを前面に出してきた為に、それに飢えていた連中が飛びついた。作画クオリティだの、マニアチックなパロディという撒餌も適切だった。よって売れたということなんじゃないだろうか。実際マンネリ狙いの作品だと認識して改めて見れば、良くできていると評価することもできる。
結局ヲタク達も、時代劇を楽しみにしていた人達と嗜好パターンはあまり変わっていないってことなんじゃないだろうか。所詮日本人だってことなんでしょう。「自分が」好みでない、面白くないと思っていると表明するのは結構なことだけれど、それ以上言う必要は無いような気がします。らき☆すたみたいな作品があったって悪い訳では無いと思いますよ。らき☆すたみたいな作品ばかりになるのはごめん被りたいですが、それはどんなものであっても同様だと思います。どのアニメを見ても押井作品みたいのばっかりだったら、それはそれで胃もたれ起こしそうになるような気がします(笑)
思考停止しているか? と問われるならしているんでしょう。らき☆すたって思考で見る類のものじゃないような気がします。で、当の批判主は一体何を面白いのかと主張するのかと思ってみてみれば、グレンラガンらしい。僕に言わせれば同じような程度だと思いますけどね。グレンラガンを是としている時点で、恐らく見るレンズが歪んでいるんだろうというのは確信できるので、あまり真に受ける必要もないでしょう。
元々らき☆すたとグレンラガンでは、目的としている方向性が圧倒的に違うので、比較すること自体が難しい。けれど、そのどちらも結局ヲタク達を対象にすることを前提に作られているという意味では同じに思える。らき☆すたをヲタ以外が見ても面白くないだろうというのと同じように、グレンラガンをガイナックスヲタ以外が見ても下品にしか見えないでしょう。まぁ萌え感覚で見ている人はヨーコ萌えとかニア萌えとか見てくれているのかもしれませんが、その見方を肯定するなら、こなた萌えもかがみ萌えもアリになります。
じゃあグレンラガンの物語は優れているのかというと、今の段階では特筆するべきものは何も見あたらないと僕には思える。モチーフの取り方はそこそこ。ただし新鮮味はあまりないし、結末まで見ないと評価を確定できない。ただ、人類対非人類という構図を取ってしまっているし、前半を熱血路線で行ってしまっているので、結論の枠は相当狭いような気がする。とすれば、そんな結論を今更描かれてもどうよという気はする。少なくとも現時点においては、無意味さではらき☆すたと良い勝負。
作品に何かしらの刺激を求めたいと考えている人にとっては、らき☆すたは非常に退屈であるし、その存在意義が定位出来ないのかもしれない。けど、だからといって刺激があれば品行下劣で構わないという訳でもない。新房演出を矮小と評しているけれど、黒板文字がどうこうなどと言っている時点で、全体を見ていないのでは無いかという疑問が沸く。まぁ新房監督は原作をかなり変形させるので、原作が好きな人間からみると余計なことするなと感じるのかも知れない。僕はむしろグレンラガンのガイナックス臭まき散らしの演出に悪い意味での目眩を覚えましたけどね。この辺りの感覚はガイナックスヲタの典型と言えるかも知れない。
らき☆すたはパロディの為のパロディという方式を使っていて、そこから脱却出来ずに居るという状況は確か。それ故にバリエーションが乏しくなって、2クールをこなすのがシンドクなっているという気もする。けど、実際ヲタの生態ってそんなもんだと言われればそうかもしれないし、それが変だと感じるのは、それこそ僕も含めてアニメ的な鑑賞に馴れてしまった見方によるのかもしれないとも思う。この手の作品は以前からアニメに限らずテレビ業界では連綿と続いてきたこと。らき☆すたはサザエさんのようだと形容したことがありますが、それ以外だってちびまるこでも、水戸黄門でも、太陽にほえろでも、渡る世間でもなんでも良い。結局、日本人はそういうものが好きってことなんでしょう。
実はらき☆すたをあまり高尚に評価しようとするから反発を買うんじゃないかという気がする。最高に面白いと言われれば否定したくなるし、人間関係だとかの部分にフォーカスを当てている作品にも見えない。というか、キャラを描こうという気もあまりないように見える。あくまでも「萌え要素が入って現代的になったサザエさん」の枠を超えていない。アニメというとなにやら上段に構えた面倒な作品や、支離滅裂なギャグ作品ばかりが目立つ中、マンネリの強さというものを前面に出してきた為に、それに飢えていた連中が飛びついた。作画クオリティだの、マニアチックなパロディという撒餌も適切だった。よって売れたということなんじゃないだろうか。実際マンネリ狙いの作品だと認識して改めて見れば、良くできていると評価することもできる。
