少なくとも、この最終回は良い出来でした。安易な終結をせずに必然的な結論を持ってきたというのが好印象です。二人の別れのシーンはそれなり以上に感動的でした。そう考えると、相応にキャラの描き込みも出来ていたんだと思います。演出的にも見る部分は幾つもあった。
なのに、全体としてみてしまうと粗がどうしても目立ってしまう。まず、全体として芯の部分が曖昧になってしまっています。萩乃の正体を中盤以降まで隠したのが失敗の元のように思えます。この作品の内容なら、萩乃の心情変化をメインに追うべきなのに、彼女の描写が出来ない形になってしまった。それなら思い切ってマリの方向に転換してしまえば良くて、そういう部分も見受けられたんですが、やりきれずに結果中途半端になってしまっています。
それが良く出ているのが、マリの感情で、変動があからさまに変にしか感じられなくなっています。最初は萩乃を嫌っていたはずなのに、気になる存在に変化する。親の敵だったはずが、最愛の人に変化する。その変化の過程がまるで見えない。ついでに言うと、それよりはマシではありますが、萩乃の感情の変化も見えてこない。だから、ラブラブという前提で最終回を見れば感動的なんだけど、なんでそうなったのか考えると疑問が残ってしまう。流れ的には萩乃メインの流れなんだけど、そこに無理矢理マリの心情変化までかぶせようとするから、話が見えにくくしてしまっています。
他にも妙なところは幾つもあって、例えば、寮生達を結構細かく描いていて、当初は彼女達をもう少し使うつもりだったのかもしれませんが、結局使われていないまま終わってしまった。そういうと語弊があるかもしれませんが、効果的に生きては居ない。萩乃にもマリにもそれなりに影響を与えているんだろうなぁという想定は出来るんですが、それが実感として湧いてこない。二人の関係構築に忙しくなってしまって、おろそかになってる。萩乃の決断は、マリに対する感情がそうさせたという方が前に出過ぎてしまって、地球人達を愛したという部分のバランスが崩れてしまっています。これも萩乃の心情変化の過程を描ききれなかったことが要因でしょう。
マリが接触テレパスであるという設定も結局ほとんど使われていない。過去の事件についても、彼女がその生き残りであるという設定も使われていない。だから、最初の頃の話がまるで生きてこない。そもそも、マリがあの学校に来たのは単なる偶然であって、そこに何故萩乃が存在していたのかが判らない。あれだけ前振りをしておいて、積み残し状態にされたのでは、流石に納得できるものではありません。
恐らくこの話は欲張り過ぎてしまったんでしょう。マリに対する設定を大幅に削り、単に事件の生き残りとして最初から学園に在籍させて、そこに萩乃が来るという形式にすればやり易かった。寮生の描写もほとんど削って、フォーカスをマリないしは萩乃、あるいはその双方にだけあわせる。先生はアクセントとして使っても良いし、ミッチーのネタは使えるかもしれないけど、それ以外は特段必要ない。アザナエルとオノミルの話も最低限で良い。単純にマリを調査に来た萩乃が恋に堕ちるという話にすれば、時間がたっぷり使えて、この演出なら良い作品になったんじゃないかと思う。いっそ、戦闘とかそう言う部分もはしょって、文化的、人種的な違いの部分にフォーカスした方が面白かったかもしれない。時間的に余裕が出来るなら、演劇の内容にもう少し突っ込むということも出来たかもしれなくて、それでも悪くない。
何れにしても素性は悪くなかったし、技術もそれなりに見るものがあっただけに惜しいなぁという気がします。1話や最終話、10話辺り単話のように目を見張る程の出来のものもありました。それだけに返す返すも勿体ないなぁという気がしました。
なのに、全体としてみてしまうと粗がどうしても目立ってしまう。まず、全体として芯の部分が曖昧になってしまっています。萩乃の正体を中盤以降まで隠したのが失敗の元のように思えます。この作品の内容なら、萩乃の心情変化をメインに追うべきなのに、彼女の描写が出来ない形になってしまった。それなら思い切ってマリの方向に転換してしまえば良くて、そういう部分も見受けられたんですが、やりきれずに結果中途半端になってしまっています。
