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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

英数字が5割以上のコメント、TBは投稿制限しています。またスパムと判断されるものは問答無用で削除します。
最終回として過不足無い綺麗なアフターフォローでした。本当にそつがない。チャグムとバルサの別れというのは、どのような結果になったとしても避けられない訳で、それをどのように演出し、それぞれのキャラがどのように考えるか。それが締めくくる上で当然重要なポイントになる訳ですが、ほぼ完璧な形で纏めています。

結局最初から最後まで素直な物語進行でした。変な捻りも無い。急激な切り返しも無い。トリックも無い。けれど、これだけの作品が出来るということを神山監督は証明して見せた訳です。ある意味テレビアニメーションの可能性というものを引き出したと言っても言い過ぎじゃないと思います。

シュガが何か企んでいるという前振りがあって、最期も一波乱あるかなと思っていたのですが、それは完全なフェイクであっさりと終わってしまいました。けれど単なるフェイクという訳では無く、それを止めたのが狩人であるという事実。それがあの最期の別れのシーンに繋がっているという辺りはなかなかに周到です。

宮の無機質さというものに改めて嫌気を感じるチャグムが、バルサと居たいという心情。二の后が密かにバルサに礼を言う心情。良く描かれています。これまでのチャグムの生活とのギャップというものが上手く現れています。チャグムは当然バルサに合う以前はそれを普通のこととして受け入れていた訳で、それが現状ではギャップと感じるという部分にチャグムの経験値の上昇ぶりが現れています。

それがチャグムにとって今後どういう結果をもたらすことになるのか、それは今のところグレーであるわけですが、逆にだからこそ物語の範囲が綺麗に収まっていると思います。少なくとも精霊の守り人という物語の中にその部分を収める必要は無いという割切りが見られ、政治的な部分の描写は最低限に抑えられているというのに潔さを感じます。

最初から最後まで首尾一貫したテーマ、美しいストーリー構成、高レベルな演出、無駄の無い展開、完璧なキャラ描写。こういう作品はそれこそまずい点があればとても目立ってしまうのですが、そう言う部分が見あたらない、一切の妥協が無い渾身の力作という気がします。ここまでの高い完成度を誇る作品は当分出てこないんじゃないかと思わせる名作に仕上がったんじゃないかと思います。
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