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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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戦争が始まるプロセスは、個人が個人である事を捨てて国家や軍や、コミュニティに過度に依存し判断を放棄するところから始まります。現実問題として、全体が数人の個人で変化出来るということはなかなかありませんが、方向性としては正しい。勇気ある人間が居たとしても、大多数が馬鹿でしめられればどんな蛮行も正義として実行されます。それが近代民主制の真実です。

数人の力をそれ以上にするには、超が付くような力をもってするのが適切です。そして、今回の話の大きなポイントは、地元住人の反対にあったところがポイントです。しかしながら、現在の某国では、こういうことがあると、積極的に戦争に参加する方でしょう。権威に弱く正義に従順なのが正しいと思っているのだから愚かなことです。

人間が人間らしさを放棄するところから戦争は起きる。空気読めとかそういう適当な言葉を使って一定に価値観に個人を押し込めようとするところにその根源があります。戦争をミクロの視点で見るのは折り香椎行為ですが、戦争の原因はそこにあるのは事実です。

それにしても、やっぱりアメージングストーリーは良いなぁ。何とも言えない感慨があります。その演奏で時間を稼いだという辺りは構成として美しいですが、果たして、現実にはあり得るかというと物語以下の状態なんだろうなぁという気がします。話としては、良くできていたと思いますが、前半と後半の繋がりがやや弱いところが残念です。勿論、リオ編ってことで話の繋がりは一応あるんですが、その時点であまりに戦争の気配が無かったので、ラストエピソードが唐突な感じになってしまったような気がします。隊長さんももう少し描き込んで欲しい対象でしたね。

ですが、全体としては非常に良くできた話だと思います。十分合格点が出せる出来だと思います。
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ミナ姫の設定が本当に見事です。彼女に対する位置付けも、彼女の性格も、ひっくるめて強くて弱い女というのを見事に成立させています。本当に艶っぽい女というのは、強くて弱い。この二面性を兼ね備えていることが条件になります。弱いだけとか強いだけとかそういうのでは駄目出し、あからさまに弱かったり強かったりするのも興が冷めます。あくまでも何とも言えず、そして何ともならず強くて弱いと感じさせることが重要です。その難しい条件をミナ姫はクリアしています。それは原作自体にそういう要素があるんだと思いますが、そもそも新房監督はそういう女性を描くことに長けている人で、過去にもそれに成功しています。ほとんど成功例を見ない状況で、一人で複数回に成功しているのだから見事なものです。

今回の見所はなんと言っても美刃との掛け合いだと思いますが、いちいちシーンが格好良くて美しいです。この作品は徹底してそこを追求しているんじゃないかという気がします。彼女の存在自体が未だ謎に包まれていて、敵であるような味方であるような不思議な位置にいますが、刺客の一人が彼女なんじゃないかという感じがしてきました。ただし、彼女自身の思惑がどこにあるのか、そしてアキラの過去とどんな関係があるのかについては、未だ不明です。

ミナ姫が王としての威厳がある以上、それに次ぐ位置の三人も同様な威厳を持っている必要があります。ミナ姫は堂々としたものでしたが、それに動じることなくしっかりと対応してきたという点について彼らも賞賛に値します。結局ミナ姫の方が動じてしまうという流れについては、ミナ姫らしい結末です。しかし、それで終わってしまったのではやっぱり違うだろうという気がしますので、審問も含めてミナ姫の反撃というのがこれから期待されます。

千和が語っているように、無傷という訳にはいかないのでしょうが、そうやって状況を進展させることこそがじゅうようなんじゃないかという気がします。