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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

英数字が5割以上のコメント、TBは投稿制限しています。またスパムと判断されるものは問答無用で削除します。
えー、それはないよぉぉ。これが見終わって初っぱなの感想。どう考えても納得できないラストに思えます。この最終回は、完全に神楽が黄泉の後をたどる回になっていました。例えば、自分の怒りにまかせて相手を殺そうとするというシーン。またこれまで、切る事ができなかった元人の怨霊達を躊躇無く殺せるようになっていく様にいたるまで、完全に黄泉が落ちていった後を神楽は追っています。

にも関わらず、黄泉は殺され、神楽は生き延び、あろうことか彼氏を作ってのうのうとしているというのでは話の整合性が取れません。もし、あのラストで行くなら神楽はストイックなまでに対魔師になっていました。という結論になるべきで、それ以外の2年後はどう見ても異常に見えます。勿論、黄泉の願いというのが何らかの形で影響を与えているという可能性は考えられなくもないですが、明示的にそういう表現が為されていない以上、それを想定するのもまた不自然です。

また、3話移行の話というのは、原則的に黄泉視点で描かれていました。であるならば、ラストも黄泉の思いがどうなったかという結末で締めくくられるべきでしょう。黄泉の願いが神楽を守る事であるという振りは判ったとしても、あの状態で黄泉が神楽に殺されることは、本当に刹那的な意味でしか彼女を守る事にはなりません。そんな陳腐な結論を出すために延々とあれだけの前振りをしてきたのかと思うと、バランスが悪すぎます。

紀之にしても、なんだかんだで占いをしている位お気楽に生きているというのもちょっと始末が悪い気がします。全体として尻つぼみになってしまった感が強いです。やっぱり話的に1クールで纏めるのは難しい内容だったように思えます。その証拠に青い蝶の僕は、これからだと言って去りました。あり得るとしたら、これもまた続きが用意されているというオチでしょうか。

黄泉は実はまだ死んでは居ない。神楽は実は普通の状態ではない。というところから続きがあるのであれば話は通じない事もない。ただ、それを続編という形式にする位なら、最初から2クールなりの構成で話を作って欲しかったというのはあります。もし、善意的に理解するのであれば、これは神楽が自立するまでのエピソードであるという事も出来ますが、だとすれば、3話からの描き方にやはり問題があるように感じられます。

神楽が黄泉を殺して終わるというのは、最も単純かつショッキングな終わり方ではありますが、話の展開的にそれでは基本的に片付かないだろうという風になっていただけに終わり方に期待していたのですが、肩すかしを食らった格好になりました。勿論綺麗事だけでは済まされないというのが現実なので、いつまでも夢見るお姫様では居られないというのは判るんですが、残念ながらその結論に説得力を持たせるまでには至らなかったという感じがします。

もう少し唸るような結論がだされると思っていたんですが、残念でなりません。
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コメント
この記事へのコメント
>>神楽はストイックなまでに対魔師
あの彼氏にあうまではそうでしたよ
2008/12/23(火) 05:29 | URL | cibyo #SFo5/nok[ 編集]
まぁ、原作ありきの過去話ですからね~。
紀之と黄泉の絡みとか、神楽の成長、青い蝶の僕も一応漫画の方で片がついてます。
・・・中途半端に原作に忠実に作ってたから、結構矛盾しまくりなんですけどね。
2008/12/23(火) 13:30 | URL | ripi #rbZg0pm6[ 編集]
例え原作に描かれていたとしても、アニメ作品として表現がされていなければ無いのと同じです。ましてや2年後の描写がされている訳ですから、現段階においては不条理であると結論付けるしかないでしょう。

けれど、二つのコメントを頂いて、やっぱり続編を作ることを強く意識しているんじゃないかという疑いが強くなりました。その結果今作がこういう結果になったとするなら、やっぱり失敗作と判断せざるを得ないでしょう。
2008/12/23(火) 20:15 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
続編作っちゃうと、あんな死に方した黄泉が極悪人になって暴れまくっちゃうから多分ないですよ。
原作にもつなげたいし、アニメはアニメで綺麗に終わらせたいと二兎を追った結果めちゃくちゃになった感じですね。
2008/12/23(火) 22:51 | URL | haru #-[ 編集]
なるほど… 原作ってそういう方向に行ってるんですか。それは確かにアニメ2期に繋ぎづらい部分はありますね。けど、逆に取れば、今回の神楽の行動つまり、今シリーズの結末そのものが間違いであったという解釈をすればその状況からスタートする話を作る事自体は可能でしょうね。