結局ヲタク達も、時代劇を楽しみにしていた人達と嗜好パターンはあまり変わっていないってことなんじゃないだろうか。所詮日本人だってことなんでしょう。「自分が」好みでない、面白くないと思っていると表明するのは結構なことだけれど、それ以上言う必要は無いような気がします。らき☆すたみたいな作品があったって悪い訳では無いと思いますよ。らき☆すたみたいな作品ばかりになるのはごめん被りたいですが、それはどんなものであっても同様だと思います。どのアニメを見ても押井作品みたいのばっかりだったら、それはそれで胃もたれ起こしそうになるような気がします(笑)
与野党、「年金財源」12月決戦へ 「消費税」シナリオ修正も
結局何かをやろうとすると、財源確保という話が必ず出てくる。枠内でやろうという気はハナから無いらしい。しかも、それを増税で賄おうというのだから、お粗末です。資金は打ち出の小槌で良ければ誰だってなんでも出来そうな気がします。なので、この議論自体がそもそも陳腐で話にならない。政治屋なんてのは、結局この程度の考え方しか出来ない連中ということだろう。
しかも事は年金について。で、その年金は実際どうなっているのかというと、
社保庁職員の年金着服、10件1億3千万円
こういう有様。そんなに財源が欲しいなら、社保庁職員経験者の全財産と生涯賃金。足りなければ、臓器でも体でも命でも全部ひっくるめてを財源にすれば良いんじゃないですかね。そもそも、これまでの明確になっている明らかな無駄遣いの責任は誰がどう取ってくれるんでしょうか? それを曖昧にしたまま増税しようなんてとんでもない話です。責任者が何人か自殺したその程度で済まされると思っているなら、その勘違いは補正されるべきでしょう。
結局何かをやろうとすると、財源確保という話が必ず出てくる。枠内でやろうという気はハナから無いらしい。しかも、それを増税で賄おうというのだから、お粗末です。資金は打ち出の小槌で良ければ誰だってなんでも出来そうな気がします。なので、この議論自体がそもそも陳腐で話にならない。政治屋なんてのは、結局この程度の考え方しか出来ない連中ということだろう。
しかも事は年金について。で、その年金は実際どうなっているのかというと、
社保庁職員の年金着服、10件1億3千万円
こういう有様。そんなに財源が欲しいなら、社保庁職員経験者の全財産と生涯賃金。足りなければ、臓器でも体でも命でも全部ひっくるめてを財源にすれば良いんじゃないですかね。そもそも、これまでの明確になっている明らかな無駄遣いの責任は誰がどう取ってくれるんでしょうか? それを曖昧にしたまま増税しようなんてとんでもない話です。責任者が何人か自殺したその程度で済まされると思っているなら、その勘違いは補正されるべきでしょう。
携帯各社 総務省研究会の端末と通信料の分離案 部分反論も事実上容認
メディアが安易に「不公正」という言葉を使っているのが気になる。何をもって不公正というのか。「長く同じ端末を使わされている」人が存在するなら、それは不公正かもしれないが、自らの意志で機種変を行わないのだから、なんら不公正とは思えない。大体、旧モデルなどになれば、機種変でもずいぶんと金額が下がったりする訳で、金が無くても機種変しやすい構造になっているのにも関わらず、変えないというのは明確な意志がそこに感じられる。
これを不公正というのは、典型的な悪平等でメディアがこれに乗っかるのはあまりにもお粗末すぎる。現在のモデルを変更したいと言うなら、何故それが良いのかという部分をもっと判りやすく説明する必要があるでしょう。不公正などという言い訳では話になりません。
ちなみに端末を通信と切り離すなら、自由化が大前提になるでしょう。キャリアが端末の金額をコントロールしていたのでは話になりません。メーカーそれぞれが独自に販売、価格も自由に設定という風にしてくれなければ、結局高い端末を買わされ、通信費は大して下がらず、長期契約に縛られという風に酷い状態になりかねません。
もし、今キャリアや携帯メーカーが主張する巫山戯た価格設定を是正する為に、通信と端末の金額を切り離し、その仕組みを整えるということであるなら、賛成派出来そうですが、その場合は当然手法が変わってくるでしょう。
販売奨励金の負担額を毎月の通信料に上乗せ徴収しており、長く同じ端末を使う人が損をする不公平な仕組み。
