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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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妥協がないというか、前半のジグロ話後編だけで十分1話を構成出来るだけの情報量があります。にも関わらず、それ以後の話にもきっちりと重要な情報をたっぷりと乗せてきています。物語の進行にチャグムの精神が非常に重要に関わり、同時に今作の主役であるバルサの存在感を全く落とさずに、彼女の変化に関しても当然のごとく描ききる。物語自体は編に捻っていたり、妙な謎や設定を入れていません。とても素直で判りやすく出来ています。にも関わらず、毎回これだけの濃密な話ができる。逆に言えば、これ以外の作品が表面的なものばかりを追いかけているということなのでしょう。

とにもかくにも、ジグロの話はなんともいえない深みがありました。自分はジグロやバルサのように達観していないし、人の親でもないので、心底彼等の心情というものを理解することは出来ていないと思います。だからこそ、チャグムの心境というのが逆に身に染みてきます。我々にだって、為すべき事を為すべき時に為すということは判っているけれど、なんのかんのと言い訳しつつ、そこから逃げている。けれど、どうしても逃げられないとなった時、しかも絶望的な状態からのチャグムの決断には、心を揺らされます。そして、当然のごとく、その言葉を聞いた時のバルサの表情と、チャグムを抱きしめた時の心情は彼女とジグロの人生を踏まえれば、言葉に出来ないものがあります。

精霊の守り人には、何度となく胸の詰まるようなシーンがありましたが、今回も過去のそれらに負けないような良いシーンでした。キャラクターが作品の中に定位すると、これだけのものが出来るのかと、驚嘆せずにはいられません。

後半は、次の展開への前段階をきっちり踏んでいます。この辺りも抜かりはありません。完全に主婦になっていたタンダも久し振りに存在感を見せてくれました。タンダがバルサを昔のジグロに例えたシーンのバルサの表情も素晴らしかった。映像だけでこれだけの演技をさせられるのは、IGならではの技術力という気がします。

このタンダの告白、最終的にはどうなるのか。初めて艶っぽい話題なんですが、物語的には脇道。でも、チャグムが起きている点も含めてそんなシーンもしっかりと使い切っています。そして、チャグムの状態に変化が起きる。さて、これにどうやって対応していくのか。現時点では、手だては見つかっていないという状況。シュガの方がどこまでの情報を集められるのかも含めて、きっちりクライマックスに向けて物語は盛り上がりを見せてくれています。シリーズ構成が非常に綺麗です。無駄な贅肉は無いものの、決してガリガリという訳でもなく、魅惑的なラインを描いています。ラストに向けて余程のことがない限り綺麗にまとまるでしょう。どんな結末になるのか、期待して待ちたいと思います。
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