その場合、今作の間違いをただすための話という事になります。ただ、続編がそうなってしまうという事になると、今作は駄目でしたというか、視聴者を騙しましたと告白することになるでしょう。結局の処、今作が失敗であったという事実は覆りません。やはり2クール、もしくは間を開けずに続編という構成でない限り何を言っても言い訳にしかならないって事でしょうね。
2008/12/24(水) 02:02 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
あくまで、メディアミックス作品なので、オリジナルアニメと同じ観点で評価、
というのは厳しすぎるかな、と感じます。
つまり、原作未読の人への興味を喚起するに十分なクオリティと幕引きであった事、
原作で断片的に出ていた黄泉との過去(や紀之が道化る理由)に対する解答が
原作既読の人に示せていた事、などからすれば、原作レ○プが多い昨今、
零の名に恥じない十分に原作を生かした、完成度の高い作品であったと思うのですが...
2008/12/24(水) 04:06 | URL | DT #q1cvaNjE[ 編集]
というか、個人でどういう感想を持とうとそれは構わないのですが、ちょっと巡回すれば分かるように多くの人は高い評価を出してる作品です。
「自分は納得いかなかった」というのはともかく、主観のみで声高に駄目出ししてもあまり賛同は得られないのでは?
無論、周囲の意見に迎合する必要もないのですけど。
この場合、単に合わなかったに過ぎません。
2008/12/24(水) 04:44 | URL | #-[ 編集]
サブタイが「愛するものを、愛を信じて殺せるか」ですから、
神楽が黄泉を殺す話であるのは、最初から提示されていました。
神楽は黄泉の後追いなのですが、最後の最後、その二人の思いゆえに別の終着に至った、そう思います。
2008/12/24(水) 08:13 | URL | #-[ 編集]
原作付きであるから原作無しと同様に評価するのは厳しいとは全く思いませんし、他人がどんな評価をしてようが僕には全く関係ありません。そもそも他の人の評価はほとんど見ていませんし。

世の中的な評価が良かったからどうこうなんて言うなら、自分の感想を書くサイトを持つ必要性も無いですね。別にあなたに賛同してもらいたくてやっている訳じゃないので、どう思うが全く構いませんが。

ちなみに、この結論が「愛ゆえの」結論と解釈してしまうと、結局陳腐な形式がなされたということになりますから、論外な作品となります。それこそ貶める結果になるでしょうね。僕としては最大限善意的に解釈しているつもりなんですけどね。
2008/12/24(水) 11:06 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
陳腐であれば論外というのは同意できません。
うがった見方で推測し期待が外れた、それだけです。
2008/12/24(水) 12:13 | URL | #-[ 編集]
形式化は論外であるというのは、僕の考え方なので同意して頂かなくても結構ですよ。ただし、うがった見方だとは思っていません。原作抜きで普通に見ていれば当然想定されるだろうことを書いているつもりですから。

どうも、原作の前段階の話であり、原作が鬱スタートのようなので、救われない状態に収束すること事態は避けられなかったようですが、だとすれば、違った描き方をするべきだったんじゃないと思っています。
2008/12/24(水) 12:20 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
もし差し支えないようでしたら、Kazu様が理想とした、
陳腐とも論外とも感じなかったであろう結末を語って頂けないでしょうか。

理に適ったもの、共感をえられるものであれば、
もしかしたら見ているかも知れないスタッフ達の、肥やしになるかもしれませんし、
Kazu様が見て楽しい作品が増える可能性も増すのでは、と思うのです。

2ch的な”代案無しの言い放し”が自分のスタイルだと
言われるのであれば終わりなのですけども...
2008/12/24(水) 16:31 | URL | DT #q1cvaNjE[ 編集]
別エントリーに代案というか、どこが不合理だと思っているかを書き出したものを上げましたので、参照してみてください。
2008/12/24(水) 20:03 | URL | Kazu'S #RK6wHsAg[ 編集]
あの後神楽がこの事件をずっと引きずってストイックに生きるってのも物語的でありだとは思いますが
そこは人間ですからね、時は人を変えます、いろんな意味で
個人的には神楽が運命を受け入れつつ前向きに生きている姿に救われましたし、それが黄泉の願いだったのではと思います。
2009/03/25(水) 03:31 | URL | 通りすがりですが #-[ 編集]
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2008/12/24(水) 00:53:29 | Ηаpу☆Μаtё