MNPへ向けた怒濤の12機種、au 2006年秋冬モデル
どうしても端末の方向性や位置付けが少なからず似ていたり、ユーザーが各機種の違いがうまく伝わらない
少なからず似ているというより、少ない違いしかないと言った方が正確な気がします。基本的に一番の注目は全部入りのW43Hなんだろうけど、これがW41Hの二番煎じ以外の何者でもないというのが致命的。僅かな機能アップとサイズ縮小が行われただけ。音楽に関しては携帯電話、特にauではどうにもならないというのを恐らくW42Sが証明してしまった。よってこれ以上どんなに機能を足しても魅力にはならない。音楽で行きたいなら、まずはLISMOを止めてくれ。
W47Tでの新サービスにテレビ電話という発想がそもそも貧困。DoCoMoユーザーが何年も使ってないようなサービスを今更開始して、しかも馬鹿高い通話料がかかるとなれば誰が使うの? デザイン端末のデザインが気に入ったとして、そっちを選ぶとFeliCaが使えないってのも酷い話。
一方、新ラインアップの投入に合わせ、新しいサービスも開始される。基本的に、MNP移行時に他事業者で利用していたサービスがauでも受けられるようにすることが目的
ってことなんだから目新しいものが何もないのはある意味当然か。せめてもう少し安いとか新しい提案があるとかじゃないと、全く嬉しくない。よくぞここまで独りよがりの事ばかりできるものだと感心するほどです。
小型のワンセグが欲しいという人にはW43SAは悪くないかもしれないけど、ワンセグ以外は全く特徴がない。W43CAなんて更になんの特徴もない。W43Kはセンサーが唯一の独自性だけど、この手が使い易かった試しは過去に一度もない。W41SHに至っては、外部素材だけ。W43Sは背面LEDが売りなんだろうけど、結局見た目だけ。残りは機能的に不満が残る。
大体W43H以外全部折りたたみって段階で終わってる気がします。まぁ2軸よりはマシですけど。確かに今となっては驚くような端末を作るのは難しいのかもしれませんが、それでも、もう少しバリエーションってものを持って欲しいです。
多くの人達はこのラインナップを見て魅力的だと感じるんだろうか? 個人的には絶望を感じましたが。意気込みは感じられたかも知れませんが、完全に空回っているだけに始末が悪い。意気込みがないならやる気を出せば出来るだろうけど、勘違いしているとなると、それを修正するのは思った以上にシンドイんじゃないか? という気がしてなりません。実際夏モデルの駄目っぷりからほとんど進歩していませんからね。
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追記
ついにドコモの正面に立ったau
そういうことなんでしょうね。でも、それをやるとやっぱり玉砕って可能性が高い気がするのと、主軸をそうするにしても、隠し球を1つ、2つ用意することが何故出来ないのかというのがあります。all or nothingの選択肢しか見つけられなかったというところにauの弱さを感じます。
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