あくまでも深刻にならない様なフィルターをかけるというのが作風のようです。話としては相当にキツい話で、公序良俗と称する無意味なだけでなく有害なルールを守りさえすれば、万事丸く収まるなどと信仰する愚か者が暴走するという話。こういう愚か者は一見極端に見えますが、ちょっと探せば伊倉でも発見できます。正義、ルール、マナーを強調する連中は全てこの予備軍だと考えても良い位でしょう。
ちなみに、その手の正義のテロリストに対して、警察は信頼に足る協力者にはなり得ないというのもしっかり入っています。そういう意味で、描くことはしっかり描いているんですが、それでも笠原のキャラクターで深刻さをあえて薄めています。それ故に、微妙な不合理感を感じずに済むという効果はあると思います。
堂上の笠原に対する気持ちもはっきりと描かれました。図書隊が自由を守るために捨ててきてしまったモノ、その象徴が堂上であり、笠原であるわけです。そう考えると、殺伐としてしまっては、勝者は存在できないというのが、作品の意図であるという気がします。笠原は主人公であり、ヒロインであり、作品全体の象徴であり、目的でもあるという構成になっているんだと思います。今のところ、まだ何がという部分ははっきりとは出てきていませんが、メインキャラクターが笠原を中心に構成されている所など、作品としての基本はしっかりと抑えられているなと感じます。
まだまだこれから十分な時間が残っています。どんな展開をしてどんな結末を見せるのか、とても楽しみです。
ちなみに、その手の正義のテロリストに対して、警察は信頼に足る協力者にはなり得ないというのもしっかり入っています。そういう意味で、描くことはしっかり描いているんですが、それでも笠原のキャラクターで深刻さをあえて薄めています。それ故に、微妙な不合理感を感じずに済むという効果はあると思います。
堂上の笠原に対する気持ちもはっきりと描かれました。図書隊が自由を守るために捨ててきてしまったモノ、その象徴が堂上であり、笠原であるわけです。そう考えると、殺伐としてしまっては、勝者は存在できないというのが、作品の意図であるという気がします。笠原は主人公であり、ヒロインであり、作品全体の象徴であり、目的でもあるという構成になっているんだと思います。今のところ、まだ何がという部分ははっきりとは出てきていませんが、メインキャラクターが笠原を中心に構成されている所など、作品としての基本はしっかりと抑えられているなと感じます。
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2008/05/05(月) 22:10:51 | アニメ-スキ日記