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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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DRMのかわりに音楽税とはあまりにバカげている

イギリスと日本では国民の文化レベルが圧倒的に違うので、そのまま導入すれば飛んでもないことになることは間違いないでしょう。この提案の最大のポイントは

徴収した総額の中から、人気の高い曲には高い割合が支払われる。


という部分にあるように感じます。この発想が

音楽業界全体の売上規模は、どんな質、どんなタイプの音楽を出そうが変わらないことになる。イノベーションへの意欲は無くなるだろう。残るのは市場のシェア争いだけで、市場を広げようとか、人気のないニッチ市場を開拓しようなどということはやらなくなる。レコード会社が新しいブランドを作って新進アーティストを育てて成功させることなどないと思った方がいい。かわりに、今のビッグネームから搾り取るだけ取って、新しいものは、レーベルであろうとアーティスト、作曲家であろうと、市場から追い出そうとする。新規参入はすなわち、限られた資金争奪戦を激化させるだけなのだ。現存するプレーヤー同志での談合も横行するだろう。


という結果に直結しているわけです。けれど、もし市場がその理想系通り、良いものをきちんと選ぶ能力があると仮定したら、こういう状況にはならなくなるわけです。つまり、市場に対する信頼度の差が、この案の是非を左右しているのではないかと思われます。日本の市場のこの面での信頼度なんかは恐らく世界でも最低ランクなんじゃないかという気がします。

なんで、イギリスのことは良く判らないですが、日本でやれば間違いなく危惧しているような状態に陥るでしょう。ですから日本ではこの方式は採用しない方がいいと僕も思います。ただし、人気の割合で再配布されると言う部分を見直すということであれば、その内容によっては可能性があるとは思います。

文化的なものは、金になるかどうかだけではなく、全体の成長の為に投資を継続的に行う必要性があります。これを怠ると、その分野の文化は衰退の一途となります。日本の音楽業界が腐っているのは、まさにこれを怠ってきたため。極論すれば、この投資の為に売れ筋のタレントを使って日銭+αを稼ぐというのが本来の音楽業界の役割。それを忘れて金儲けに奔走した結果がこの有様ってことです。これを見直して、資本主義的価値感から切り離した価値感で無条件に吸い上げた金を使うと言うこと自体には、可能性があるんじゃないかと思います。ま、その主体として政府が望ましいかどうかは、また別の問題があるとは思いますけど。
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FC2テーマ:音楽 | カテゴリー:所感
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