大人しく寝ていたのを良いことにして、虎の尾を踏むという奴でしょう。勿論旧世代のミュウにはそれだけの力は無かったかもしれない。そう考えると最悪の時期に仕掛けてしまったということなのかもしれない。それでも、こういう危険性があるということは容易に予想できたはずで、マザーとやらの演算能力も大したことないなという気がします。
ジョミーはギリギリまで我慢した。その提案を却下したのはキースであるし、キースはまさにマザーの申し子である以上、彼を責めることは恐らく出来ない。結局縛りつつ繁栄をという方式そのものに無理があるという気がしてなりません。ミュウ達は本来優遇されるべき種であったはず。妥協が成立すれば理想的な社会への道が開けたかもしれない。
マザーというある種の独裁者の傾向という描き方がされていますが、排他的になるというのは、何も独裁特有の傾向という訳ではないでしょう。結局自分と違うモノを認められないというのは、弱者特有の考え方であるように感じます。そう言う意味で、市民と呼ばれる人達に対する描写がもう少しあるとリアルなんじゃないかなという気がします。
さて、結局どう纏めるのかという部分が気になります。トォニィ達もこのまま終わるとは思えないし、そうなるなら、ジョミーは決断しなければならないでしょう。その決断がどんな結末を導くのか。これだけ壮大なテーマを描いてしまっているだけに、最終的な処理は難しいでしょうね。
ジョミーはギリギリまで我慢した。その提案を却下したのはキースであるし、キースはまさにマザーの申し子である以上、彼を責めることは恐らく出来ない。結局縛りつつ繁栄をという方式そのものに無理があるという気がしてなりません。ミュウ達は本来優遇されるべき種であったはず。妥協が成立すれば理想的な社会への道が開けたかもしれない。
マザーというある種の独裁者の傾向という描き方がされていますが、排他的になるというのは、何も独裁特有の傾向という訳ではないでしょう。結局自分と違うモノを認められないというのは、弱者特有の考え方であるように感じます。そう言う意味で、市民と呼ばれる人達に対する描写がもう少しあるとリアルなんじゃないかなという気がします。
さて、結局どう纏めるのかという部分が気になります。トォニィ達もこのまま終わるとは思えないし、そうなるなら、ジョミーは決断しなければならないでしょう。その決断がどんな結末を導くのか。これだけ壮大なテーマを描いてしまっているだけに、最終的な処理は難しいでしょうね。
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