結局魔法は道具に過ぎない。とりあえず、今回の話だけを見ればそういう結論なんだけれど、毎回この手のおせっかいが正解という訳ではないというエピソードも来るような気がする。このモチーフは確か前作でもあったような気がします。今作ではやや時代が進んだのか、魔法自体がより具体的かつ強力になっているように思えます。研修生の段階で鍵を開けるのは難しくないとか言えてしまっている訳ですから、魔法の存在の日常性が増しているように感じます。
そんな世界観の中で魔法とは何かと問うのが作品の一つの方向性であるんじゃないかという気がします。ただし、その場合世界観の中でのスタンダードな魔法の捉え方というのを見ている側に理解させられないと、問いそのもののが成立しなくなります。が、それは言うほど簡単じゃないでしょう。何故なら現実世界には魔法などは存在しておらず、魔法という存在そのものがファンタジーの主要因として機能しているからです。
その分丁寧に世界観を描いているという印象は今回にもありました。けれどまだ十分とは言えない段階で、それはまだ話数的に当然なのですが、同時にキャラに対する表現も付けていかければならず、しかもそれなりの数のキャラを用意してしまったので、結構面倒です。情報量を上げる以外に手はないんですが、カラーとしてどうしてもスローテンポになってしまうので、密度を上げる必要が出てきます。
今回はまぁそこそこだったなと言う気がします。けれど、これを続けていくというのは結構シンドイでしょう。頑張って欲しいです。
そんな世界観の中で魔法とは何かと問うのが作品の一つの方向性であるんじゃないかという気がします。ただし、その場合世界観の中でのスタンダードな魔法の捉え方というのを見ている側に理解させられないと、問いそのもののが成立しなくなります。が、それは言うほど簡単じゃないでしょう。何故なら現実世界には魔法などは存在しておらず、魔法という存在そのものがファンタジーの主要因として機能しているからです。
その分丁寧に世界観を描いているという印象は今回にもありました。けれどまだ十分とは言えない段階で、それはまだ話数的に当然なのですが、同時にキャラに対する表現も付けていかければならず、しかもそれなりの数のキャラを用意してしまったので、結構面倒です。情報量を上げる以外に手はないんですが、カラーとしてどうしてもスローテンポになってしまうので、密度を上げる必要が出てきます。
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