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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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時代背景からして仕方ないのかもしれないけれど、跳ねっ返りという設定の割に偉く保守的な連中です。その感覚が結局彼らを善人に見せてしまっています。本当は善良な少年達が、時代に翻弄されて不幸になっていくという構図は正直チープです。結局時代が悪くて俺たちは悪くないという弱者の良いわけを認めてしまうというまぁ今の時代には喜ばれそうな話ではありますが、それで終わってしまったのではがっかりです。

悪人は悪人であるが故に意味がある。何故彼らは悪人と呼ばれたのかという内容を、その社会と同じ価値観で見た善人であるのにという方向に持って行くのは完全に矛盾だし、自ら自らを否定するような行為です。

それだけで終わってしまうとは思いたくないのでそれ以外の展開を期待したいところですが、現時点ではそういう片鱗が出てこないというのが悲しいところです。
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それでもまだキャラを増やしますか。その心意気は買いたいと思います。いや全く素晴らしいです。それにしてもこれだけキャラを出して、それ程キャラのカラーもバリエーションがあるわけでも無い状態で、良く制御できるものです。まぁもう完全に顔と名前が一致していない状態ですが、そんなこと一切構わずにそれなりに楽しめるというのが偉大です。

そういう作品の特性を認めさせたという点に関しては、粘り勝ちじゃないかなという気がしますし、一騎当千も含めて三国志モノの強みなのかもしれないと正直感心します。そこからどういう話を展開していくのか、という部分にまで踏み込めればそこそこな作品になっていくのかもしれません。