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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

英数字が5割以上のコメント、TBは投稿制限しています。またスパムと判断されるものは問答無用で削除します。
全員が一気に鬱モード突入。ケイトは深刻で、普通なら相当追い詰められたろうって感じがします。気丈なクレアも結構ヤバそう。ローズはメモを貰ってどうなるのかは判らない状態。レイチェルは気の持ちようって感じはしますが…。対するエルヴェも切れ気味。とうとう話が一気に動き出す予感です。

物語の展開としてはベタといえばベタなんだけど、だからこそ古典的美しさがあると言えない事もないです。流れは淀みなくという感じで、スイスイとというか、淡々とというか順調に、確実に推移していっています。肝心なのは、それだけで終わることなく、そこから如何に発展させることが出来るかという点でしょう。なので、これから先が注目で、構成に凝るだけが作品じゃないってところを見せつけて欲しいものです。

刑事達やポーラ達も脇役として光っています。無駄キャラが居ないってところも、好感度を上げる要員になっていますね。エルヴェが何を企んでいるのかもとても興味深いんですが、警察にヒントを出すことが何になるのか想定出来ないところです。リーズエルヴェのシーンはなかなか印象深いものがあって、あれでエルヴェに一定の方向性を与えたように思えるのですが、リーズを被害者だと認めるなら、単に組織を潰すというだけなのではないでしょう。それじゃ妹も救えないですしね。

未だベット生活のリーズも記憶を戻すことでどうなっていくのかもポイントの一つでしょう。今に至ってもエルヴェに特別な感情を持っているような表現がなされているし、彼女がどこまで状況を掴んで、どのような選択をするのかも物語を左右しそうな気がします。

元々二つの組織の目的が良く判っていない状態で話が今まで続いています。この辺りが話に与えるインパクトが引っ張っているだけに気になります。あまり引っ張りすぎると、余程のネタを用意しない限りなんだぁになってしまうので、適当にガス抜きをする必要はあるんじゃないかなって気がします。

前回ケイト達が能力を出し始めたというところで、一気に話を別方向に振ったというのはさすがに考えられているなって気がします。結局最終的に誰が敵になって、誰が見方になるのか。それすらまだ見えていない状態です。決してネタ出しを渋っているという印象があるわけでもないのに、これだけ肝心なピースが抜けているという状態は、設定の厚みを感じさせます。それに伴って、キャラクターの心情も良く描けているので、物語に深みが出ています。各話の情報量も適切で、単独としても良く出来ています。今のところは上々の出来を維持していますね。
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■記事が遅れてしまいましたが第15話です。とりあえず簡潔に一人一人の状況についてなど書いていきます。
2007/01/31(水) 00:01:27 | アニメのせまくてあさい森