それが良く出ているのが、マリの感情で、変動があからさまに変にしか感じられなくなっています。最初は萩乃を嫌っていたはずなのに、気になる存在に変化する。親の敵だったはずが、最愛の人に変化する。その変化の過程がまるで見えない。ついでに言うと、それよりはマシではありますが、萩乃の感情の変化も見えてこない。だから、ラブラブという前提で最終回を見れば感動的なんだけど、なんでそうなったのか考えると疑問が残ってしまう。流れ的には萩乃メインの流れなんだけど、そこに無理矢理マリの心情変化までかぶせようとするから、話が見えにくくしてしまっています。
他にも妙なところは幾つもあって、例えば、寮生達を結構細かく描いていて、当初は彼女達をもう少し使うつもりだったのかもしれませんが、結局使われていないまま終わってしまった。そういうと語弊があるかもしれませんが、効果的に生きては居ない。萩乃にもマリにもそれなりに影響を与えているんだろうなぁという想定は出来るんですが、それが実感として湧いてこない。二人の関係構築に忙しくなってしまって、おろそかになってる。萩乃の決断は、マリに対する感情がそうさせたという方が前に出過ぎてしまって、地球人達を愛したという部分のバランスが崩れてしまっています。これも萩乃の心情変化の過程を描ききれなかったことが要因でしょう。
マリが接触テレパスであるという設定も結局ほとんど使われていない。過去の事件についても、彼女がその生き残りであるという設定も使われていない。だから、最初の頃の話がまるで生きてこない。そもそも、マリがあの学校に来たのは単なる偶然であって、そこに何故萩乃が存在していたのかが判らない。あれだけ前振りをしておいて、積み残し状態にされたのでは、流石に納得できるものではありません。
恐らくこの話は欲張り過ぎてしまったんでしょう。マリに対する設定を大幅に削り、単に事件の生き残りとして最初から学園に在籍させて、そこに萩乃が来るという形式にすればやり易かった。寮生の描写もほとんど削って、フォーカスをマリないしは萩乃、あるいはその双方にだけあわせる。先生はアクセントとして使っても良いし、ミッチーのネタは使えるかもしれないけど、それ以外は特段必要ない。アザナエルとオノミルの話も最低限で良い。単純にマリを調査に来た萩乃が恋に堕ちるという話にすれば、時間がたっぷり使えて、この演出なら良い作品になったんじゃないかと思う。いっそ、戦闘とかそう言う部分もはしょって、文化的、人種的な違いの部分にフォーカスした方が面白かったかもしれない。時間的に余裕が出来るなら、演劇の内容にもう少し突っ込むということも出来たかもしれなくて、それでも悪くない。
何れにしても素性は悪くなかったし、技術もそれなりに見るものがあっただけに惜しいなぁという気がします。1話や最終話、10話辺り単話のように目を見張る程の出来のものもありました。それだけに返す返すも勿体ないなぁという気がしました。
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「Rosmarinus」
【ローズマリー】。学名“Rosmarinus”はラテン語で「海の露」。
永遠に変わらない愛・・・とネタ(ぇ そして、地球侵略までのプロセスを描いてきたアニメも、ついに最...
2007/12/29(土) 19:01:40 | ACGギリギリ雑記
学園祭前夜、ミッチーは脚本の最後の調整かな。
今回の芝居に掛ける気持ちはこれまでの過程を振り返ると、
それはもう並々ならぬものがあるだろうし、気持ちも感じられますからね。
ただ裕子先生と萩乃の会話が頭から離れないようだが・・・どう影響するのか。
その...
2007/12/29(土) 00:51:28 | よう来なさった!


