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Kazu'Sが感じたことを遠慮無しに書き込む為のBlog。気分が悪くなっても知りません(笑) 自己責任で。 基本アニメレビュー。「シムーン」「RED GARDEN」。最近はひたぎ蕩れでミナ蕩れです。

英数字が5割以上のコメント、TBは投稿制限しています。またスパムと判断されるものは問答無用で削除します。
しっかりマイペースを維持。遅いと感じますが、これがこの作品らしいと感じさせるところまで持って行ったのは粘り勝ちです。そして、見ていて思うのは二つ。これは最初からずーっと継続して思うことで、意識しているのかしていないのかは知りませんが、要するにそういうことだよね。って感じさせてしまうものだったりします。

一つ目は、つまり美人だったら何でもアリってことだよね。ってこと。貞子は結局のところ美人なんですよね。つか、あれで本当に目も当てられないような容姿だったら、あぁはならないってことは明白。そもそも怖がられるってのはある種の美しさが必要で、彼女はそれをクリアしているというのは前提条件になってる。その美しさを発見してくれる男達という描き方をしているけど、その辺りは少女漫画的なファンタジーになってしまっている。作品として客観視点で見ると、そもそも貞子があそこまでの性格になっているのが異常って気がしてしまう。

二番目は普通じゃない価値観は結局認められないし、幸せを求める為には迎合が必要。ってこと。貞子の純朴さは失われていないし、そもそも彼女自身が普通に憧れている訳だけど、逆に達観してしまっていてはこの話は成立しない。あたかも染まっていくこと、彼女が徐々に普通に変わっていくということが幸福であるという描き方が暗にされています。それは事実ではあるんだけど、ここまで露骨にやられると悲しいものがあります。

なんだかんだできちんとかけているからそこに描かれているものについて考える余地が出来ます。単なる恋愛モノというだけでなく少し膨らませているところがこの作品の魅力だったりしますね。
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「忘れて」は重いな。かなり重い。一歩踏み出したと思ったら、二歩後退してしまった彼の苦悩。
2011/01/29(土) 23:34:25 | 所詮、すべては戯言なんだよ
爽やかな風早(*´ω`*)
2011/01/29(土) 17:04:41 | てるてる天使