FC2ブログ
Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

英数字が5割以上のコメント、TBは投稿制限しています。またスパムと判断されるものは問答無用で削除します。
著作権(使用許諾権)の制限は利用を促進するか

僕は基本的にこのアイディアに賛成します。というか、似たようなことを考えていました。もう、現在のような仕組みでコンテンツビジネスを回すのは、限界に来ているだろうと考えていました。

それはP2Pのような違法コピーの問題。それに対応するための仕組みであれば正規ユーザーが一番損をしても仕方ないと考えるコンテンツホルダーの考え方。そして、どんなものでも売れれば勝者、売れなければ敗者という資本主義的価値感による質の後退という問題が、現状では回避出来ないだろうと思うからです。

勿論、このエントリーで書かれているように様々な面倒が残されていることは事実でしょう。特に海外での利用に関する問題等は大きいかと思います。だからといって、現状を消極的肯定するというのでは、退化が進むばかりで進歩がありません。分配の方法についても、検討の余地はまだまだあります。ですが、

もちろん、商用楽曲の中には、クリエイティブコモンズより利用頻度の低いものはあるかもしれません。しかし、より多く利用されている楽曲のほとんどは、無料の楽曲ではなく、こうした商用楽曲なのではないでしょうか。そして、私が見る限り、自由な配信を求める声は、すでに自由な無料の楽曲よりも、お金をかけてプロモーションされた楽曲に向けられているようです。このような状況では、著作権(許諾権)の制限は、一時的には商用楽曲の利用を促進しても、長期的には企業の制作意欲を損ない、強くプロモーションされない楽曲ばかりになる、つまり楽曲の利用は促進されないように思われます。


という辺りは、ちょっと心配し過ぎなんじゃないかという気がします。自由な配信を求める声がお金をかけてプロモーションされた楽曲に向けられるのは、現状では当たり前で、知名度、楽曲数、アーティスト数の比率が圧倒的で、かつ高価な方に自由を求めるのも心理として当然のことです。

また、企業の創作意欲は損なわれるかもしれませんが、それによってアーティストの創作意欲が損なわれるかどうかは別問題です。利用が促進されることだけが文化の発展に繋がるとは限りません。むしろ、売れなければ無条件で負けというシステムは、発展に大きく寄与する多様性を削ぐ結果を生むことに繋がります。よって、そもそも営利企業から文化的資産を分離させるということが、提案された手法の大きなメリットの一つだろうと考えています。
スポンサーサイト



FC2テーマ:社会 | カテゴリー:所感
トラックバック:0 | コメント:19 | Page Top↑
コメント
この記事へのコメント
このアイデアって
どのアイデアでしょうか。「音楽配信法」?
企業の創作意欲が損なわれても、自身の創作意欲が損なわれないアーティストは、そもそも企業の存在に関わらず創作意欲があるはずですよね。今なら、クリエイティブコモンズもあります。
なぜ、わざわざ企業の創作意欲を損なわせる必要があるのでしょうか。そして、この人たちは売れなければ“負け”と思っているのでしょうか。そうだとしたら企業の創作意欲が不要であるという話と矛盾しませんか?
2007/02/23(金) 22:14 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
がっかりです
えっと、記事はちゃんと読んで頂いてます?
クリエイティブコモンズが現状では使えない理由はちゃんと記述しています。

> 企業の創作意欲が損なわれても、自身の創作意欲が損なわれないアーティストは、
> そもそも企業の存在に関わらず創作意欲があるはずですよね。

本気でそう考えているんですか? だとしたら、二度と文化やコンテンツについて語って欲しくないです。問題認識がぬるすぎます。ビジネスに毒されすぎですね。大体食えない状態じゃ意欲があっても、継続が不可能です。社会の価値観が転換しない限り、形だけクリエイティブコモンズなどと作っても、主流になるほどの意義は持てないでしょう。だから企業というか資本主義的価値観からコンテンツを引き離すことに意義がある訳です。

> なぜ、わざわざ企業の創作意欲を損なわせる必要があるのでしょうか。
> そして、この人たちは売れなければ“負け”と思っているのでしょうか。
> そうだとしたら企業の創作意欲が不要であるという話と矛盾しませんか?

