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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

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少年サンデーは漫画界の船場吉兆のような体たらくだな


結論から言うと、編集部の配慮が足りなかったという感じは確かにするものの、仕方ないかもなぁという部分も感じるというところでしょうか。週刊少年誌なんてどこも似たり寄ったりなんじゃ無いかという気がして、サンデー編集部だけが格段に悪いというには根拠が足りないという気がします。

普通に考えてあれだけの量の漫画を毎週生産し続けるという事自体がある意味驚異的で、しかもそれを何十年も継続しているというのは素直に驚きます。ここで問題になるのは、漫画家の能力や性格というのはそれぞれバラバラであるということでしょう。だから、対応は非常に難しい。しかも、編集者の方は言ってしまえば大企業のサラリーマンな訳で、ここで見ているだけでも大企業病の傾向が見られるなという気がします。

サンデーに限らず、他誌でもそうですが、雑誌にはあからさまなカラーと言うものが存在し、そういう雑誌に描く以上は、自分が描きたいものを必ずしも描けないというのは了承済みと考えるべきでしょう。編集としては、作家を守る事も大事ですが、それ以上に雑誌を守る事の方がはるかに重要な要件な訳です。その代償として、他のジャンルの雑誌に比較すれば、大きな知名度や、売り上げを期待することが出来る。メジャー誌に描くということは、ある種のマシーンであることを強要される。これは十分想定可能であると思います。

また彼らには彼らのプライドというものがあるんでしょう。それは見方によっては無意味なプライドと取れるかも知れませんが、別の方向から見れば、その位のプライドを持てなければメジャー誌を維持することは出来ないのではないかとも取れます。勿論、それらの選択の結果として数字がでなければ責任を追及されることになるのは当然でしょう。個々の作家の言いようにというのは、風まかせと同じ意味になるんじゃないかという気はします。

なので今回の問題は起こるべくして起こったという気がしないでもないですが、それでも結果として編集部に問題が帰すだろうなと考えるのは、そういうお家事情を気付かせないような作家コントロールをすることこそが彼らの業務の一つだろうと思うからです。誰だって気持ちよく仕事をした方が効率が上がるのは確かですし、ましてやクリエイティブな内容なら益々です。そこをイヤイヤやっていたのでは実力通りのものは出来上がらないでしょう。編集者の仕事は、中と外の調整を行うことであり、はっきり言ってそれが出来ていないという印象は確かに受ける。サラリーマンになっていて、組織の権威でモノを言ってるなと感じるし、上の意向をマンマスルーしているという感じもする。自分で咀嚼するということが出来ていないからこうなるんだろうなと思います。

それで、人気作家に逃げられ挙げ句内情を暴露されているのだから、どうしようもありません。しかも上層部に到るまでその根性が染みついているんじゃないかと思われる記述も散見されます。結局、ン十年という歳月がこういう組織を作り上げたんだろうなという気がします。相応の修正が必要でしょう。とは言え、作家側もメジャー誌とはそういうものだという認識が今より必要なんじゃないかという気がします。はっきり言って巨大組織が求めているものは精密なマシーンであり、それ以上でもそれ以下でもありません。それは漫画業界で無くても同じ。それに耐えられる人間だけが残留するので、益々その傾向は強くなるという効果も付きます。

今回発覚した内容なんてものは、ここ数年で始まった事ではないでしょう。結局のところそういう状態でも雑誌は発行され続けてきたし、相応の人気と部数を獲得してきているというのが実情です。1本や2本のヒット作を持つ作家に比べたら、明らかに組織としての実績は圧倒的に凌駕しています。その結果が生んだ怠慢ってことなのかもしれないなという気がします。
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