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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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無戸籍:20年間ないまま…埼玉県警逮捕の無職男

これはまた凄い話ですね。もし、これが本当に経済的な要因から発生したものであるなら、親子共々不幸なことです。そして、こうなった原因の根本は家族という制度がもう限界に来ているからだと考えています。

現状の家族制度では、良かれ悪しかれ子は親を縛るもの、親は子を縛るものになっています。これが良かれの方向に回っていた内は気にならなかったのかも知れませんが、悪しかれに回ることが目に付きだしたので、変な話題があちこちで出てきているのでしょう。

そもそも、捻れたというか矛盾点の多い制度ですから、根拠の無い倫理観以外でこの制度を裏付けることは出来ないだろうと思っています。民主的な見地から考えても害悪であることはちょっと考えれば直ぐ判ることです。愛情とかを持ち出す人もいるでしょうし、過去の実例から親は必要と展開する人も居るかも知れませんが、愛情など定義次第であるし、状況によって与えられるものでもありません。過去の実績にしても、前提となる条件というかイデオロギーが変化すればその結果も自ずと変わってくるでしょう。

機会の公平。これは絶対的な大原則です。しかし、これを実現できている国家を僕はまだ知りません。それは簡単なことで家族制度がある以上、基本的に実現不可能だからです。それこそソビエト的な社会主義が完全な形で実現すれば可能性はあるかもしれませんが、そっちも不可能ですから結局は同じ事です。

格差社会が問題になっていますが、この原因も家族制度がかなり大きなウェイトを占めています。可哀想なぐらいに叩かれている不二家の問題にも家族制度の問題が垣間見えています。これだけ様々な問題の根底となっているにも関わらず、この点に誰も言及しないというのが不思議でなりません。
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