地球へ… 16話レビュー

結局最悪の状況を招くのは、現実の判断が甘い連中が足を引っ張るが故ということなんでしょう。元々ミュウは数がそれ程多い訳でも無いために、仲間に対する意識というのが相当に強いのは判るし、一定の数が居なければどんな選択をするにしても未来がないというのも判るんですが、結果としては甘かったということになりそうです。

まぁそれを言い出すならジョミーがサムを戻してしまったという時点でかなりヤバかったし、そもそもサムが送られてきた段階で時間の問題と言えばそうだったのかもしれません。人類が強大な戦力を持っている以上、真っ向からの対決は分が悪いという事になっていますが、どうもミュウの力というのが大きく解釈されたり小さく解釈されたり安定していない気がします。

ジョミーレベルの力があるなら、敵の頭をピンポイントで潰すこと程度造作もないような気もするし、艦の動力炉を破壊してしまうこともそれ程難しくないようにも思えます。ミュウは人間に比べれば遙かに長生きをするのであるし、ゲリラ戦をしながら、ミュウの仲間を増やしていくという手段も取れたように思います。結局逃避するという消極策が現状を生み出してしまったということでしょうか。

とりあえず、大きな盛り上がりが来そうです。この戦いに何話かけるのか判りませんが、それでもある程度は時間が残りそうです。その後のフォローをどうもっていくのか。非常に気になるところです。

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シナリオ(単話) : 5
シナリオ(シリーズ) :6
演出 : 5
構成 : 5
キャラクター : 5
カラー : 5
その他 :5