全く中身を理解していただいていないようです。企業の創作意欲なんてものは、ほぼ金が儲かるかどうかだけの論理で出来上がっています。その価値観にアーティスト達が乗らない限り、基本的に企業と一緒に進んでいくということはできません。そして、宣伝やらなんやらで強引に売っていくという方法が一番強い内、または流行ものに乗っかるのが楽に売る方法である内は、売れなければ負けということにならざるを得ない訳です。そう思っているのではなくて、事実上強制されるということです。よって企業の創作意欲つまり儲けたいという価値観からアーティストを切り離すことが重要な意味を持つ訳です。儲けるものを作ってくれなければ、自ずと企業の創作意欲は無くなることになるでしょう。

このコメントが、ジョークじゃないとしたら、問題の捉え方の次元が全く違っているということでしょうね。期待していたんですが、とても残念です。
2007/02/23(金) 23:31 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
Re: がっかりです
企業の創作意欲がなくなると、クリエイティブコモンズが“食える”ようになるということでしょうか? そのように信じているアーティストのお知り合いがいらっしゃいますか?(Kazu さん自身がアーティストなのでしょうか?)
純粋な質問ですが、そもそもクリエイティブコモンズは参加するアーティストが“食えるようになるために”企業の創作意欲をなくしたいと思っているのでしょうか。
2007/02/24(土) 00:02 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
またがっかり
> 企業の創作意欲がなくなると、クリエイティブコモンズが“食える”ように
> なるということでしょうか? そのように信じているアーティストのお知り合い
> がいらっしゃいますか?

そういう言い方をするということは、そんなことはないと仰りたいんですか? 企業が無くなったからと言って、彼らの収益が変化するとは限らないですが、このままだと、恐らく彼らのやり方が主流になることは当分無いだろうとは思っています。

> 純粋な質問ですが、そもそもクリエイティブコモンズは参加するアーティストが
> “食えるようになるために”企業の創作意欲をなくしたいと思っているのでしょうか。

さぁ知りません。けれど、彼らの狙いというのは、少なくとも既存の価値観からの脱却にあるのではないかと想定は出来ますし、食えなくても良いとは考えていないでしょう。その一つの形が企業から作品の価値観を切り離すということです。

「企業の創作意欲を無くす」という言葉に異様に拘っているようですけど、それは結果的にそうなるということであって、目的ではないですよ。念の為。まぁ、少なくとも僕はある種類のものに関しては、資本主義というものをまるで信用していないというのは確かです。
2007/02/24(土) 01:05 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
Re: またがっかり
> 既存の価値観からの脱却
これは認めます。しかし、世の中のアーティスト全員がそう思っているわけではないのでは?
それと、そこまでおっしゃるからには、クリエイティブコモンズへの貢献もされているのでしょうね(作品の登録とか寄付とか)。
> 資本主義というものをまるで信用していない
では、その種類のものでは何を信用されているのでしょうか。社会主義(共産主義)ですか?
2007/02/24(土) 02:02 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
またまたがっかり つか、全然判ってないし
> 世の中のアーティスト全員がそう思っているわけではないのでは?

あの、僕は別に、アーティスト達がどう思っているかを語る気はありません。彼らの「現在」の想いがどうあるかはこの件に関係があると思えません。しつこいですね。

> では、その種類のものでは何を信用されているのでしょうか。
> 社会主義(共産主義)ですか?

社会主義というのが何を意味するのかに依りますね。少なくとも資本主義意外のものです。それではいけないのですか?

