今回も小清水の名演が光ってます。ホロの魅力の6割は小清水という気がする位。ロレンスとの会話だけでも、雌の様々な面を一気に表現するその狡猾さがとても愛らしい。けど、如何に捕らわれていたとは言え、賢狼とまで言うなら逃げようと思えば逃げられたんじゃないかという気がするんだが、あえてそうしなかったってことなんだろうか。そこだけがちと疑問。
クロエはここでは悪役になっているけれど、考え方事態は現代文明人のそれ。つまり我々のポジションにいる。今時豊作のカミサマを本気で信じている人間なんてそうは居ない。そういう意味では、実体を見たとは言えロレンスというのは希少な存在だと言えるかもしれない。
教会についても相当悪逆に描かれているけれど、結局それって現代で言うところの為政者と同じ論理で動いています。だから、ホロの存在というのは、現代文明と現代社会に対するアンチテーゼとして定位しています。ホロの感情表現が豊かに描かれている辺りが、もの凄いキツいアイロニーになっています。
そして恐らくクロエは痛い目を見るという場面がどこかで出てくるような気がする。そこまではそれ程難しいことでは無いと思うんですが、教会をどう処理するのかが一番のミソ。ホロと共存することは絶対に不可能だと思うので、どこかで妥協線というものを引く必要性があるはず。どこに引くのかが見所です。
話数をかけているだけあって、今回はなかなか盛り上がっているし、キャラクター表現にも使っているし、世界設定も説明している。物語の本筋の伏線にもなっていると、なかなか巧妙な構成になっています。とは言え、次かその次位には一段落って感じでしょう。
クロエはここでは悪役になっているけれど、考え方事態は現代文明人のそれ。つまり我々のポジションにいる。今時豊作のカミサマを本気で信じている人間なんてそうは居ない。そういう意味では、実体を見たとは言えロレンスというのは希少な存在だと言えるかもしれない。
教会についても相当悪逆に描かれているけれど、結局それって現代で言うところの為政者と同じ論理で動いています。だから、ホロの存在というのは、現代文明と現代社会に対するアンチテーゼとして定位しています。ホロの感情表現が豊かに描かれている辺りが、もの凄いキツいアイロニーになっています。
そして恐らくクロエは痛い目を見るという場面がどこかで出てくるような気がする。そこまではそれ程難しいことでは無いと思うんですが、教会をどう処理するのかが一番のミソ。ホロと共存することは絶対に不可能だと思うので、どこかで妥協線というものを引く必要性があるはず。どこに引くのかが見所です。
話数をかけているだけあって、今回はなかなか盛り上がっているし、キャラクター表現にも使っているし、世界設定も説明している。物語の本筋の伏線にもなっていると、なかなか巧妙な構成になっています。とは言え、次かその次位には一段落って感じでしょう。
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前半のやりとりを文章で書くのが難しい(笑) ホロを奪い取り、交渉まで逃げ続けろ!!
2008/02/08(金) 13:57:09 | 月の満ち欠け