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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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作り手を"やる気"にさせる著作権とは

凄いなんか熱気のあるシンポジウムですね。これを読むと某椎名とかの言い分が陳腐なのか良く判ります。まず、前提条件が語られます。

「著作権法にはクリエイターを守る規定がほとんどない。それに手を付けずに権利を主張するのは、旧来のメディア企業が利益を守ろうとイチャモンをつけているようにしか見えない」


鋭い! まさしくその通り。その癖文化を守るとか言い出すから、信頼性がゼロを通り越してマイナスに振れる訳です。結果、敵視されることになる。流通の古い体質を改善しない限り文化も糞も無い訳です。

その後島本氏や幸森氏からクリエイターとして率直な意見が出ています。どこまで本当かは判らないけれど、儲かっている漫画家は10人居ないというのは尋常じゃありません。その状態でよくこれだけの雑誌が刊行されているものだと感心します。そう言う意味では多少誇張されている部分もあるのかもしれませんが、楽な商売じゃないというのはあるんでしょう。更にたたみ込みは続きます。

「法学者の意見は必ず現状維持にバイアスがかかっているから信用しないほうがいい。できませんは『やりたくない』という意味だ」


これもまたまさしくその通り。法学者の意見など全く信頼に値しない。いや、同業者からこういう意見が出てきてしまう程、現状は酷いってことなんでしょう。彼らは技術者ではあったとしても、現行制度の奴隷という色合いが濃いので、明らかに言ってることが妙です。にも関わらず、法律に詳しいということを武器にして論理武装するので、始末が悪い。まぁそれもこれも法律は正しいんじゃないかという幻想があるから有効なんでしょうけど。

その後、幾つかの提案と問題点の提示がされています。決定打が出ているとは言い難いですが、前向きな感じはします。問題点をまるで理解していない連中の議論に比べれば、ずっと中身が詰まっています。

次に面白い話が載っています。

玉井氏「政府の仕事を増やしてはいけないというのが基本線だ」
白田氏「政府が信用できないというならこの国は終わっている。われわれが政府を信用できないならこの国がダメで、民主主義的に考えるなら国を取り替えるきというのがまっとうな考え方だ」


ここで重要なのは、結局現状の行政はどっちにしても駄目だってこと。白田氏の考え方は民主主義的に考えれば確かに正義。けど、結局民主主義って本当に大丈夫なのか?
という疑問が次に立ちます。政府が信用できないと何年も言われ続けているにも関わらず、未だにこういう現状を維持している民主主義って機能しているのか?
って話。個人的には、少なくとも当面、後数百年くらいは「政府の仕事は減らすのが正しい」を支持したい。政府の仕事が増えるというのは、そのまま市民が無責任でいられるという状態を作り出します。それこそが民主主義の腐敗の最大要因。権力者に権力を与えると腐敗するのと同様に、市民に無責任を与えると腐敗します。

民主制を理想論で語ってしまうと、パラダイスに見えますが、その前提条件を作り出すのが非常に難しい。前提が整う前に見切り発車してしまうと、転がり落ちるだけになる。現状の社会はまさにそんな状態だと思います。

最後のJASRACの発言が妙に金金臭い気がするが、まぁ奴等が考えることはそんなもんだろう。実際個人事業主的な存在であるクリエイターなどからすれば、こういう代理組織が必要だという部分は否めない。けれど当然ながら、今の状態のままではwin-winになどはなれない。自分達がユーザーからカスとまで形容されているのが何故なのかという部分をもう少し謙虚に考える必要があるんじゃないかという気がします。
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