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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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【コラム・断】法を「言い訳」にするな

法律ってのは便利な道具なんだけど、それに権威が発生するためには、立法のプロセス、司法のプロセスに権威が十分に与えられ、かつ、適切な見直しが逐次行われていること。という条件が付く訳べきなのです。

では、現在の日本を見た時はどうでしょうか? 致命的なのは立法のプロセスで、本来この言葉が意味するものは、法の中身をどのように決定するかという質なんですが、どうも最近はそうではなく、議会によって決められたからなどという手続きの正規性に還元されている傾向が非常に強い。手続きによる権威というのは、便宜上認められるものであって、本来認められるべきではない。民主国家において、不支持率が支持率を上回っている政府の通した法案が正統であるなんてのは、ナンセンスギャグとしか言いようがない。

見直しに関しても十分に行われているとは思えない。というか、仕組み的に無理がある。この手の話の例に最適な破綻が最も進行している道路交通法を見てみると良く判る。悪法の典型、最高速度規定。この規定が決まったのは、1947年だそうだ。なんと60年も前しかも戦後間もなくという状況下だ。当時に比べて、車の性能、道路状況、運転者全般の能力、非運転者の車に対する意識、etcがどの位変わっただろうか。にも関わらず、最高速度規定は変化無しだ。しかも、車の種類、運転者の能力、状態、時間帯、道路状況に関わらず一律。こんな馬鹿な話があるはずがない。考えれば小学生でも理解できるレベル。で、これを言うと、「一定の超過は運用上認めている」なんてことを平気で言い出す法律関係者さえ居る。

じゃあ、60km/h制限とされている道路で、本当に危険なのはどの位の速度なのか? それはどのような根拠で算出されているのか? と聞いても答えられる人間はまず居ない。当たり前のことです。そんな根拠など無いのだから。彼等は慣習として、一定のマージンを取っているだけで、それを超えると危険だと思いこんでいるだけな訳です。こんないい加減な法律で、年間100万の単位で取り締まりが行われている訳です。

これだけ多くの人間に影響する法律でさえこの扱いですから、他の法律なんて推して知るべし状態だろうと疑われても仕方ないことでしょう。人間は、一度正しいと決まってしまうと、それを疑うこと、見直すことに異様な抵抗感を示します。けれど、その国の善悪の基準となるべきものがこの状態、しかもこれだけ長い期間そのまま放置されているとなれば、権威が失墜するのも当然のことでしょう。
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