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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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ダビング10「複雑骨折」・経産省は何をしているのか

今回の混乱は、一義的には家電業界の側に責任がある。ただ同時に、家電業界を所管しないにも関わらず、経済産業省を十分に巻き込まずに家電業界に関連するルールを決めた総務省や文化庁にも責任がある。役所の論理を知る者としてはそう言わざるを得ない。


さすがである。こうでなければエイベッ糞の取締役にはなれないんでしょう。見事なまでの責任転嫁です。俺達は悪くないぜをここまで堂々と言ってのけるという厚顔さたるや、顔はでかいが皮も厚いってことなんでしょうね。家電業界や役人に問題が全く無いとは言いませんが、まず間違いなく一番の責任というか問題は権利者側の

『我が儘』

にあります。元々家庭用録画機でコピーガードをかける段階でまず我が儘。じゃあと合理的なEPNを提示しても、それに対してもイヤイヤと我が儘。じゃあ回数制限があるんだから補償金は無しだと言ったら、それも駄目だと喚き出す始末。これだけやっておいて、「権利者側が補償金を増やせと強欲な要求をするから、ダビング10を始められない」以外の理由を付けられるというんだから驚きます。

正直様々なコンテンツを享受している側としては、あまり権利者を貶めるようなことは言いたくないんですが、この件で権利者代表と称して発言している連中に関しては、話にならないレベルで酷いです。特にエイベッ糞を初めとした、搾取を主業務とする企業の関係者には、発言権を与える必要すら感じません。しかも、こいつ言うに事欠いて、補償金が「金額が欧州のいくつかの国と比べると非常に少ない」と来ました。

えっと、欧州のどこの国で無料放送に対してダビング10が採用されているんでしょうか?

ふざけんなって感じですね。イイトコドリをここまで露骨にやる奴もそう滅多にはいませんよ。なんという都合の良い情報操作でしょうか。さすがエイベッ糞クオリティです。自分達の強欲を満足させる為にはどんな卑怯な手段でも使うというのが良く見て取れます。毎回毎回書いていますが、

本気でこいつクビにしとかないと、恥をかきますよ > 慶応
こんな記事を堂々と載せているのも赤っ恥ですよ > 日経
こんな馬鹿野郎に発言を許していると、魂胆が透け過ぎになりますよ > エイベッ糞


なんて思っていたら、ついにしびれを切らしてお上が動き出しました。

著作物利用拡大へ法改正 ネット配信向け政府方針

まぁフェアユースの考え方が現状では最も適切でしょうね。理性的に判断すれば当然こういう結論になります。自称権利者代表と称する連中の我が儘を聞きつつ話し合いを行っていたのでは、税金を無駄に使うだけだということを、やっと政治屋達も理解したっていうことでしょう。出遅れた感はあるものの、膠着した現状を打開できれば、フクダも一つくらいは仕事らしい仕事をしたなと言われることになるでしょう。

話し合いは結構なことですが、みんながみんな同じ権限を有していたのでは決まるものも決まらない。結果誰も満足できないような使えもしない方式が採用されるのがオチってことを今回は顕著に表したと思います。権利者の生活や仕事を守るというのは当然必要ですが、それを著作権という形にしなければならない訳じゃない。著作権を云々することが、既に社会上無理が来ている以上、他の手段を考えるという方向に流れるべきだ。勿論中間の搾取企業などどうなろうと知った事じゃない。そこをはっきりさせないから、松本某みたいに孫の代まで著作権料を払い続けろとか寝言を言い出す奴が出てきたりする。

意見を聞くべき相手と、その重み付けを考えない限りきちんとした結論が出ることなど到底無いでしょう。それらをどう選択するかは役人ではなくて政治家が決定することであり、その決定によって次の選挙の結果が変わるというのが正しい民主的運用でしょう。重み付け無しでの話し合いなど無謀だし、役人ごときが重み付けを決定するのも越権行為です。これまでそういうちゃんとした仕事を政治屋がやってこなかったというのが大きな問題だと思うんですが、もしこのフェアユースが通れば、一応成果と言えるでしょう。

ただし、実装の段階で役人に任せてしまって、結果ボロボロってんじゃ意味無しですけどね。
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