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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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しかし、何とも言えないリズム感で話が進んでいきます。この独特のテンポとスタイリッシュなビジュアルがまず魅力で、それが何よりも重要な要素になっているのですが、それだけではやや物足りなさが出るところを、それなりのキャラの描き方を通じて締めています。

ミチコにしてもハッチンにしても表面上は凄く判り易いキャラになっていますが、実は人間の感情って言うのは、そういう表面上だけできまるようなものじゃない。そんな燻し銀のような表現が効いています。

当然二人の関係が、いきなり急接近、急変更などということになるはずがありません。けれど、初対面の時とは明らかにことなる関係という部分はちゃんと表現できています。その辺りの表現が上品ななとことが好印象です。ですが、それと引き替えに話の展開が遅くなっています。全体的に叙事的な内容になっているので、話の進行そのものが大きな問題にはならないかもしれませんが、それでも話に一応の決着を付けるためには何らかの展開が必要になるでしょうからそこに影響がなければいいなという気がします。
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理屈ってなんですか?思う魅力とどちらが美味しいですか?

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪
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しかし魅力的な構成で作品を作ります。出だしは、これまでの話は一体どこに言ってしまったのかという内容で始まり、これはひょっとして単に京極堂を出すというだけの繋ぎの話なんじゃないかとさえ思いましたが、実際にはそんなことは無く微妙な感じで外堀を埋めてきています。

表現についても絶妙で、特に最後に決め台詞「不思議なことなど何一つないのだよ」は、前半千里眼をあれだけ引っ張ったことと、今回までの話の展開の両方の真逆を行く発言であり、また更に輪をかけて彼への表現が幽霊になぞらえられているというのも巧妙です。

ともかくも、未だこの話がオカルトなのか、サスペンスなのか、ミステリーなのかそのどちらの方向に進んでいくのかが全く伺い知れません。まずハイブリッドの形式だとは思うのですが、どこがどれに属するのかすら全く見えない状態です。それは明らかに意図的にそのように構成されているのが伺え、隠しているという意図が下品にならないよう慎重に計算された情報操作がされています。

エピソードがあまり連続していない形式を取っていますから、キャラはそれなりに描けてはいるものの、そこに思い入れを持ち込みにくい形式になっていて、にも関わらずこれだけ引き込まれるというのは、そこまで緻密な構成展開の計算がされているからでしょう。元ネタ自体が複雑な構成になっているというのも大きいんじゃないかという気がします。

こういう、勢いとは全く逆方向の静的な余韻が大きな意味を持つ繊細な作品は個人的には大好きです。何処かで計算ミスや手抜きをするとすぐにバレてしまうことになるでしょうから、製作難易度は恐ろしく高いんじゃないかという気がします。

それにしても、皆口のお姉さん綺麗でしたね西田キャラっぽい感じがします。今から考えると、この作品には何とも言えない存在感がある西田キャラよりも、無機質な感じが強いCLAMPの絵柄の方があっているのかもしれません。けれど、そんな中にちょっと異質な感じが入ると、凄く新鮮味がありますね。