FC2ブログ
Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

英数字が5割以上のコメント、TBは投稿制限しています。またスパムと判断されるものは問答無用で削除します。
基本的には権力が持つ合法的な暴力機関の場合より悪辣なのは現場の人間ではなくて、裏でのうのうと甘い汁を吸っている連中であるなんてのは既に常識。そして、暴力は大義名分に関わらずその権力のために振るわれる。というのは常識以前の前提条件です。

この作品では傭兵などのならず者達を集めていますから、忠誠度が低くてまだマシなのですが、警察組織や軍隊になると、馬鹿が多くて物事の本質を見る事が出来ないまま盲目的に権力者の妄言に踊らされる傾向にあります。暴力行為の正当性を信じられないような人間は警察や軍隊には入れませんからね。だからこそ質が悪い。本当の悪は裏であるという了解があったにせよ、なんの疑いも持たずに暴力組織に荷担していると言う段階で現場も同罪でしょう。

話を戻しますと、最終的な目的がどこにあるのかまだはっきりとはしませんが、バイパーのメンバーは犠牲の羊となったということは間違いのないところ。自分達の利益の為なら自らの腕でも脚でも平気で切り飛ばす事でしょう。なにせ、後から幾らでも再生出来る可能性がある訳ですから、幾らでも嘆きの涙を流しますってなもんでしょう。一定以上の大きさを越えた組織なんてものはそんなもんで、組織が個人を見るなんて事は原則あり得ません。そういう幻想を未だに持っている人が少ない無いというのも悲しい現実なんでしょうね。
スポンサーサイト



恐らくは鬼神は悪と断定され葬り去られるんだと思いますが、少なくとも今回の鬼神の主張はあながち間違っているとは思えませんでした。法と秩序はまやかしであるというのは間違いのない真理を付いています。では、死神のやり方が間違いなのかと言えば、それもそういう訳ではない。つまりどこに問題があるのかと言えば、どちらかの色一色にしてしまおうという発想にそもそも問題がある訳です。

その意味においては鬼神も死神も同じ次元に立っていると思います。この状態で片方が片方の過ちを断罪するというのは、客観的に見れば愚かしい行為で、まさに安全保障のメタボリック状態です。

基本的には多様性を許容出来ないという段階で同じ穴の狢なんですが、むしろそれを法や秩序という無機質かつ無条件なものに依存している社会の方がより不健全だと僕には感じられます。それが例え狂気であったとしても、人間的なものから発生しているだけまだマシという判断も出来るかもしれません。

法や秩序はそもそも人間の理性が生み出した道具な訳です。人間は自らが生み出した道具に踊らされたのでは元も子もありません。人間が自らの判断よりも法を重視した時、その社会の胡散臭さが最大値になるというのは事実でしょう。ここまで大きく風呂敷を広げたからにはその真実に対して明確な回答を明示して欲しいものですが、流石にそれは難しいかもしれません。