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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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なぜ子育てする女性の立場が弱いのか

「母親と子供が、一切働かなくても生活できるだけ」の金額となる。もちろんこの「母親」が、母親でなく父親であっても構わない。とにかく、子育てに責任を持つ大人一人が、「母親」として生活費を受給できるようにする。


そんな素晴らしい制度が出来るなら、僕は何としても子供を作るでしょう。借金をしてでも女性に金を積んで出産して貰うでしょう。海外とかに行けば十分可能なのではないでしょうか。または、養子縁組をなんとしても成立させるでしょう。だって、それだけで一生分の生活を国が保証してくれる訳ですから、不労許可証を貰ったということになります。こんな美味しい制度は他にはありません。活用しない手はないでしょう。後はまぁ人並みに子育て「だけ」をすれば良いわけですから、こんな楽なことはありません。

一人頭幾らという制度なら、毎年のように子供を増やすでしょう。枠一杯まで使うでしょう。一人増えたからといって、手間が単純に倍になる訳じゃないですからね。一杯作った方が得です。そんな裏技を使わなくても、結婚したい相手を見つけたら、子供を2人以上作って、分け合って同棲という形式にすればいいんです。もしくは一旦結婚してから離婚でもいい。それだけで2人とも一生遊んで暮らせますよ。

って言われるとかなり変ですよね。なんでこんな風になってしまうのでしょうか? それは簡単です。国なり社会なりが全てのコストを負担して、子育てを委任しているにも関わらず、親権者には何の責任も課せられていないからです。あからさまに非常識なこと、例えば各種虐待とかでも無い限り、子供がどのような状態になったとしても親権者の責任は道義的なもの以外一切問われないというのが現在の仕組みです。それを維持できる最大の要因は、子育てのコストは基本的に親権者が負担しているという事実にあります。そのコストの部分を丸々社会負担にしてしまったら、そりゃあ丸得って状況になりますわな。つか、こんな制度を作ったら税金を(差し引きプラスで)払ってくれる人が激減することは間違いありません。遠からずこの国は完全に破綻するでしょう。

これを回避する方法は2つ考えられます。1つは、この制度を使う親権者には一定の責任を課すという方法。何らかの基準を設けて、子育ての結果が基準に満たない場合は責任を問うという方式。ただし、言うほど簡単じゃない。そもそも基準の決め方が半端じゃなく難しい。最低限の生きているという基準だけ考えても、子供が親の目の届かないところで事故にあって死亡とか、重い病気にかかって死んだとかそういう場合の責任は誰が取るの? ってのはかなり難しい。親権者に責任がないってことになると、その後も死ぬまで生活を保証しなければならない。子供が亡くなったら即援助金打ち切りなんてことになるのであれば、子育てはリスクが大きいという状況は大して変わらなくなってしまう。キャリアを捨てて、単身で十数年も子育てしてきたのに、責任の無い不慮の事故一回で、その年から人生リスタートなんて制度じゃやってられません。最低レベルの基準でもこれですからね。ハードルを高くすればやっぱり子供なんて作るもんじゃないと結論する人は多くなるでしょう。ここで語られているのは、子育ての実際というだけではなく、想定上のリスクの問題もあるのですからね。

もう1つの方法は、前者に比べればはるかに簡単で、単純で、合理的。子供を親権者の所有物から解放して、社会の共有物にしてしまうということ。様々な問題の根元は、子供が親権者に紐付いているという事実から出てきています。だからその紐付けを切ってしまえば問題は簡単に解決します。コストを社会が全額負担しているのであれば、所有権は社会に帰属するというのはある意味当然。子育ての責任も社会全体で負担というのが正しい。同時に現在親権者が享受しているメリットも全面廃止ということになります。例えば子供に老後の面倒を見て貰うとかそういうことは出来なくなる。自分のことは自分でやりましょうという社会が完成します。で、この方式をなんというかというと、家族制度解体と言います。

現在社会の子供とか、育児とかの問題のかなり多くの部分は、既に役割を終えて破綻している家族制度を無理矢理維持しようとしていることから発生しています。財源云々の問題も家族制度が解体されれば、相続、贈与に対する課税の発想を大きく変えることが出来るでしょうから、そこから相当割合は捻出可能だと考えます。家族制度は、現在社会の諸悪の根元です。育児問題だけでなく、不平等問題にも、教育問題にも、高齢者問題にも、大きく関わっています。何故か大した理由も無く、家族制度は継続させなければならないものだという信仰が根付いていますが、僕にはその理由を全く見いだすことが出来ません。

育児問題を真面目に色々と考えてみても、結局適切な解を導き出すことは出来ません。家族制度が続く以上問題が解決することは無いってことが判るだけでしょう。
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FC2テーマ:家族 | カテゴリー:社会
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