というか、あなた何が言いたいんですか? 論点が全くずれているんで、いい加減回答をするにも疲れてきたんですが…。

結局アーティストとか言ったところで、企業に依存しなければ売れる作品なんて出せやしないんだろ。それが嫌ならクリエイティブコモンズとかいう活動があるから、そっちで勝手にやれよ。まぁ儲かりはしないだろうけどね。細々とやる分には見逃してやるよ。結局資本主義以外では経済は成立しないんだし、多少はお前らのやりたい事もやらせてやるから、会社に金を落とすことを忘れんなよ。それが一番マシな方法なんだからな。それでお前らも儲かるし、大衆にちやほやされてお前らもまんざらって訳でもないんだろ。

ってノリですかね? 僕に言わせれば最低ですね。違うというなら反論をどうぞ。
2007/02/24(土) 15:41 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
全然わかっていない?
アーティストの気持ちを理解するつもりがないのですか。それは論点がずれるわけです。
Kazu さんは Linux を知らないんですか? (少なくとも最初は)企業に依存しなくたって成功する例はあるんですよ。
アーティストの気持ちも理解しないし、新たな仕組みも支援しないが、「自分の思いだけは正しい」と考えるなんて、ただのエゴじゃないですかね。
2007/02/26(月) 07:13 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
そう、全く理解してない。
アーティストの気持ちを理解するつもりが無いのじゃなくて、原則の話をするのに、現在の人間の気持ちなどを入れると、正しい解は得られないと言っているんです。現在のアーティスト達の気持ちがどうであったとしても、それは現在の状況という前提条件において成立するものであり、状況が変化すれば気持ちも変化するというのが当然だからです。実行段階では、どこかの時点で彼等の気持ちを検討するフェースが必要だと思いますが、現段階でその必要は特に感じません。そんな手法で考えるから目先だけの、場当たり的な対応しか浮かんでこないんでしょうね。

Linuxのような技術的なものと、音楽などを比較するのがそもそも間違っている。その時点で文化とはどのようなものかを理解していないってのが丸わかり。更に、Linuxは確かに一定の成果は上げましたが、その程度でしかない。一応世の中に認知され、そこそこ使われているという状態で成功と言っていいのか? 挙げ句企業に介入されてしまっているじゃないですか。また、間違ったやり方をしたから絶対に成功しないと言っている訳でもありません。例外はいつでもあります。つまり、三重の意味でLinuxは例として適切じゃないです。つか、論外。

アーティストの気持ちを考えるとか、新しい仕組みがあるから支援すればいいとか言って、本質を理解することを拒絶し「自分の思いだけは正しい」と考えるなんで、ただの愚か者じゃないですかね。エゴの方が遙かにマシです。
2007/02/26(月) 15:00 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
原則って?
たとえば、私有財産を認めないという意味で共産主義という考え方(原則)があります。ですから著作物について私有を認めないという考え方もあります。私は、これに限るべきだとは思いません。その理由は私のブログで述べているとおりです。これとは別に誰かが自分の著作物は公共財産ですというあり方も問題ないと思います。両者を排他的に考えるべきではないというのが私の主張です。
著作物で私有を認めるべきではないと主張されるのであれば、それによってどのような「よりよい世界」がもたらされるのかを理屈で説明してくださいませんか。いずれにせよ、自分で率先しなければ誰もついて来ないと思いますが。
2007/02/26(月) 18:33 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
論外
共産主義を支持するなどとは誰も言ってません。私有財産を認めないともいってません。どこかにそういう記述がありましたか?

貴方の頭の中では、非資本主義=共産主義 という単純な世界が広がっているのかもしれませんが、現実はそこまで単純じゃないんですよ。人に説教たれる前にもう少し考えて発言した方がいいですよ。
2007/02/26(月) 21:57 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
要するに
どんな世界を望んでいるのですか?
2007/02/27(火) 00:16 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
とりあえず、これまでの内容をもう一度読んでみたらどうでしょう
僕が望む世界というものがイメージとしてあったとしても、そんなものを一口で語れる訳はないし、それは今回の件に対して特別重要だとも思えません。貴方が単に資本主義という言葉に過剰反応して暴走しているだけでしょう。どうしても知りたいなら、このBlogの過去ログでも読んでください。ある程度は理解できる可能性があるかもしれません。

音楽を含む文化的資源の価値感を資本主義的なものから分断する。
全部でなくとも、少なくとも1/3~1/2程度のウェイトを持った分程。

言いたいことは当面それだけで、それは世界を再構築しなければ実現不可能と言う程の変化ではないと考えています。そして、現行アーティストの気持ちも、共産主義も入れる必要はありません。

