祐巳ちゃんが思い悩む回。舞台が新年会なので、鬱々な感じはあまり感じられないというのがマリみての旨いところでしょう。今回は瞳子ちゃん関係に焦点を完全に絞っているようで、そうである以上ここら辺の盛り上がりは絶対的に必要な部分。その点はきちんと抑えられて作られていると思います。
この段階での瞳子ちゃんは何を考えているのかよく判らないというのは正解だと思うのですが、家出のエピソードを軽めに流してしまった為に、彼女の行動の意味深な部分が若干スポイルされているように感じられます。その分意味不明度は強くなっていて、乃梨子ちゃんがフォローを入れていましたが、ちょっと混迷の度合いが強すぎるかなという感触はあります。
その分、祐巳の判断というのがとても強調される結果になっていて、姉になるという事の意味というか、祐巳ちゃんが姉として成長しているという感覚を強く感じます。マリア様がみてるという作品の主旨として、祐巳視点で描かれている以上、それは重要なポイントで、最終的には祐巳ちゃんの変化というのが作品全体に落ちる形になるのが正しいと思います。そう考えると、なんだかんだ言いつつもツボはきっちり抑えているよなぁと感心してしまいます。
この段階での瞳子ちゃんは何を考えているのかよく判らないというのは正解だと思うのですが、家出のエピソードを軽めに流してしまった為に、彼女の行動の意味深な部分が若干スポイルされているように感じられます。その分意味不明度は強くなっていて、乃梨子ちゃんがフォローを入れていましたが、ちょっと混迷の度合いが強すぎるかなという感触はあります。
その分、祐巳の判断というのがとても強調される結果になっていて、姉になるという事の意味というか、祐巳ちゃんが姉として成長しているという感覚を強く感じます。マリア様がみてるという作品の主旨として、祐巳視点で描かれている以上、それは重要なポイントで、最終的には祐巳ちゃんの変化というのが作品全体に落ちる形になるのが正しいと思います。そう考えると、なんだかんだ言いつつもツボはきっちり抑えているよなぁと感心してしまいます。
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