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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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「ダビング10を人質にしてはいない」。権利者団体会見?「“あるメーカー”と経産省が、ちゃぶ台返し」

勿論論外のトンデモ主張です。つか、椎名某がまともなこと言ってるのみたことないんですがね。自分達にとって都合の良さそうな結論になりかけていたところに、真っ当なクレームが付いたからといって文句を言われる筋合いはありません。長い時間をかけていようが、糞な結論は糞だし、1時間で決まったものでも良い結論は良い訳です。

懸念事項という内容が陳腐なのも大きな原因ですが、DVDやCDに変わってHDDが主流になったとして、HDDにある内はあくまでも一時的な保存場所でしかないということを彼らは判っていない。基本的に譲渡が不可能な形態であるということが重要。その辺りはビデオなのか音楽なのかによっても相当変わってくるけれど、ダビング10について言うなら、当然ビデオということになるでしょう。であれば、HDDはDVDの代わりにはなり得ない。あくまでも取り外し可能で、かつ汎用性が高く、そのメディアを持ち込めばどんな機械でも再生可能という状態にならない限り、補償金の必要は感じない。現在でもその対象はDVD(青やHDを含む)ないしは、テープであるのだから、HDDに補償金をかけるのはあからさまに二重取りということになる。

椎名某の物言いは音楽とビデオを都合良くミックスしている。デジタル音楽プレイヤーに補償金をかけるのと、HDDビデオレコーターに補償金をかけるのでは意味合いが全く異なる。じゃあ音楽プレイヤーになら補償金をかけていいのかというと、そういうことにもならない。何故なら、そのソースがCDなり、ネット販売なりであるならば、既にその料金は支払い済みであるのだから。あくまでもカジュアルな複製が可能で、ばらまかれる可能性があるという範囲において、補償が必要になるだけで、購入した当人が再生するのにまた金を払わなければならないとは感じない。そんなにコピーされるのが嫌なら、即刻CDの販売を終了して、ネット販売とSACDのみの販売に移行すればいい。そういう自分達にとって都合の悪いことは拒絶しておいて、ありもしない権利を振りかざすのは見苦しい。

コピーワンスの問題がムーブの失敗だなどと主張するから、そんなのは技術的な問題だと揚げ足を取られる。そうじゃなくて、そもそも無料放送にコピーワンスをかけていること自体が異常なことであるというのが正しい。ただ、それだとカジュアルコピーの危険性があまりにも高いということで、回数制限付きのコピーを2世代、あるいは3世代を許すなり、外に持ち出すことを制限したEPNでのコントロールが適切なはずなのに、それに理解を示さなかったのは今文句を付けている連中だろう。

無償コンテンツが発生したからといって、補償金で金を徴収することが正当化されるというのもトンデモな話だ。だったら、無償にせずにしっかりと有償にすればいい。表面上無償という形式を取ることで、自分達の商品の価値だけを高めようという浅ましい考えが透けて見えます。

またカスラックが録音する料金はCDなりには含まれていないと主張している。だったら含んだ値段で売ってみればいい。その時にどの位音楽が売れるか身を以て知ればいい。売れなければ値下げせざるを得なくなる可能性が高く、結果的に内訳が変わるだけで、同じ値段で録音権が含まれてますという商品が出来上がるということになるんじゃないかという気がします。それをせずに補償金という見えない形での徴収に拘っているというところがカスラックがカスであることの所以でしょう。

更におまけで、現行のHDDレコーダーの使い方がタイムシフトになっているのは、そうせざるを得ないから、あるいはそれ以外に使えないからという数字が含まれているということを判っていない。無料放送に過度なDRMがかかっている段階でタイムシフト以外の使い方が出来ない状態になっている。だからアナログ放送をわざわざ録画しているという人は僕も含めて少なくないはず。逆に言えばDRMがかけられている以上、補償金などは一切不要というのが正しい。つまり、JEITAの主張の方が当然理にかなっている。

ここに名を連ねている連中は、消費者、クリエイター、文化の全てに対する敵だと考えて良い。はっきり言って揚げ足を取る事だけしかできない、金と権利の亡者だ。カスラックを初めとする搾取団体は死活問題なので、無様にあがくのは仕方ないことかもしれないけれど、その笛の音で踊らされている椎名某を初めとする一部の権利者が本当にみっともない。自分の作品を汚すこととイコールなので、せめてノーコメント止まりにしていて欲しいものです。こんな間抜けが作った作品を喜んでいたのかと思って、情けなくなっていると言う人も少なからず居ることでしょう。
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