メディアが安易に「不公正」という言葉を使っているのが気になる。何をもって不公正というのか。「長く同じ端末を使わされている」人が存在するなら、それは不公正かもしれないが、自らの意志で機種変を行わないのだから、なんら不公正とは思えない。大体、旧モデルなどになれば、機種変でもずいぶんと金額が下がったりする訳で、金が無くても機種変しやすい構造になっているのにも関わらず、変えないというのは明確な意志がそこに感じられる。
これを不公正というのは、典型的な悪平等でメディアがこれに乗っかるのはあまりにもお粗末すぎる。現在のモデルを変更したいと言うなら、何故それが良いのかという部分をもっと判りやすく説明する必要があるでしょう。不公正などという言い訳では話になりません。
ちなみに端末を通信と切り離すなら、自由化が大前提になるでしょう。キャリアが端末の金額をコントロールしていたのでは話になりません。メーカーそれぞれが独自に販売、価格も自由に設定という風にしてくれなければ、結局高い端末を買わされ、通信費は大して下がらず、長期契約に縛られという風に酷い状態になりかねません。
もし、今キャリアや携帯メーカーが主張する巫山戯た価格設定を是正する為に、通信と端末の金額を切り離し、その仕組みを整えるということであるなら、賛成派出来そうですが、その場合は当然手法が変わってくるでしょう。
今回は大分原作に近いネタになっていました。というか、もうこういうネタしか残ってないんだろうな。頑張ってはいましたが、キャラ紹介編に比較すると、パワーがやや落ちているような気がしました。それぞれの思考実験は面白いので、一個とかで終わらせないで、もう少しやっても良いかもしれない。その辺はひょっとすると原作に忠実に作っているのかもしれないな。う?ん、もう完全に原作忘れてるし。
アニメは漫画よりも遙かに飽きが早いんで、同じ事を何回もやる訳にはいかないでしょう。これからどうやって練り込んでいくのか、演出を変えていくのかが腕の見せ所かもしれません。間の演出とカット割りに関しては、ほぼ天才的なセンスを持っているので、しばらくはそれだけでも楽しめるかもしれません。1クールだとしても、それでまだ折り返しなんで、そこから先をどう繋いでいくのかが楽しみ。
キャラが原作よりも濃いめに描かれているので、オリジナルのエピソードを作ってあげてもイケるような気がするんですが、どうでしょう。
アニメは漫画よりも遙かに飽きが早いんで、同じ事を何回もやる訳にはいかないでしょう。これからどうやって練り込んでいくのか、演出を変えていくのかが腕の見せ所かもしれません。間の演出とカット割りに関しては、ほぼ天才的なセンスを持っているので、しばらくはそれだけでも楽しめるかもしれません。1クールだとしても、それでまだ折り返しなんで、そこから先をどう繋いでいくのかが楽しみ。
キャラが原作よりも濃いめに描かれているので、オリジナルのエピソードを作ってあげてもイケるような気がするんですが、どうでしょう。
悩まし番長大活躍。瀬戸花は、女性キャラが多い割にエロ度は低かったんですが、今回は結構頑張りました。エピソードとしては、もう少し突っ込めればなぁという感じはしましたが、まぁサービスカットもあったことだしよしとしますか。ここしばらくは巡がすっかりリアクションキャラになっていて楽しいんですが、彼女も踏み込みが甘いというところで終わってしまっています。
永澄争奪戦というネタはいずれあるんじゃないかと予想しているのですが、エントリーが燦&留奈だけじゃなくて、明乃とか、巡とかにも是非参加して欲しい。現状では、それぞれのキャラが結構かけている割にポジションとしては中途半端になってしまっているので、何話かかけてもう少し足場を固めてからって展開が良いような気がするな。
最終的な落し処としてはその辺りが一番なんじゃないか、あるいは人魚試験ネタをもう少し掘り下げていくという手もありかもしれない。いずれにしても最終コーナー前の状態なので、気合い入れてポジション取りして欲しいなと思います。
永澄争奪戦というネタはいずれあるんじゃないかと予想しているのですが、エントリーが燦&留奈だけじゃなくて、明乃とか、巡とかにも是非参加して欲しい。現状では、それぞれのキャラが結構かけている割にポジションとしては中途半端になってしまっているので、何話かかけてもう少し足場を固めてからって展開が良いような気がするな。
最終的な落し処としてはその辺りが一番なんじゃないか、あるいは人魚試験ネタをもう少し掘り下げていくという手もありかもしれない。いずれにしても最終コーナー前の状態なので、気合い入れてポジション取りして欲しいなと思います。