タイのクーデターと民主主義
仰る通りです。そして、さじ加減が難しいというのもその通り。
と書かれていますが、最後では韓国の民主主義を否定しています。韓国のことはよく知らないのですが、それほどに教育レベルが低いのでしょうか?
「(B) 個々人(少数者)の幸福を尊重 」というのは福祉国家の考え方を指しているんでしょうか? ここで言われる少数者がどのような定義で用いられているのか興味が湧きます。少数者の範囲が異様に偏っている事しか無く、本質的に少数意見者の幸せを尊重してくれる民主国家を僕は見たことも、聞いたこともありません。
例えば、身障者や低所得者に対しての福祉政策は選択されています。それは、全ての人間が明日は我が身の可能性を秘めるからで、つまりは保険です。また、弱者に対する救済は精神的な優越感、満足感を得るのにも役に立ちます。多数の人間がそう考えるからその政策は取られる訳で、それはすなわち最大多数の幸福を目指しているに過ぎません。
功利主義の優先度が定常的に下げられることは、まず無いでしょう。あくまでも功利主義的な優位度を揺るがさない範囲で少数者の意見も多少は受け入れるといった程度でしょうか。
ただ、僕に言わせれば日本やアメリカでも正直どうよ? って気がしています(他の国はそれ程詳しくないので割愛)。日本の場合、教育レベルという点は、大卒の率などを見る限りでは高いです。しかし、そういう問題では無いということです。教育レベルというよりも、民度の問題と言った方がいいでしょう。
どんなに(日本的な)高等教育を受けていたとしても、国民の民度、文化レベルが低ければ、民主制など上手く機能するはずはありません。そして、日米の国民はそれほどの民度を獲得しているとは僕には残念ながら思えません。
ちなみに、
「自分で選んだんだから諦めろ。さもなくば次まともな人間を選べ」
が民主制のメリットだ、というコメントが付いています。
その通りですが、正確を期すなら、これは前にも書きましたが、
結局誰も責任を取ることがなく、
まともな意見も少数であるというだけの理由で虐げられ、
でも全員が選択の帰結とやらを強要させられる。
これが(低レベルな)民主制です。
「愚民は自ら苦境に立たないと自分が愚かであることを認識せず」
なので、分散責任になる民主制では、
末期的な状態になるまで主権者が悪い状態を認識すらできない。
ということになります。てか某極東国では順調にそれが進行中です。
仰る通りです。そして、さじ加減が難しいというのもその通り。
現代の欧米や日本などの先進諸国は、民主主義を選択する方がベターでしょう。もちろん、それでも多くの問題や副作用はあるわけですが。
と書かれていますが、最後では韓国の民主主義を否定しています。韓国のことはよく知らないのですが、それほどに教育レベルが低いのでしょうか?
「(B) 個々人(少数者)の幸福を尊重 」というのは福祉国家の考え方を指しているんでしょうか? ここで言われる少数者がどのような定義で用いられているのか興味が湧きます。少数者の範囲が異様に偏っている事しか無く、本質的に少数意見者の幸せを尊重してくれる民主国家を僕は見たことも、聞いたこともありません。
例えば、身障者や低所得者に対しての福祉政策は選択されています。それは、全ての人間が明日は我が身の可能性を秘めるからで、つまりは保険です。また、弱者に対する救済は精神的な優越感、満足感を得るのにも役に立ちます。多数の人間がそう考えるからその政策は取られる訳で、それはすなわち最大多数の幸福を目指しているに過ぎません。
功利主義の優先度が定常的に下げられることは、まず無いでしょう。あくまでも功利主義的な優位度を揺るがさない範囲で少数者の意見も多少は受け入れるといった程度でしょうか。
ただ、僕に言わせれば日本やアメリカでも正直どうよ? って気がしています(他の国はそれ程詳しくないので割愛)。日本の場合、教育レベルという点は、大卒の率などを見る限りでは高いです。しかし、そういう問題では無いということです。教育レベルというよりも、民度の問題と言った方がいいでしょう。
どんなに(日本的な)高等教育を受けていたとしても、国民の民度、文化レベルが低ければ、民主制など上手く機能するはずはありません。そして、日米の国民はそれほどの民度を獲得しているとは僕には残念ながら思えません。
ちなみに、
「自分で選んだんだから諦めろ。さもなくば次まともな人間を選べ」
が民主制のメリットだ、というコメントが付いています。
その通りですが、正確を期すなら、これは前にも書きましたが、
結局誰も責任を取ることがなく、
まともな意見も少数であるというだけの理由で虐げられ、
でも全員が選択の帰結とやらを強要させられる。
これが(低レベルな)民主制です。
「愚民は自ら苦境に立たないと自分が愚かであることを認識せず」
なので、分散責任になる民主制では、
末期的な状態になるまで主権者が悪い状態を認識すらできない。
ということになります。てか某極東国では順調にそれが進行中です。
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