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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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しかし、正月早々にアニメの新番組が始まるなんて、時代も変わったものです。ちょっとびっくりですね。で、新年一発目の新番はウェルベールの物語… う?ん、微妙。少なくとも第一幕ははずしまくってくれていましたからねぇ。

なんですが、第一話から、かなり、かな?り無理な展開をしているように感じます。一幕を見ていない人には話は全然見えてこないだろうなぁって展開はまぁ仕方ないとしても、王女様を誘拐同然に拉致ったら、あんた旅とか悠長なこと言ってる場合じゃないでしょう普通。前作もそうなんですけど、ちょっとその辺の世界観の設定がアバウト過ぎるところがあって、引いちゃうんですよね。

ただ、今回はティナの敵捜しってことで、リタには積極的な意味が無くなっています。これは難しいところで、どう処理するのか見物です。二度目の旅ですから、リタ姫様の非常識ぶりネタも使い方が難しくなっているだろうし、どういう風に話を作ってくるのか楽しみにしたいと思います。
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連休じゃないとなかなか見られないので、見逃していた映画を何本か見る。その内の一つがパプリカ。今敏監督は、実力は折り紙付きで、パーフェクト・ブルーの時からのファンです。ファンだと言っておきながら普段映画の情報をほとんど入れないので、最近までその存在すら知らなかったという為体でしたが。今監督は、斬新な映像技法が刺激的で、世界観の構築を得意としています。その力は今作でも遺憾なく発揮されています。

途中までは、逆にその部分のみが強調されてしまっているような感覚を受けました。夢の話という設定もあって、あまりにも荒唐無稽というか掴み所が無いように感じたからです。けれど、話の全容が見えてくるに従って、結局のところ意識の共有というある種の理想像は個人を破壊するという方向性に向かっているのだろうと解釈できるようになりました。

夢と現実の境界線というとてもセンシティブな部分を描き込むのは、難しかっただろうと思います。一見正常な意識を保っているように見せている所長や粉川でさえ、最後にはそれが夢なのか現実なのか判断できないようになっているし、見ている側もそれがどちらなのか判別不可能になっています。そして、エピソードが起きたのが夢だったのか現実だったのかそれがどちらであるかは、既に意味を持たないという状態にしてしまいました。

意識と肉体の関係にも直結してくるし、パプリカという存在が最終的には千葉敦子から独立した形で表現されているというのも興味深い。非常に哲学的で、課題だけ提出した上で、答えは明確に出さずに終わってしまっているような気がします。ただ、流れ的にはコンサバを支持しているように感じます。

すっきりしないような後味が残る作品ではあるんですが、それはそれで名作の一つの形なのかもしれないという気がします。作品の中で全部クローズしていて、白黒はっきりつけることだけが形ではない。勿論それは見る側の理解力の問題も多分に絡むと思いますが。千年女優とか東京ゴットファーザーズが比較的綺麗な構成の作品であったのに対し、パプリカは思い切った作品だなという気がします。逆にそれだけに印象に残ることになるかもしれません。