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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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チャグムとバルサというキャラが本当に良く描けています。今回もストーリー全体から見ると枝葉の話なんですが、きっちりとキャラを描き込むことで、無駄な話にならずに済んでいます。素晴らしい。バルサがチャグムに様々なことを教えていくという過程が見事に描かれているし、同時にバルサ自身も人の親としてどうするべきかと葛藤しているシーンも上手くインサートされています。しかし、バルサの言動の一つ一つがとても深みがあって感慨深いですね。チャグムにしてもロタの親父にしても子供に恐怖の対象として見られています。あれだけ気が強い子供達でも、親に叱られると肩を落とします。でも、子供の行動の始末をきっちりと付ける。そりゃあ言葉に説得力も出るでしょう。人の親ってのは、かくあるべきという一つの姿を表しているように思います。

チャグムは普通の子よりも賢いし、大人びているし、判断は概ね正しいという描き方をされているんですが、それでもチャグムは子供であるという説得力を持っているし、逆に言うと殺伐とした世界に生きてきていても、バルサは人間としての成熟度を感じます。この差を話の中で表現できるというのはなかなか他で見ることは出来ませんが、今回のエピソードではそれが的確に出てきています。ロタ人の親子にしても、短いシーンでしたけど、十分大人と子供という表現が出来ていると思います。

もうひとつは当然チャグムの帝に対する想いというのを出すことに成功したということです。これは大きい。チャグムは帝に殺されかけ、かつ未だに追われる身でありながら、その帝を馬鹿にされたというだけで、それを撤回させるという為だけに、チャグムは祭に行く訳です。省かれていますが、バルサもチャグムが言いつけを破った理由を聞いたはずで、あれだけ険しい表情をしていたバルサが但し書き付きとは言え、チャグムを認めたのはそこにあるでしょう。帝をチャグムの父という意味で解釈するのか、民の尊敬の対象と解釈するのか、その両方の意味かも知れません。何れにしてもその想いというのは心を打ちます。

ラストの蛙と蛇のシーンは妙に象徴的でした。単に無駄なシーンを挟み込むようなことをする神山監督じゃないでしょうから、これは当然何かを暗示していると思われますこれまでの。流れからすると、蛙とはチャグムを表すんじゃないかという気がします。というと、チャグムの身に危険が迫るということなのか。もう少し安定した生活がチャグムには必要だと思うんですが、さてどうなるんでしょうか。

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シナリオ(単話) : 7
シナリオ(シリーズ) : 6
演出 : 7
構成 : 6
キャラクター : 7
カラー : 6
その他 :5
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