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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

英数字が5割以上のコメント、TBは投稿制限しています。またスパムと判断されるものは問答無用で削除します。
他の面子はともかく、斑目だけは居ないとげんしけんらしくないって感じがするもんなぁ。卒業ってのはどうしても環境が変わる状況ですから、センチになる心情も判らないでもないんですが、それだけで1話を構成したってのはなかなか挑戦的です。

なんというか、全体として目的もなくダラダラという感じの作品になってます。それでも見られる状態にしているというのが凄いなって気がします。妙にリアルな感じを作っていて、良い雰囲気を作ってます。

好みの部分もあると思いますけど、悪くないなって感じです。この辺横手脚本の力もあるのかもしれないな。
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教育バウチャーという名の格差拡大政策

言ってる方向性は理解できる。けど結局は、市場原理は万能では無いということと、家族制度が不平等の温床ということに集約できるんじゃないかという気がします。市場原理があてにならないなんてのは、当然も当然で、説明の必要性をまるで感じない程です。市場がそんなに優秀なら、各種捏造事件なんて起きるはずありませんから。機会平等を確保するというのは、当然行われるべきですが、そのために現在の体制を維持しつつバラ巻きをするべきだと言われたのでは、それはどうなんだろという気がします。

この中でも語られていますが、この問題の大きな原因の一つは「大企業の一流大学の優先採用」に代表される価値観の固着とそれを許す社会のイデオロギーってところにあるんでしょう。それを変える為に、まず公務員は一流大学から採用しないとかやってみたらどうでしょうかね(笑) ともかく、人間を共通の知的能力で判定可能であるという発想が、正直下卑ているという気がします。

いくら学校への予算配分が適切にされたからと言って、それで均等な機会を担保したということにはならないでしょう。結局受験は無くならないという以上、時間と金を湯水のように注ぎ込んで来た人と、普通の生活にも困っているような人がフェアな競争をしているということには絶対になりません。その程度のことでは免罪符にはならないのです。結局、人間は自分の生まれた土地と家に縛られるという事実は何も変わりません。

ある程度統一された方向性を持つ価値観を容認するという条件の元では、全ての不平等の温床は家族制度に起因します。これを許容する限り、何を言っても、何もやっても、所詮焼け石に水でしょう。本質的な部分が間違っています。

不平等感を無くすには、社会の価値観を一定にするべきだという発想自体を変えるか、家族制度を解体するか以外の方法は、まず無いでしょう。
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諫早湾干拓:費用対効果、国と市民団体で大きな食い違い

「当初計画時に1.0を超えることが実施要件。その後の計画変更で数値が1.0を下回っても問題はない」


確かになんでも誤差というのもはあるから、「絶対に」1.0を超えないといけないとはしずらかったんだと思う。けど、だからといって何でもアリだと言うわけでは当然無い。人間の世界には限度というものがあるのを、病原体達は理解していないらしい。自ら算出した結果が500億以上のマイナスというのでは話にならない。

更に、挙げ句環境破壊を引き起こしているなんてことになっているのだとしたら、まさしく税金を使ってメリットが薄く、害になるものをわざわざ散々の反対を無理矢理押し切って、作ったってことになる。まさに病原体の病原体たる面目躍如といった感じだ。

それだけならまだしも、市民団体の算定との差がありすぎる。費用対効果0.19というのも凄いが、それ以上に費用が3倍も違っている。もし、市民団体の側の方が事実に近いのだとするなら、関係者全員で5000億を無限責任で変換させるべきだろう。当然不可能だろうけど、最低限、全財産没収の上、家族まで含めて体をバラ売りする程度の誠意は見せて欲しい。

過去日本でこれほど人間に害を与えるモノがあっただろうか。奴等の存在によって引き起こされる害に比べれば、オウムのやったことなんて児戯にしか思えない。アルカイダなんて中学生の反抗期程度、北朝鮮なんて飼い猫がじゃれているような程度だ。この病原体を滅ぼす効果的な方法は何か無いものだろうか。真剣に考えなければいけない時期はとうに来ていると思う。
Windowsを捨ててMacを持とう

むかーし、自分がOS/2をメインに使っていた時と同じ理屈が展開されているような気がするのは気のせいだろうか? 少なくともその時は、OSそのものの出来が多少悪かったとしても、アプリを動かすのはなんだかんだ言いつつもネィティブ環境に勝るもの無し。という結論になったんですよね。Windowsの出来の悪い部分が、なんとか許容出来る範囲に収まりつつあったというのも大きな要因です。

ま、当時と今とでは様々な条件が違いますから、同じ結果になるとは限りませんけど。個人的にはその時のWorkplaceの時の恨みが未だに忘れられず、Appleは嫌いな企業に分類されていますので相当な理由がない限り、少なくともここに挙げられた程度の理由でMacintoshを使うということはありませんが(笑)
買い手の側にもある重大な欠陥

主旨そのものは賛同できるのだけど、相手の常識を批判するのに、別の常識を持ってきても何の意味もない。それでは同じ穴の狢で、説得力というものはまるで無い。相手の常識を批判するなら、その常識という感覚そのものを批判するべきで、それぞれのライフスタイルが偏見に基づく常識から外れているというのが事実であったとしても、何の問題にもならない。

「商売人は、目利きの客にはごく正直にまっとうになる」という指摘はその通りだろうと思う。結局商売である以上、双方にそれなりの知識や能力が求められるのは避けられないことで、その部分を権威や規則やブランドに依存してしまえば、その依存度だけリスクが増すのは当然のことでしょう。

つまり、何故これだけ偽装が行われるかというと、バレた時のリスクを考慮しても、偽装した方がメリットが大きい。と少なくとも思わせる要因があるからだろう。つまり、消費者が馬鹿であるというのは事実だろうし、規制のかけ方に問題があるのかもしれない。けれど、今回発覚したのは、まず一部であってこれで全部なんてことはないでしょう。それでも深刻な健康被害が出たわけでは無いというのも興味深いですが、それでも騙されたという部分を重視するとして、「結局お前らどうせ判らないだろ」って理屈が、それこそ業者の常識になっているということでしょう。
なんか凄ぇなぁおい。前半と後半が真っ二つなんだけど、後半は少なくとも今のところ良くある恋愛もので展開しています。みやこに過去があるのは判るけど、それにしても、あまり惹かれる内容じゃない。当然景にしても、千尋のことがあったにせよ単なる独占欲にしか見えないので、こちらサイドは、あぁエロゲー系のネタなのねって感じ。映像演出のほうはなかなか見せてくれてましたけど。

対して前半は興味深いです。お話と現実がリンクしているというのを前提として、あからさまに千尋と蓮治のフェーズが噛み合っていない。蓮治自体はそれに気づき始めて悩む訳なんだけど、千尋はそれが理解できない。カミサマ視点という考え方と、彼女が物語の中ではカミサマであるというレトリックも面白い。これは、結構様々な解釈ができる。物語の中のエンディングもどうなるか決定していないし、決定してしまうと面白く無いという台詞もある。作品の中で、これをどう決着させるのか興味深いです。

個人的には、蓮治が大きく変化しない限り、このカップルは成立出来ないだろうと感じます。母親とのシーンを繰り返していましたが、それも象徴的に思える。本当なら、千尋の方が変化するという方が、ノーマルなのかもしれませんが、それじゃ普通すぎて面白く無い。千尋の世界と蓮治の世界のギャップがポイントなのであって、当然蓮治の方が、現実的にみて正常。それが逆転するという結論が欲しくなります。

それと、当然後半のみやこネタの方と、千尋達の話をどうつなげるつもりなのかも気になります。今のところこの二つの話は携帯電話のメールのやりとりという形でしか繋がっていません。それも、本当に千尋と景のやりとりなのかはグレーな感じ。そもそもなんで二人が離れて暮らしているのかも良く判らない。記憶障害があるとは言っても姉妹ですからね。

二つの話は今のところ存在をテーマにしてはいるんだけど、重なるような重ならないようなという感じ。みやこの存在を考えるなら、他人から消去されることで、存在が定位しなくなるという見方をしていて、それはこれまでの千尋の存在と重なるような気もするし、千尋の場合は他人から記憶されないという訳ではないという風に考えれば、重ならないという気もする。蓮治の中に記憶されてから存在が定位していると見ることも出来なくはないけど、それ自体も千尋にとっては確信に至っていないし、今回で蓮治の千尋に対する意識も揺れてきている。この段階で既に、千尋の側に関しては、蓮治の記憶に自分の存在を定位するというのでは、突っ込みが甘いと感じる段階に来ているような気がします。そりゃまぁ、明かな思いこみと、絶対的な記憶の限界を抱えるのとでは、なかなか話のレベルをあわせるのは辛いでしょう。

千尋の側の小説と同様に、景の側には映画というアイテムが出てきているんですが、それにしても対象がみやこになっていません。そういう点も含めて、二つの話のずれがまだ埋まっていない気がします。これを最終的にどうやって収束させるのか。かなり楽しみです。
この作品って空が居なければ5割は面白くなるんじゃないかという気がしてなりません。そもそもストーリーものじゃないというのもあって、キャラが多い割には絡みがないというか、それぞれ独立している感じが強くて、しかも、超の付く変人が多くて、残りもやや変人という異常さなんですが、それはそれでギャグマンガとして見れば、悪くない程度なんですけど、空の存在がそれをぶち壊しにしています。

怠いとか、緩いとか、遅いとか、この作品に付けられる問題点のほぼ全てか彼女に起因している。彼女がサブキャラとして位に出るなら悪くないのかもしれないのだけど、時間を割きすぎる。今回の話にしても、空のエピソードは半分以下の時間にすれば、かなり見れたものになっていたように思えます。

って、それじゃ作品が変わってしまうんですがね。