まずビジネスありき。利益を得るのには誰かが何かを売らないといけないという資本主義の原則。これから文化的資源を自由にさせましょうという話です。資本主義的な前提がある限り、そんなことはあり得ないという結論になるのでしょう。そうでは無くて、例えば公共財として扱うというのが、一つの方法でしょう。要は、売らなくても、売れなくても、市場に認められるか否かとは別の価値基準で、作者に対して報酬が適切に落ちる仕組みを考えるべきだというのが、ここでの趣旨です。
2007/02/27(火) 13:59 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
わかりました
具体性がなければ論評しようがない、というのが私の回答です。
何か具体的にイメージできるようになったら私のブログのコメントででも教えてください。
2007/02/27(火) 18:54 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
ひょっとして日本語が不自由な人なのか?
今回の件はイメージは必要ないと主張し、言いたいことは具体的に書いているとおもうのですけど… 理解不能らしい。まぁ仕方ないか。
2007/02/27(火) 20:59 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
具体性
具体性というのは、誰をどうやって何のために動かすのか、というような具体性です。たとえば、
> 音楽を含む文化的資源の価値感を資本主義的なものから分断する。
> 全部でなくとも、少なくとも1/3~1/2程度のウェイトを持った分程。
というのは法律で決めるのでしょうか。その場合、どういう法律に変更すれば可能だと思いますか?
それによってどういう結果がもたらされ、それを喜ぶのは誰でしょう。なぜ喜ぶのでしょう。
2007/02/27(火) 23:00 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
貴方官僚と同じ穴に填ってますよ
案自体の是非の話をしているのでは無いのですか? 何故この段階で法律がどうのとかって話になるのでしょう? 一足飛びに実現性を考えだすから、場当たり的な対応しか取れないと書いたはずです。

それを喜ぶのは誰か? それは将来文化を作り、それを感受するであろう人達です。少なくとも、今現在ビジネスと称する金儲けを目論んでいる輩で無いことは確かですね。

そういうと、そんなものは受け入れられないというのが、既得権益大好きの貴方の思想のようですが、それは妄想だと思っていますし、そんなことは実は問題では無いのです。この考え方の要点は、実現可能性の大小では無くて目的地を設定することで、そこに向かってどのように実行していくかは、それ以降に検討するべき内容だからです。それ無しで、とりあえずの対策をいくらしたところで、大した効果は無く、それどころか害悪にすらなるってことは、某国の政治家や官僚が散々証明してくれています。
2007/02/28(水) 01:55 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
現実性
たとえば、「すべての人が優れた教育を受けることができ、衣食住に苦労がなく、好みの文化の創造に携わることができるような世界」を考えて、誰もがこれに賛成したとしても「現実味がない」という大きな問題が残ります。私は方法も含めて現実解を考えていますが、具体的な対案が提示されなければコメントしようがありません。
2007/02/28(水) 12:35 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
現実味が無いからなんだというのか?
「すべての人が優れた教育を受けることができ、衣食住に苦労がなく、好みの文化の創造に携わることができるような世界」が本当に望まれる世界なのかどうかを問う段階だと言っているです。そこに合意が無いのに、現実性を考えるなんて、それこそ無意味だってことです。貴方の頭の中では、どんなに当たり前だと思えることでも、本当に間違いないのか? と問うことを否定するというのでは、世の中を変化させることなんて出来ないでしょうね。つまり、それを場当たり的対応と言います。そりゃあ、実現性は高いでしょうけどね。

逆に言えば、それこそが目指す世界だ。と共通理解できれば、とりあえずどこから手を付けるべきかという実現方法の話がようやく開始できる訳です。実現不可能という判断であれば、どこを妥協するべきかという話も追々出てくるでしょう。

ただ、今回の提案は例に挙がっているもの程には、抽象的なものではないと思っています。そこよりは1段階、あるいはもう少しステップが進んでいるところだろうとは思っています。
2007/02/28(水) 14:31 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
Re: 現実味
まあ、30年前にはポケットに入るような機械で、世界中と交信できるようになるとは思っていなかったでしょう
まあ、私は現実派だということです。
2007/03/01(木) 04:08 | URL | mohno #mQop/nM.[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://kazus.blog66.fc2.com/tb.php/1865-8af70b08
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック