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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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良いテンポだったと思います。予想通りのタイミングまでで終了しました。この辺りが良いですね。これなら次回、決着をつけて若干のフォローをプラスする時間も取れるかもしれません。良い意味において冗長に作られていました。

エッタちん手玉に取られるの巻。そもそも実験橋の話というのは、アニメで付加された話で、本編には余り影響が無い形で付け加えられています。けれど、単なる時間稼ぎというだけでなく、今回の構成ではどうしても足りなくなってしまう部分、これまでのエピソードの中でクローズ出来ていない部分、そういうものを補っています。その一番の例が、エッタで、彼女がここでピノッキオに負けるという事実を持ってピノッキオの能力を追証明し、かつエッタを撃つことをためらうというシーンまで追加しています。さらには、ジョゼとエッタの関係に関しても、フォローを入れています。エッタが一瞬驚くというたったそれだけですが、それだけでも効果は絶大です。少なくとも原作を読んでいる人には(笑)

ちなみに、屋敷襲撃の準備もかなり長めの尺を使っていますが、ここでもアンジェやプリシッラに対するフォローを何気に入れてます。こういう部分はなかなか周到ですね。トリエラがモンタルチーノに行くというのは、これだけだとなんでだかよく判らない感じがしますが、発端から随分時間があいてしまったので、復習の為には良かったかもしれません。

原作のピノッキオ編というのは、義体の側から見た時には、ちょっと淡泊に作られていて、そこだけを切り出してしまうと、物足りなさを感じる用になってしまったと思いますが、その部分をきっちり補強しています。相対的にテロリスト側がやや弱くなってしまったかなという気はしますが、それでも十分理解できる範疇には収まっています。全体の構成が綺麗に出来ている証拠でしょう。

さて、次回はついにクライマックスです。シリーズの中でトリエラの一番愛らしいシーンが待っています。シチリアのエッタと同じレベルで作品のテーマを凝縮したような瞬間ですね。これをアニメでどう表現するのか。かなり楽しみです。
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